自堕落だった僕の「朝活」デビュー。病気よ、ありがとう!
どうも、壊死性膀胱炎(仮)の放送作家です。
退院して、1カ月。
うれしいことに、体のほうは大きな問題もなく、痛みを感じる場面も減っています。畜尿バッグとの付き合いも、だいぶ慣れてきました。
さて、今日はそんな闘病生活で得た〝発見〟がテーマです。
ええ、噂にはかねがね聞いておりましたが、予想以上に絶大でしたよ。
――「朝活」の効果ってヤツは!
病気になるまでの僕はというと、それはそれは自堕落なものでした。
夜型を通し越して、深夜型人間。だらだらと夜更かししては、日中はずっと眠そうにしている。なんなら、寝てしまっている。
食生活も荒れていて、栄養バランスの偏りは甚だしいわ、出前ばかり頼むわ、食事の回数も時間もバラバラだわ……。
家の中も汚い。お皿も洗濯物も溜まり放題。
育ち盛りの子供たちには、本当に申し訳なかったと思います。
自分の中で言い訳していたんですよね。「働きながらだし、許して~~~」って。あのころは、一日があっという間でした。
しかし、一度でも〝死〟を意識すると、人間は変わるものです。
「おとうさんはなれたんだ………」
「超アサガタ人に!!」
病気になって、そして高校生の娘と二人暮らしになって、僕の朝はこうなりました。
6:30 スマホチェック 血圧測定 畜尿バッグ交換 ゴミ出し
7:00 弁当準備 朝食の用意
7:30 食べて 薬も飲んで 皿洗い
8:00 娘を学校に送り出して 洗濯と掃除(断捨離)
9:00~ 仕事がはじまるまで自由!
病気に関わるアレコレも、弁当の準備も、今までの生活にはなかったミッション。家事だって、朝食だって、面倒くさがってサボることが多かったんです。
それでも、今は逆に一日は長く感じる。
睡眠時間だって減っているんです。しかし、今まではどれだけ寝ても「まだ寝たい」となっていたのに……、
今はリズムが整ったからか、夜まで眠くならない。
健康的な食事で体調もよくなるし、家もどんどんキレイになっていく。主夫力もメキメキと向上中。
(↑)娘は「おにぎりでいい」と言ってくれたのですが、高校でビューで「アイツ、侍みたいだな」と思われてもアレなので、頑張りました。クラスメイトとの会話のきっかけになったそうで、うれしかったです。
今のところ、7日連続で継続中。夜のうちに仕込むと、セルフ飯テロになってしまうことに気付きました笑
あァ、あァ、これが「朝活」なのか。誰もが絶賛していても、自分には無理だと思っていました。このタイミングで発見できてよかった。
病気よ、ありがとう!
けさ、起きて朝活のスマホチェックをしていたら、興味深い記事と出会いました。
オリックスの新外国人・エスピノーザが、3戦3勝! 球団では34年ぶり、シュルジー以来の快挙なんだとか。
しゅ、しゅるじー? なんと、なつかしい名前か。
ええ、ええ、もちろん覚えていますとも。彼の名前はオリックスファンだけでなく、野球ファンの間で〝伝説〟となっています。
シュルジーの本職は投手なのですが、有名になったのは本塁打。
当時の指揮官・上田監督は〝DH〟を解除することが度々あって、シュルジーも打席に立ったんですよ。
そしたら、ばちこーん!と。
どこまで飛ぶの?って勢いで、打球はレフトスタンドを越えてぐんぐん。それは、延長戦にケリをつける劇的な一発でした。
オリックスなんて全く注目されていなかった時代に、このニュースは大きく取り上げられました。んーー、なつかしいなあ。
僕は忘れていないよ、この一発を。
そして、翌日の延長戦でサヨナラ本塁打を打たれたことも笑