見出し画像

深夜のアラザル12号編集会議(という名の雑談回)

【2018年11月17日(土) 午前12時42分】

山下望 えーと本日は次号予告を兼ねた回ということで、堤さんは先月の劇団態変の『ニライカナイ』のアフタートークで作・演出の金滿里さんと話したのをきっかけに、2年前の相模原の事件に改めて「徹底抗戦」の姿勢で向き合わねばならないことになったと。
    それは今号の会議段階から提出されている「障害者芸術についての長文批評」という方向性とも絡んでくると思うのですが、残念ながら私山下は11月3日に高円寺で行われたその演劇は見られなかったわけですが、そこで『ニライカナイ』がどういう公演だったか要点を紹介してくれるかな?
堤拓哉 『ニライカナイ』は2017年に大阪で初演があり、劇団態変が相模原事件に対する怒りと悲しみに端を発して作った作品になります。
    しかし、本作の魅力及び主宰者が放つメッセージは、事件の本質には及んでいないと僕は考えます。そしてその本質は、そもそも数多の論者による論考のどこにも出てきていなかったのです。
山下 「障碍者施設と沖縄の原生林」が劇中の舞台になっていて、出演者のパフォーマンスも障碍者の身体を前面に出している、にも関わらず堤さんとしては引っかかる部分があったと。
 はい、大きな引っかかりがありますね。
  眠くてなってきました……汗
山下 うーん、議論が核心に迫りつつあるのに申し訳ありませんが、どうやら帰ってからまだ何も食べてない状態でこの時間帯に対談を遂行するのが無理があったことにようやく今気づいた……。
 まず、彼らは、所詮 身体障害者なんです。相模原事件で殺されたのは、知的障害者なんです。この時点で、代弁的な表現及びメッセージには限界がありました。
  では、普遍的な表現及びメッセージが展開されていたかというと、そこに大きな溝があるように思われました。。。
山下 その点、当日のアフタートークでは金氏には聞けたんでしょうか?
 いやー、それが、当日はそこまで考えがまとまっていなくて、上手く聞けなかったんですよー。
  だから、アフター アフタートーク的に、文章を書くなりするのが、僕の直近の宿題になったわけです。それは壇上で約束しました。
  すみません、ご飯食べれていないところ。。。
  続きは、僕は明日の昼間か明後日の夜なら空いてますが……?
山下 なるほどでは『ニライカナイ』を観て考えたこと(舞台上で表現されていたことの限界)を踏まえてアラザル12号の論考に書く予定なわけですね、
 はい、その予定です!
山下 どうやら今日はもう参加者が集まらないようなので、わざわざ呼び出した挙句に本当にすまないのですが、堤さんが先ほど送ってくれた回答の方式でのアンケートに切り替えるという案はどうでしょうか……。
 僕は全然オッケーです~!
山下 ありがとうございます、じゃあここまで明るみになった『ニライカナイ』に関する問題はアンケートに追記しておいていただいてもよいでしょうか、また明日仕切り直して募集します。
 はーい!
山下 遅くまでお付き合いいただきありがとう、お休みなさい〜
 こちらこそありがとうございました~、おやすみなさい!

