ツバメ返しのススメ
皆さんコンニチハ。
人生初の1000メートル級登山で崖を登り、足をワナワナさせながら絶景をテイクアピクチャーした秋山真之介です。(伝われ!)
コレまでの記事に『スキ』や『コメント』をくれた皆様、本当にありがとうございます。
本日は『ツバメ返しのススメ』を発表させていただきます。
私は去年の年末まで、10年間バーテンダーとして働いておりました。
バーテンダーの主な仕事は接客です。
バーというのは、鳥貴族や家飲みの3倍〜10倍の値段でお酒を売っているわけですから、提供するお酒が美味しいのは当たり前。
店が清潔で、雰囲気が良いのも当たり前です。
バーの雰囲気は、酒の種類/照明/内装/BGMなどで変わりますが、1番重要なのはバーテンダーの接客どす。(京都はバー激戦区)
『ツバメ返し』というのは、私がバーテンダー時代に多用していた、基本の接客テクニックです。
接客に限らず、プライベートでも有効なテクニックなので、是非名前だけでも覚えて帰ってください。
🍸🍸🍸
質問をされたら、同じ質問を返す。
コレが『ツバメ返し』の全てです。
出身地どこ?
お勧めの映画ある?
何かスポーツやってた?
初デートでも飛び出す基本的な質問ですよね。
ココで自分の答えに熱中して『ツバメ返し』をしない人は、バーテンダーとして失格ですし、異性にもモテません。(超美形は除く。チェっ!)
質問には最短で答えて、相手に同じ質問を振ってください。
人は自分が興味の無い分野の質問はしません。
質問されたという事は、同じ質問に対して、相手はそれなりの返答が有るという事です。
自分の自慢したい分野の話を、質問としてまず相手に振るというケースは、けっこう有ります。
「キミ何かスポーツしてたん?」
「バスケしてました。スラムダンク世代やったんで。お客さんは、何かスポーツしてはったんですか」
「俺はずっと野球やな」
「甲子園とか目指してはったんですか」
「実は、甲子園のマウンドに立った事あんねん」
「マジっすか?甲子園で投げてはったら、プロからも誘い有ったんじゃないですか?」
「実はオレ、元ヤクルトの二軍ピッチャーやねん」
「えぇー!ボク最近、毎朝ヤクルト飲んでるー!」
と、なる(可能性が有る)わけです。
ただ人の質問に答えてヘラヘラしていたら、スゴい人に出会っていても気付きませんし、相手もオモシロク有りません。
登山やゴルフや釣りと同じで、人間も知れば知るほど面白くなります。
その為には、積極的に質問するクセをつけてください。
まずは『ツバメ返しから』。
阪神ファンの秋山真之介でした。
ご静聴ありがとうございます。