2024.7.20.sat
とあるご縁で、とあるワークショップに参加。
テーマが読書に関するものだったので興味を惹かれ、酷暑に負けず頑張って外出。
小さな駅の細長い商店街を抜けた先にある立派な建物。圧巻の2万冊もの蔵書が並ぶ私塾のスペースで「お茶会」形式の90分。そこで解説を聞き、実践したのが、マーキングしながら読書する方法。
正直、気嫌いしていた読み方だったので、懐疑的なスタンスで手を動かしていたけど…。なるほど、単純な線引きだけではなかった。最も感心したのが、そのページで思った疑問やコメントを余白に書き込むこと。
自由にどんどん書き込む。その時の感受した事を忘れる前にそのページに残していく。講師曰く「作者と会話するように」読む手法。
再読したときの楽しみに、再考のきっかけとして、これは実に有効だ。
いい意味で汚せば汚すほどに、愛着のある1冊になるだろうし、別途、読書ノートを付けるよりも手軽だ。(その前段として有効であるとも言える。)
とはいえ、極端に、これから読む本全てに書き込みやマーカーを入れよ。と推奨された訳ではない。するもしないも自由。でも、書評や編集者として著名な先輩はこんな風にして数多くの読書をこなし、見聞を吸収されてきたのだそう。
わたしも新書やハウツー本を読む際にいいなと思った。ただ、小説、物語やお気に入りの1冊にも実践するのは、まだ先かな。
それにしても、こんな手法、視点で読む…「読書法」があったなんて。いいおみやげを手にホクホクで帰宅。7218歩/37℃。