【2018年11月23日(金) 午後23時01分】

安東三 Skypeにめえええっちゃ未読溜まっとった!
    もう全然読んでないんだけど、カーソル動かしまくってもまだ出てきよった。西田さんも23:30ということなんで、一瞬でコンビニ行ってあったかくなるもん買ってきます。
西田博至 ういーーーーーーー
安東 あらーこんぼんわー
西田 コンビニ行けた? わんばんこー
安東 おかげさまで助六寿司こうてこれましてん
西田 寿司か。最高やね。
安東 寒いからカップラーメン食べようかと思ったけど、歩いたらあったかくなったんで、大好きな助六にしましたw
西田 子鉄は元気にしてる?
安東 あーもうおかげさんで、毎朝宿題いっしょにやっとりますー
西田 最高やんけ。あんちゃんは最近どうしてるん?
安東 わたくしほとんど家にいて、ライターとかの仕事しながら家事手伝いですw
西田 そうなんやーーーーーー
安東 つっても、娘も来年から幼稚園入るし、だんだん遊んでくれなくなるんで、そろそろ稼ぐ方向にシフトしてきてます。
西田 あんちゃんは若いのに、ほんとえらいなあ。。。。。。。
安東 いやいや、稼ぐ仕事よりも、家事とかの方が完全に向いてますね…西田さんは最近どないでしょうか?
西田 先日さ、諸根くんとあんちゃんが、さくらんぼ計算?かなんかの話をしてるTLのすぐ上が俺でさ、だーすーわいかーとか書いててさ、なんだろうな、この落差、とか思った笑
安東 いや、かわんないですよ。だーすーわいかーをどう維持できるか、みたいな話ですので。
西田 おれ、うちの猫はいつか死ぬんだぞっていうのと、だーすーもいつかはSKE卒業するんだぞ、っていうふたつをじぶんに言い聞かせてる。
安東 死と卒業がイコールで結ばれる世界!
西田 ああああっ、ひどいぞ、おれ。
安東 まあ、尾崎も「卒業」にいろんな意味こめてたしなー
西田 SKE卒業したら嫌いになるとかそういうのじゃないんだけどな……まだアイドルの卒業に直面したことがないので判らん……(白華)れみ様のご卒業(宝塚退団)は、うーーん、ちょっと違うのか、違わないのか、判らん……
諸根陽介 西田さんのその状況を、幸福と呼びたいですね。
安東 あ! こんばんわ!
西田 PKDがやってきたぞ!さてはパーマー・エルドリッチだな!
諸根 何かを失うことを恐れることが、自分にとっての幸福の定義なので。
安東 せやんなあ
西田 欠落への怖れとしての充実かあ。
安東 まあでも、不安ってのは割と自分の自由を自覚させるもんですけどね。
諸根 失いたくない何かがあるということですね。
安東 でもなんつうかなあ、こういうこと言うとあれだけど、自分はもう、いつ死んでもいいかなあとか思い始めてるんですよね。余生過ごしてる気分。
西田 なんで?
安東 なんでだろ。でもよく考えたら、これって最近の自分の状況から思ってることじゃなくて、昔から変わってないことかも。つっても、実際死にそうになったら必死で抵抗すると思うんですが、でもなんか、それも自意識的なもので、ほんとはいつ死んだっていいじゃん、みたいなことを本音として思ってるかも。
西田 嫁さんよりは長生きしようとは思ってるんだけど、俺は俺の推しよりは決して長く生きないんだな、というのはときどき考える。
安東 でも推しの卒業は西田さんの一生より短い、みたいなことも?
諸根 誰がいつ死ぬかは分からないからなぁ…。だからこそいつ死んでもいいというのはあるけど。可能性でしかないなという。
西田 そうだね笑。だからこそ、少しでも今が充実してくれていたらいいなとは思うけれど。卒業してもずーーっと推してるひとのことを亡霊っていうらしい。俺は亡霊になるのかもしれない笑。あと、推しがひとりだけだとつらいから、二推し、三推しをみつけておけ、みたいな話はよくきく。喪失への耐え方、みたいなものとして。
安東 すごいなー命張ってるなー!
西田 って、今日はSKEの話は書かないつもりだったのに、もう書いてる笑
諸根 でも、いつ死んでも良いという気持ちと長生きしたいという気持ちは両立すると思うけれども。
西田 そりゃそうね。
安東 それは両立しますね、というか、位相が違う話ですもんね
西田 いつ死んでもよい、これが何度でも続いてよい!ということこそが生の肯定だもんね。
安東 なんだろな、「いつ死んでもいい」ってのは得てして、「絶対死んじゃだめだ」って形になって出てくることも少なからずあるんですよね。
諸根 それもわかる気がするなあ。位相が反転して蘇ってくるというね。
安東 例えばここに幸不幸って概念を持ち込むとわかるんですけども。幸福に生きるにこしたことはないけれど、不幸に陥ったとしても、とりあえず寿命があるうちは生きるしかないよなあ、と思うんですよね。
西田 うん。
安東 生きる目標を立てていないもんですから、「わたし、幸せになるために生まれてきたんです!」みたいなんがないんですよね。
諸根 そもそも幸福を目標にするってのが何かおかしいと思うけれども。
安東 それ。
西田 生きるってのは生きるってことだからね。
安東 それそれ。
西田 幸福でなきゃ生きてちゃいけないのかって話で。もちろん、だからこそせめて幸福に生きさせろと云うことはできる。
安東 あ、それ。完全に合いの手になってます。
西田 それそれ、あ、それそれ。
安東 それそれそれそれ!
西田 よッ、はっ、よいよい、あっ、はっ、ふっ、うっ、いく、いぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
安東 エロス&タナトス!
西田 wwww
安東 あほやなあw

