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70s

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70年代の名盤を紹介。
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2023年10月の記事一覧

Lemuria - S/T (1978)

ハワイアンAORの大名盤!元KalapanaのKirk Thompsonが中心となって結成されたLemuria。大人気曲のブラジリアン・ダンサー「Hunk of Heaven」はもちろん名曲中の名曲だけど続く「All I've Got to Give」が大好き。柔らかいエレピとフルートの音色に溶け込むフリー・メロウ・ソウル。他曲もまどろむような曲多し!ジャケのごとく天に召されそうな幸福感・・・メロウ好きにはたまらん一枚!

Laura Allan - S/T (1978)

後にリリースされる桃源郷的New Ageの名盤『Reflections』でも知られるLaura Allanの1stアルバム。裏Valerie Carterなんて呼ばれ歌声も美しく素晴らしいですが本人が演奏するチター、ダルシマー、カリンバなどの民族楽器が他のAOR系作品にない独特の艶めきがあってほんと素晴らしい完成度。(今作にもValerie Carter自身も参加) 1曲目「Opening Up To You」がまず最高なのは間違いないが個人的には「Slip And Slid

Risco Connection – Risco Version (2022)

みんな大好きレゲエ・ディスコ・カバー!!プロデューサーのJoe Isaac率いるRisco Connectionが70年代後半〜80年代にリリースしたレゲエ〜ディスコ・シングルを収録したコンピレーションをStrutがリリース。David MancusoのフェイバリットMcFadden & Whiteheadの「Ain't No Stoppin Us Now」のカヴァーをはじめ、Chic「Good Times」、Diana Ross「It's My House」、Inner L

Gilberto Gil – Nightingale (1979)

プロデューサーにSergio Mendesを迎えアメリカ進出を狙ったトロピカリズモの牽引役、ブラジル音楽の重要人物Gilberto Gilの79年作。あまりにも爽やかなブラジリアンAOR曲「Sarará」から始まり、ブラジリアン・ラヴァーズな「Goodbye My Girl」、大人気のラテン・ファンク「Maracatu Atômico」、ソフト・ロックやサンシャイン・ポップへのブラジルからの回答的「Nightingale」など良曲多し!