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ダンスで一文無しBoom目指して大冒険

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10年以上通い続けたインドですが日本を断捨離2013年。 29歳のクリスマスの恋人はサンタクロースではなかったけれど、 トレンディよりもエキセントリック。 初ゴアから宇宙Boom…
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#トランス

10【路上。ネパール最後の夜】

結局。 
私は2カ月間、ネパール、ポカラの路上で絵を売って生活をしていた。
 1カ月目の売り上げはビザ延長代金に殆ど消え。
 2カ月目は、音楽バー、レストランの看板を描いたりもした。 ロシア人の元ボディーガードの日本語教師をしてみたり。
 信頼のおけるおじ様方にタイマサッサージ。 
近所の日本食カフェの夫婦のご好意により展示販売会をさせて頂いたり。 そして。 元ボディーガードのロシア人は勝手に私のボディーガードまで始めたり…笑。 残念ながらホイットニーの歌声は流れ出

09【ポカラで何故かナイトトレッキング12時間と辿り着けなかったパーティー】

2ヶ月間ほどネパール、ポカラの路上で販売をしていると。 自然と色々と見えてくる。 とりあえず。 中国人旅行者は団体でわらわらと見るだけ見て買わない。 ネパール人は話したいだけのことが多い。 買う人間は最初から買うと決めているのか決断が早い。 ネパールの路上には犬も沢山いてテリトリーがある。 大きな木の下に路上店を出していた私のテリトリーにも犬が居た。 綺麗な黒い犬と汚れた黒い犬。 汚れた黒い犬は大概、寝ている。 綺麗な黒い犬は愛想が良く、尻尾を振って私の隣りに寄り添

02【29歳のクリスマス恋人はサンタクロースなんていうトレンディではなくサドゥー修行のトランス道入門編】

2013年11月末に、ミャンマー、南インドのカーニャクマリ、マイソール、バルカラなどを経てゴアに到着。 インドなのに、インドらしくないオシャレ感にワクワクして、まだ、パーティーにどっぷりとハマる前などは、水着を着てビーチで泳ぐなんていうリゾート気分すら味わっていた。 その後、クリスマス、ニューイヤーとパーティーと人間関係の中を掛け抜ける。 パーティーの楽しさを知ってからは、ダンスフロアーで泳いだり飛んだりすることに夢中となり、活動時間は夜が中心になった。 この頃の感覚は、

01【ゴアトランス世界に辿り着くまでの経緯】

魅惑と困惑のインドを旅し続け10年目にして、初めて訪れた、ヒッピー、トランス文化の聖地であるインドのゴア。 2013年の11月から2014年の3月まで、バックパッカー旅行の予定を変更し、サイケデリックタイムトラベルの旅をした。 そして、どハマりしてしまった、ゴアトランスパーティーは私の運命を数奇で不思議な世界へと、誘う。 私は元々、日本ではクラブやレイブパーティーなどは好まなかった。 集団のギャルやギャル男、ヤンキーなどは、性に対して野蛮であるという、若気の至りからくる偏