【2018年11月24日(土) 午前12時00分】

西田 wwwwww でもよ、おれ、諸根くんの「どぉーーーーでもいい」っていうのが、あらゆる根本にあるなとときどき思うのね。
 「どうでもいい」からこそ生きられるし、「どうでもいい」からこそよりよく生きられる、みたいな。
諸根 あ、それそれ。
西田 おれ、なかなか「どうでもいい」って思えなくて、怒ったりくさくさすることがあって。
安東 怒りの表出の仕方として、どっぉおおおおおおおおおおおおでもいいっあひぃぃぃぃぃぃぃってのはある。
諸根 でもほんとそうで。おれ、心の底からあらゆる資本とか企業とかを馬鹿にしているので、だからこそサラリーマンとして生きていけるというところはあるんですよ。
西田 「どうでもいい」ってのはニヒリズムの表出のようにもみえるけれど、「(そんなことは)どうでもいい」っていってるわけで、すごい強いんだよね。
諸根 でも俺ももちろん怒ってるしくさくさしてますよ。どうでもいいはずのことで。それそれ。
西田 あ、それ。東京入管の落書きにしたってさ、「どうでもいい」んだよ。
安東 安倍も日本も「どうでもいい」し。ある意味、家族に降りかかる危険だって「どうでもいい」んですよ。そのときの「どうでもいい」って、「絶対いやだ」も含んじゃって言いますね。
諸根 そだねー。
安東 時折、自分がすげー冷たい目線持ってるときがあったりして。でも、引き裂かれてるとかじゃないんですよ。野坂が『火垂るの墓』書いてるときの心境にすげー感動しちゃったんですけど、あれ、別に矛盾する感情とかでもなんでもなくて、普通にバラバラなまま、存在してるんですよね。
西田 些細なことでじぶんはあっさり変化してしまうんじゃないかという怖れが、僕はとても強いんだよね。普通にバラバラなまま存在しているというものが、あっという間にバラバラでなくなって、ひとつのものになって、バラバラにあったものが掻き消えてしまうんじゃないかというね。オーウェルの『1984』みたいな。すげぇつまんない、糞みたいな外からの圧力によって。じぶんの選択とかではなく、いや、きっとじぶんの選択のようにみえるようなふうになっているんだろうけれど。
安東 ほーーー。
諸根 そういう恐れは自分にもあります。だから自分を外から眺める視線というか冷静さを持っていないとまずいなと。
西田 残滓であったり、テマティックな批評とかにじぶんが強く惹かれるのは、そういうことへの抵抗なんだろうなと思う。
安東 西田さんのいう「外からの圧力」ってのはどういった風な??
西田 もうほんとすんごく単純に云えば、暴力とかさ。オーウェルの『1984』でいうと、ネズミだよね。
安東 でも、それって本当に「外側」の部分じゃないですか。内側までもそれによって統一されてしまうっていう恐れが、西田さんにもある、と?
西田 ネズミが怖い、ってのか、それまでの彼の信条とか愛とかを、あっという間に食い破っちゃう。あるある。あるよ。それがほんと怖い。
安東 (1984読まずにここまできた、w)
西田 wwwwwww 読まなくてもいいよ
安東 (赤面)
西田 映画みたらいい。すげぇデキいいから。
安東 まじすか! あざます
西田 ツタヤの発掘良品にあるよ。
安東 なんだろうなあ。俺、認識が甘いとは思うし、外側が内側を支配するだろうってこともわかるんだけど、どうしてもそういう話になったときって、『沈黙』でいうところの踏み絵を、自分はがんがん踏みつけるだろうなって思うんですよね。
諸根 それこそこの前の安東くんとの会話で言うところの「さくらんぼ計算」の同調圧力的なものにも通じる話だなと思うのです。
安東 で、そのくせ、棄教してませんとか平然と言っちゃうんじゃないかっていう。いや、平然とではないけれど。
西田 いちど踏みつけたあとは、ほかのやつにも踏ませるようになるやついるじゃん。おれはそうなるのも怖いんだよね。
