DJ PaniPuri
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【勝手に電波少年企画〜フェスティバル前半のメルヘン世界は???〜一文無しからBoom Festival へ向けて。そして片想いの先輩も探す旅!12】
私は。 自由に遊びながら、楽しいな、凄いな。このキラキラメルヘン王国。 とメインダンステンプルへ。 音が凄い。 嬉しくなって、中へ中へ。 物凄い人である。 音は凄く良い! 最高に複雑で難しいのにキラキラと美しい音たち。 でも。 何かが違った。 全然、みんな音を聞いていない、しかも、その聞いていない人数が桁外れの人数。 そんな難しい環境に思えた。 みんな、呑んだり、話したり、移動してばかり。 音楽がBGMにしかなっていない感じで。 こんなに最高に難しくて面白い音楽なのに!と
【勝手に電波少年企画〜2度目の裏山侵入逆大脱走〜一文無しからBoom Festival へ向けて。そして片想いの先輩も探す旅!11】
日が傾き始める午後6時前。 私たち5人のパーティーは、フェスティバル侵入に向けて出発した。 フォークガールは大事なギターを韓国人男性のテントの中に託した。 それにしてもバックパックは大荷物。 韓国人男性はテントを会場の外の難民キャンプに置いたまま、小柄なリュック。 声の小さな女の子は何も持っていない。 彼氏が既に会場内に荷物を運び込んでくれていたのだ。 そして人間観察のオーストラリア男性も身軽なリュックのみ。素性は分からなかったが。 確かに観察者であった。 私たち5人はゾ
【勝手に電波少年企画〜チケット難民キャンプと世界のイタズラ小僧の知恵合戦〜一文無しからBoom Festival へ向けて。そして片想いの先輩も探す旅!10】
翌朝、周囲はもっと難民キャンプ風になっていた。 ヒッピー風の人やらが楽器をならし、チケットを売る様にと騒いでいる。 私は2日目にしてチケットが発売されないのなら。 荷物をどうにかして、裏山から侵入しようと決めた。 状況を見るが。昨日と然程、変わりはなかった。 少し柄が悪くなった気がする。 そう。売人っぽい人や浮浪者っぽい人がチラホラと居るのだ。 私は荷物をゲートの外へ置いたまま1週間フェスティバル内で過ごすことも考えた。 が、却下。 やはり危険そうだ。 どちらにせよ。こ
【勝手に電波少年企画〜裏山からの逆大脱走大成功〜一文無しからBoom Festival へ向けて。そして片想いの先輩も探す旅!09】
アマノとサンドラと試みたBoomFestival裏山侵入逆大脱走は。 本当にアドベンチャーだった。 針金でチクチクする柵を何度も潜り。 セキュリティの車に気をつけながら。 大きな日野沈む大草原の上に出た。 フェスティバルの中心でもある湖も遠くの方に見えた。 わーーー綺麗! 月も光り始めていた。 途中、森の中でハンモックを張る親子。 同じくチケット難民らしい。昨晩はこの場所で寝たと言う。 セキュリティがあのエリアに多いとか、この道を通るだとか、アマノと親子は情報交換をしてい
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【勝手に電波少年企画〜チケットは無いけどJUST ENJOYアドベンチャー〜一文無しからBoom Festival へ向けて。そして片想いの先輩も探す旅!08】
私はハンガリー人の女の子とイスラエル人男性のカップル、寄せ集めドイツやノルウェーの若者6人で車をシェアして会場へ向かった。 ハンガリー人の女の子がハイテンションな者で。お酒の回しのみの車内。 愉快だった。 が。 現場到着。 既に自家用車やキャンピングカーで来る者の長蛇列。 私たちは砂漠みたいな大自然の森のど真ん中で降ろされた。 夜明け。 おしっこに行きたい。 行きたいけど、車の行列と見晴らしの良すぎる草原地帯。 用を足せるところまで遠かった。 若いハンガリー人の女の子は
【勝手に電波少年企画〜プッシャーばかりのリスボン〜一文無しからBoom Festival へ向けて。そして片想いの先輩も探す旅!07】
