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忘れかけていた感情

見なかったことにした感情達は

そこ深くに沈められていて

その存在をみつけることすら
忘れかけていたときに

そのパンドラの箱は

時のタイミングで
周波数を合わせると

ジワジワと溢れ出てくる

時間の流れの中で
一瞬を駆け巡る様にして

私の意識に現れて

とうとう
夢の中で再現をしてきた

その夢は
陰りのある
落ち葉の季節の
大きな公園で

再会を果たして
美しく展開されていた

あまりに美しいから
何度も何度も思い返しているうちに

その夢は
私の願望が写し出されていることに
気がついていく

“そうなってほしかった”
という別の並行世界が

存在してくれてることに
羨ましさと安堵を覚えて

涙が溢れてくる

昨日からつづく

私の周波数帯が
深海の海の底のように
静かで深遠なので

私はそれに従って

今日1日
目の前に広がる世界を
選びぬこうとおもってる

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