安東 ああ、さくらんぼ計算の話。はいはい。
西田 さくらんぼ計算って、おれ暗算しなきゃいけないときにやってるやつだわ。いま初めて検索した。こんなの俺みたいなバカがやる計算法だろwww
安東 さくらんぼ計算自体は、別に構造としては間違ってないんですけどね。
西田 数を量として扱うことに馴れるため、か。なるほど。
安東 あれをきちんと書かなきゃ減点だとか、そういう極端な話があるんですよ。
西田 あーーーーなるほど。
安東 まあ学校の授業って昔からそうだけども。モノクロプリントのイラストでピーマンの絵が描いてあって、それの解答で「パプリカ」って書いたら×とか。
諸根 それ自体は間違ってなくても、それしか正解にならないという理不尽さがね…教育として貧しすぎるだろと。
西田 貧しいねぇ。。。。。。。
安東 そうそう。余裕がないからねー、現場は。
西田 貧しさのなかに押し込むことが教育じゃないはずなのにね……。
諸根 そこで「要領よくやりなよ」って子供に言いたくないよね。
西田 って、ほら!これよ!パプリカって書いたらバツってするやつになっちゃうんじゃないかっていう怖れよ。俺の恐れっていうのは。
安東 なるほどねー。
西田 「どうでもいい」っていえなくなるっていう恐れ。
諸根 与したくなかったはずのものにいつの間にか与している、そしてそれに気が付いていないという状況ですね。
西田 そう、そういうものに、あっさり取り込まれちゃうんじゃないかというね……。
諸根 自分もそういう踏み絵踏んできたんだろうな…
安東 自分なんかバリバリ踏んでますねー。
西田 バリバリ踏むのはいいんだよね、すなわち「どうでもいい」だから。
 踏まされたことへの怒りとかが鬱屈して、つまり、「どうでもいい」じゃなくなって、ほかのやつらにもおまえも踏め!ってなるのが怖い。。。。。。
安東 無意識のうちにそう言ってることは、絶対あると思いますね。
諸根 そういう恐れがなくなったら終わりですよね。
安東 でもなんだろう、超無責任なこと言うと、後から気づくしかないこともあるし、そのときにはあらゆることが手遅れになってることもあると思うんです。
西田 あるある、それはあるよ。
諸根 そうね…
西田 てか、手遅れじゃないものなんかあるのか!?ってぐらいだよね。あらゆるものごとは絶対手遅れなんじゃないかと思うよ。
諸根 後からでも気づくだけマシとも言えるけれども。
西田 うん、それはまったくそう。それが知性とか呼ばれるものだよね。
安東 ですねー。ただ、個人的に一番いやなのは、手遅れだからといって後から気づこうとする姿勢を捨てるってことなんですよ。
西田 あ、それ。それそれそれそれ。
諸根 あ、それそれそれそれ。
西田 いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!ぽん!
安東 wwwww
諸根 wwww
西田 手遅れだからこそできることとか、やらなきゃいけないことがあるもんね。
安東 あ、前向きな話すると、それもありますね。ただ、無責任ですけど、今踏み絵踏んで、相手にも踏み絵踏ませるやつになって、しかもそれが、その時点で「これやばいなー、手遅れになるやつだなー」って気づいていたとする、と。
西田 うん。
安東 それ、暴力への加担に気付いてないやつとやってること一緒なんだけど、でも、ある意味後から気づいて、「手遅れだったー!」て焦るやつともやってること一緒なんじゃないか、うまく言えん。。。
諸根 それで、そのときはそういう状況だったから仕方ないよね、って開き直ってるやつね…確かに最悪だわ。
安東 いや、なんだろ、
諸根 というか開き直ってるやつと変わらないよねという話かな?
安東 ほんとに仕方ないこともあるし、最悪なんだけど、最悪だとわかってることに加担していく存在としての自分を認めるっつーか。ものすごい暴論なんだけど、自責の念に駆られるタイミングって、事を起こしてしまう前でもありうると思っていて。