私はリスボンに到着。 フェスティバル目当ての人か、夏休みの観光の者か、分からないが、兎に角、観光客で溢れていた。 24時間乗り放題の地下鉄の切符を買ったので、日が暮れるまではリスボンでも観光の中心地っぽい場所で道売りでもしながら過ごし、日が暮れたら空港に行って、寝れば良い。 空港ならフェスティバルを目指す人も見つけやすいので情報や余ったチケットもあるかもしれない。 私は迷いながらも、とりあえず大きな公園がある駅を目指した。 地下鉄をあがると、立派な電車の駅もあり、賑やかだ。
【勝手に電波少年企画〜スペインからポルトガルへ野宿とヒッチハイク〜一文無しからBoom Festival へ向けて。そして片想いの先輩も探す旅!06】
(スペインからポルトガルへ) 翌朝、ヒッチハイク再会である。 水と菓子パン握りしめスタート。 車は必ず1時間以内に停まる。 これは女性だからという特権だけでは無いと思っている。 私の選択した車を待つ場所、ドライバーには声が届かないので、どのタイミングでどの車にどのようなジェスチャーや動き、雰囲気でアピールするか。 寧ろ、こちらの方が1時間以内に、車を停める鍵である。 どんなドライバーに乗せてもらいたいか。 も重要である。 この時期。私は極度に性的行為や男女の淫らな部分を
【勝手に電波少年企画〜モロッコ路上道売り生活〜一文無しからBoom Festival へ向けて。そして片想いの先輩も探す旅!04】
【モロッコ 2014 07】 3月末にインドゴアにて一文無しになり、そこから微妙に返り咲きモロッコへ飛んだ。 デリーからカサブランカまで3万円弱という破格の片道航空券を発見。 七月半ば、アラビア航空。 私は夏のポルトガルの大自然の中で2年に1度開催されるBOOM FESTIVALを目標としていたので、兎に角、西の大陸へ移動したかった。 陸さえ続いていれば、金欠でもなんでも辿り着ける。 そんな楽観的思考しかない。 モロッコ到着時は所持金は既に10万弱。 半月ほどモロッコで過ご
【勝手に電波少年企画〜スペイン野宿とヒッチハイク〜一文無しからBoom Festival へ向けて。そして片想いの先輩も探す旅!05】
【スペイン~ポルトガル BOOM FESTIVAL 2014 08】 (モロッコからスペインへ) スペインのタリファは小さな港町。 イスラム教を抜け、キリスト教になった。 私は80Lのバックパックと大きなボストンバックをコロコロで転がし引っ張っているという、なんとも大荷物の風貌。 港の目の前にこ洒落た公園があり、オープンレストランや噴水、露店で絵を売っているイラン人のおじさんも居た。 これからポルトガルを目指すと言うと。「BOOM FESTIVALかい?」と言われる。
【勝手に電波少年企画〜ネパール、ポカラで一文無しからBoom Festival へ向けて。 そして片想いの先輩も探す旅!03】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ポカラは観光都市だ。 2014年現在。 中国人の団体観光客が増え、湖の周りに広がる街がプチバブル状態になっている。 栄えているのはレイクサイド。 湖を囲む様にダムサイドとレイクサイドがある。 ダムサイドは中国人系のお店が多く、少し廃れた雰囲気。 レイクサイドは欧米人観光客が好むお洒落なレストランや土産物屋が並び賑やかだ。 更にレイクサイドの奥の方はヒッピーエリアで裸足で歩く若い旅人や、のんびりとしたカフェなども多く、
【勝手に電波少年企画〜ネパール、ポカラで一文無しからBoom Festival へ向けて。 そして片想いの先輩も探す旅!02】
【ネパール ポカラ 2014 03~05】 私はポカラの大型バス停留所で降ろされた。 安宿外のあるダムサイド、レイクサイドは遠い。 タクシーで300RSというところを250RSにまけてもらい、私は顔なじみの日本人宿を目指す。 ホーリはささやかに行われていた。 ネパール人とインド人の国民性は本当に異なる。 私は去年も訪れた顔なじみの日本人宿へ。 オーナーのアショックさんが迎えてくれた。 「Mサン、よくやってきましたね。大変ダッタデショ。」 アショックさんは日本で働いていた