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綱渡りの日々

 介護と療養のフォローをしていると時にどうしたらいいのかという場面に当たる。

 今日は療養フォロー中の息子の所に来ていたら、デイサービスから連絡が来た。
 ちょうど車で移動中だったので、気づかずにいたが、息子の所に着いてしばらくして気づく。
 まず頭に浮かんだのは、以前と同じく、「熱発したので迎えに来て下さい。」という言葉。 
 移動に1時間半程かかる。
 まだ息子のケアをしたい。
 今日は私は泊まる予定。

 諸々、頭に浮かぶ。

 けれど、連絡を返さねばならず、あれこれパターンを考えつつ、電話する。

 やはり、熱発とのこと。

 以前も同じパターンで息子の所に来てすぐにとんぼ返りとなった。
 今回も同じ目にあいそうであったが、正直にまだ用事が済んでいないことを伝える。
 迎えに行けるが、デイサービスの開いている時間ぎりぎりになると言うことを話すと、「送りの車に乗せてくれる。」とのこと。家で様子を看てあげてくれと言われた。

 ありがたく送りのお願いする。

 息子の所に夫と来ていたので、夫が帰りに私の実家に寄り、様子を看てくれるとの事。

 夫に解熱剤の置いてある場所を伝える。

 息子の所を出て、2時間過ぎに夫から連絡があり、熱も37度台になっているとのことで、解熱剤は使用せずに水分補給を促してくれとお願いする。

 こうして、今回の難も超えることが出来た。

 全く綱渡りの日々だ。

 そして、感謝を忘れず過ごしていこうと思う。

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