西田 うんうん。
安東 やっぱり自分は最悪なやつにはなりたくないし、そこから逃れるチャンスさえあればどんなことしたってチャレンジしたいけれど、時と場合によってはその最悪な役回りが自分に巡ってくることもあるだろう、と。
西田 あるね。
安東 『シティ・オブ・ゴッド』で、根性見せるために泣いてる小さな子供ふたりのうち、どちらかを撃たなきゃいけん、と。
 そういうとき、第三の道として、自分に発砲するって道もあると思うんだけど、おれ、絶対にそれはしないと思うし、子どもを撃った後も、自分を正当化しないまま過ごす道を探したいと思うんですよね。言っててめっちゃ甘ちゃんな自分にいやんなっちゃうんだけど、でも、そう。
 そのあと、自責の念に堪え切れなくなって死ぬってことはありうるんだけど、そうしたら、それが寿命だった、と考える、的な。
西田 俺も絶対じぶんは撃たない。ガキを撃った、そういう情況にじぶんが陥ってしまったことへの怒りとかかなしみが、他人もじぶんの境遇に引っ張り込むことで(ガキを撃たせる)解消するような方向に向かうことって、とても安易なんだけど、いかにもありそうで。
 じぶんを正当化しない、「どうでもいい」といえることは、とてもたいへんで強いことで、そっちへ行きたいとは思う。しかし、行けなかったやつでゴロゴロしてるでしょ、戦争の手記とか読むと……。
安東 たしかになあ。。。。
西田 おれ、ほんとそういうやつになりそうなじぶんが怖いんだよね……。おれが戦争の本とかえげつない殺人の記録とか読んじゃうのは、絶対これなんだよ……ひと殺したりいじめたりして楽しいやつは救いがある(ビョーーーキだから)けどさ、それが苦しいと思うからこそ、まわりもおんなじ糞だめに引きずり込んでやろうというのが、いちばんひどいと思うんだよね。
安東 戦争みたいなある種の状況って、そういう力が強まっていきますよね、ほんとに。まあ、戦争反対の一番の理由って実はここなんだけども。
西田 ほんとそうだよ。
安東 ある種、そういう踏み絵ふむとかふませるとかって極限に自分を追いやらないってのが一番必要なことだったりするんでね。
西田 そう思うね。。。。。
安東 でもまあ、もう、最近はほんとにクソな感じが強まってますねえ。
西田 冷笑と肯定のクソだめに頭まで浸かって、まわりを引きずり込む連中ばっかりでしょ。で、2025の万博が大阪に決まりました……
安東 東京と大阪は、ほんとに競うようにチキンレースをww
西田 クソの山の高さを競ってるね。
安東 なんでなんだろな、そんなに急いでクソになろうとしなくていいのに、何を焦ってるんだろうって思いますよ、マジで。まだ周りを引きずりこむような連中に仲間入りしなくたって、全然生きていけるじゃない。
西田 ほんとクソだよ
安東 今周りをクソ壺に引きずりこもうとしてるやつってのは、めちゃくちゃ倫理観高い人らだとはどうしても思えなくて、さっきの西田さんの図式とは違うように見えてしまうんですが、その辺りは先生、いかがでしょうか?まあでも同調性には敏感かもな。
西田 倫理観というより、ルサンチマンだもん、たぶん。そこに倫理って絵具が混ざる俺みたいなインテリもいるけど笑、けっきょくはルサンチマン。
安東 これが格差社会か。。。。まあ、国の代表がルサンチマンの権化みたいなやつだもんな。
西田 ほんとにね。。。。。。
安東 格差社会とか格差を可視化する情報化社会とか、いろいろ切り口はあるけど、とにかくすごい速さでアリジゴク化してますね。はああああ。ふぅうううぅぅぅぅぅっぅぅぅ。うっ。
諸根 奥さんとその友達の重たい話に耳を傾けている間に「冷笑と肯定のクソ溜め」というパンチラインが…
安東 すごい状況w
西田 >奥さんとその友達の重たい話
これ、ほんまちゃんときいたげてーーーーーー
