Marcos Valle – Previsão Do Tempo (1973)
今聞いても全く古さを感じさせないどころか新しい発見がある。独自のソング・ライティングがジャンルの枠を超えたブラジルを代表するミュージシャンMarcos Valleの70年代人気アルバム。最近あらためてMarcos Valleの作品を片っぱしから聴いてるけどどれも面白いな。後に人気グループとなるAzymuthをバックに従えた今作は脱ボサノヴァ、ポスト・ボサノヴァ。聴くとマジかよ…と驚かされる「Mais Do Que Valsa」は完全にThe High Llamasだ。このミニマル・イージー・リスニング的ラウンジ・ポップ感、先取りすぎ!超絶大好き曲のブラジリアン・ファンクの定番「Mentira」、アーバンでメロウなフュージョン「Previsao Do Tempo」、スロー・サンバな「Flamengo Ate Morrer」など全曲ぶっ通しで最高な究極のブラジリアン・グルーヴィ・ポップ・アルバム!!