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Cinema

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鑑賞した映画の感想を書きます。詳しくはFilmarksに載せてます。 https://filmarks.com/users/kosmos202
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ドント・ウォーリー・ダーリン - 監督:オリヴィア・ワイルド (2022)

大好きな『ブックスマート』の監督が撮ったSFスリラー作品。男性中心主義の基に構築されたユートピア。理想の幸せや価値観の押し付け。幸福のものさしを常に他者と比較せずにはいられない願望とか欲望の最果てにこんな世界が待っているのかと思うとゾッとする。主人公は鏡の国に迷い込んだアリスということか。ルカ・グァダニーノの『サスペリア』リメイクみたいなホラー演出。50'sの古き良き音楽やアメ車、ファッションを不穏な世界と混ぜ合わせる感じはなんというかリンチ的。謎に包まれじっとり不穏さだけが

べイビーわるきゅーれ - 監督:阪元裕吾 (2021)

底抜けに面白い。序盤からアクションがキレッキレでゾクゾクする!ちょうど最近観始めた『コワすぎ』シリーズの工藤D演じる大迫さん突然出てきて笑ってしまった。ちさと&まひろコンビのユルすぎる日常のだべりは延々観てられるな。コミュ障のまひろの愛おしさ、それを上手になだめる意外に大人なちさと。好きなテンポと好きなネタ。ドルチェ&ガッバーナの香水のせい、で爆笑!

マイ・インターン - 監督: ナンシー・マイヤーズ (2015)

大好きなデニーロの可愛さが詰まりまくった素敵な映画。悪いやつが出てこないしテンポよくポンポン進むしデニーロがいちいち素敵なのでニコニコして観てられる。まあちと話がペラっとしてると言えなくもないが。こんなおじいちゃんになりたい。

ジョン・ウィック:パラベラム - 監督: チャド・スタエルスキ (2019)

ゲーセンのガンシューティングゲームみたいな映画。非の打ち所のないテンポの良さに「はい拍手ーー」という気持ち。完成されたショーを観てるよう。殺しのバリエーションは前作以上に盛りだくさんで、これやりたかったんだろうなーの連続でさすがに疲れた。ここは絶対ジョン殺せたはずって時だけ敵がナイフと拳で挑んでくるとこ微笑ましい。思えば随分遠くまで来たもんだ…もう犬を殺すのだけはやめたげて…

ジョン・ウィック:チャプター2 - 監督: チャド・スタエルスキ (2016)

前作以上に華麗な捌きで全員ぶっ殺していく様はお見事!伝説の鉛筆殺人も登場!プロゲーマーのゲーム実況見てるような爽快感。ストーリー自体で言うと仕方ないのかもだけど成り行き上渋々暗殺計画に加担していく感じで「1」と比べるとよくあるアクション映画にグッと近づいてしまったとこが残念。だんだん哀愁漂ってくるジョンウィック。もう許してやれよ…

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン - 監督:マーティン・スコセッシ (2023)

約3時間20分の長尺で観終えてみれば最後までしっかり引き込んでくれる重厚な物語で大満足。いわゆるミステリードラマにしたくなかったというこだわりから一度作り上がった脚本の練り直りをして完成したという今作。キング叔父の策略と妻への揺るがぬ愛情の間で揺れるディカプリオの演技が素晴らしかった。元々FBI捜査官役として演じる予定だった所、敢えてこの役を選んだ点にも多大なる思い入れを感じた。長尺映画だけにジェシー・プレモンス登場のタイミングもバッチリでここで物語が大きく転換していく。ラス

ジョン・ウィック - 監督: チャド・スタエルスキ (2014)

ジョン・ウィックお初。とにかく全員殺す映画は最高。ここまでシンプルな復讐劇だと知らずなんとなく後回しにしてた事後悔するくらいあーだこーだの理由一切なしの痛快アクション。ラブシーンもいらん、お涙もいらん、ワンちゃん殺したら全員ぶっ殺す!B級で下品ならもっとハマりそうだけど、キアヌめっちゃいいじゃん…早速2を観る。

ミッドナイトスワン - 監督: 内田英治 (2020)

ラストの結末には賛否両論ありそうだし自分も確かに他の展開を期待したところもあるけど、草彅剛の演技が凄まじくそれだけでも観る価値がある。一果役の服部樹咲は映画のオーディションで抜擢されたらしく、徐々に変化していく心の変容と成長の微妙な変化を上手く演じていて、映画の内容以上に主役陣の演技に驚いた。

死刑にいたる病 - 監督: 白石和彌 (2022)

白石和彌監督なので観た。今作はリアリティよりもエンタメを意識したとの事で納得。あえてデフォルメしてる感じで阿部サダヲ演じるシリアルキラー榛村を描いておりこいつの超越したマインドコントロールを漫画感覚で観た方が楽しい。

キングダム2 遥かなる大地へ - 監督: 佐藤信介 (2022)

1以上に期待してた通りしっかり迫力あってなかなか楽しめた。割りかし配役が良いし(王騎様は好きすぎるキャラゆえにもう少し迫力欲しいとこだけど…)いよいよ本格的戦場シーン多めで興奮した!羌瘣の巫舞はもう少し頑張ってほしかった笑 次回3は1番好きな回なので楽しみ。

Mr.ノーバディ - 監督: イルヤ・ナイシュラー (2021)

素敵な音楽流れる中で暴力なにかとスローで描くみたいな演出に食傷気味なんだけどてんこ盛りで笑えた。まあドカドカぶっ倒していくのを観る爽快感あってなんも考えずに観れて痛快。

街の上で - 監督: 今泉力哉 (2019)

「愛がなんだ」の恋愛観が苦手だったのでどうかなあと思いながら観たけど割りかし楽しめたかな。ただ巧みにつじつま合わせすぎて綺麗に繋がり過ぎる物語の仕掛けが少々お腹いっぱいな感じ。複数の魅力的な女性陣を交えながら冴えない主人公の冴えない行動、言動の数々がダサく映るように撮りつつもそれに女の子みんな惹かれていくって図式で結局それか。良いに決まってるが詰め込まれ過ぎて嘘っぽすぎる話なんどけど、場面一つ一つは下北沢の若者によくありそうな話でそれなりに面白い。その上で役者さんそれぞれの演

バーン・アフター・リーディング - 監督:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン (2008)

大好きなブラピが出てるという理由でなんとなく観たら大好きなタイプのブラピが観れて最高だった!こんなに笑える射殺もなかなかない。現実世界は映画のようにご都合主義的には進まないよね、を映画でやっちゃった感じの展開で一呼吸したうえで「おもろ!」ってなった。この世の不可解って種明かししたらこんなもんだったりする。くだらな!でもそれが心理。リンダの執念勝ち!

地獄の花園 - 監督:関和亮 (2021)

気分転換に普段観なそうなのチョイスしたら案外楽しめた!脚本バカリズムなんだ、めちゃくちゃバカリズムぽいな。王道ヤンキー漫画のオマージュを企業OLの日常にぶっ込んでみました的アイデア押しでそれ以上でもそれ以下でもないんだけど、あまりにもバカバカしくて笑えるメタコメ。