安東 ではまあ、そろそろお開きとしますかーてか、山本浩生も結構文章量上げたし、ボリューム的には十分なのかな、どうなのかな。
西田 てか、これ使える?wwwwwwwwwwww
安東 山下監督はたぶん使いますよw そういう男ですwwwwwwwwwww巨匠と言われるゆえんです。
諸根 確かにこれ使えるのか…?そして今からアラザル増刊号を編集中の山下くんに個人宿題も送ろうとしているわたくし……我ながら宿題を8月31日に片付けようとするタイプとしか……。
西田 もろちゃんの個人宿題できたの?!
安東 アラザルで7月中に宿題終える人いないですからねw
西田 じゃあもうそれがベストだよwwwwwwwwwwwwwwwwww
諸根 今から書くんです!( ・ิω・ิ)
西田 よし、じゃあこの陰鬱な鼎談はお蔵入りだっっっっっっwwwwwwwwwwwwwwwwwww
安東 まじすか! いぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
諸根 いや、これはこれでもちろん使いましょう、監督がよければ。私は短文でお茶濁すしかないので。
西田 さすがもろちゃん。できる男はヴァンデルヴァイザー。
諸根 音数少なくて申し訳ありませんwww
西田 「そういう楽派だから!!」www
安東 俺、最近何書いても陰鬱なものが入り込んじゃうので、ばか正直だなあ、すれてないなあって思っちゃうw
諸根 そりゃそうだよね。
安東 いやいやいやいや! でも久々にここでみんなでしゃべれてうれしかったす。
諸根 オラもうれしかったですよ!
西田 ほんと楽しかったなあ。てか、このメンツで喋ると、すれてみせるのとかやっぱ無理だね。
諸根 「そういう楽派だから!」www
西田 精神分析的になるねwwwwwwww
安東 うふふふふふふふ。
西田 あー楽しかった。
安東 ありがとうございました!
諸根 理想と現実が対立したときに、理想の側に立つのが大人の責任だと思っていましたが、お二人の話はその先にあるなと思いました(ぜんぜん違ったらごめん)。続きはまたいつか!
西田 BGMに『ペット・サウンズ』流していた俺を許してくれ……ぜんぶブライアンが悪いんや……
安東 「Pet Sounds (Stereo) - The Beach Boys」

西田 最近はこのおねーちゃんのDJばっかりみて癒されてる。
 「Amelie Lens @ LaPlage de Glazart for Cercle」

安東 あら! いいわねえ。
諸根 最高じゃないですか。
西田 かわいい&低音がっつり。最近つかれるとこれみてる。
 「Amelie Lens vinyl only home session」

安東 てか普通にめちゃくちゃいいすね。
西田 このおうちでDJするのもいい。ねこもかわいい。
諸根 ベルギーの人なんや。
西田 そうらしい。アメリー・レンズさん。
安東 指ながい
諸根 これ聴きながら宿題やろっと。
西田 ぜひーーーーーーーーーーーー
安東 応援しながら睡眠取ります!
   がんばzzzzzzzzzzzz
諸根 寝るの早いなw
西田 がんばzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
   wwwwww
諸根 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
   いやお前は寝るなと。
西田 もろちゃん寝てもたwwwwwwwwwww

※この翌日に開催が迫っていた文学フリマ東京で頒布するフリーペーパー「アラザル増刊《ARAZARADIO》2018年11月25日号」の編集&コピー製本作業に追われていたため、この日のSkype会議室に山下は不在でした。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集