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からかい上手の高木さん2 EDシングル評 #2「粉雪」

  3曲目が明らかになっていたタイミングで2曲目の話をするという怠慢ぶりだけど、全曲の論評を自分に課しているので書く。  サウンドの基本的な傾向は一連のシリーズと…

dj787b
5年前

からかい上手の高木さん2 EDシングル評 #1「奏」

 久しぶりにnoteに投稿する気になった。 というのも、表題にある楽曲にまたしても大きな衝撃を受けたからだ。  まずはその選曲だ。 2期のトップバッター曲ということで…

dj787b
5年前
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2018年 導入機材

・ALLEN&HEATH ZED-R16 個人売買/30,000円 厳密には去年の今頃届いたのだけど、フル機能が使えるようになったのがドライバの関係で4月ごろになったとか、いくつか理由が…

dj787b
5年前
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「からかい上手の高木さん」Cover Song Collection 論 其のI

 ひと月ほど前から「からかい上手の高木さん」に熱を上げっぱなしである。 Spotifyでカバーアルバムを再生しまくることに始まり、アニメを視聴し、原作を読み、気がつけば…

dj787b
6年前
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「からかい上手の高木さん」Cover Song Collection 追評

以前の評はこちらから CDを購入したということもあり、以前の記事では言及していない追加の評を著しておこうと思う。 #2 「AM11:00」 男女ボーカルなので音域が広く、ラッ…

dj787b
6年前
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「からかい上手の高木さん」Cover Song Collection 評

 亀渕昭信の本で紹介されていたリスナーからの手紙に、「カメ、実は俺とてもコウフンしているんだ」という書き出しのものがあった。彼はThe Beach Boysの音楽に対してそう…

dj787b
6年前
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からかい上手の高木さん2 EDシングル評 #2「粉雪」

からかい上手の高木さん2 EDシングル評 #2「粉雪」

  3曲目が明らかになっていたタイミングで2曲目の話をするという怠慢ぶりだけど、全曲の論評を自分に課しているので書く。

 サウンドの基本的な傾向は一連のシリーズと同じく、低域がなくて音がでかくてラウドネスノーマライゼーション下で不利な音。ただ、それを是とする強い意志も同時に聴き取れるので、全く問題はない。
原曲比の特徴としては、Bassの処理が挙げられる。
原曲はBassをとにかく前に出す処理が

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からかい上手の高木さん2 EDシングル評 #1「奏」

からかい上手の高木さん2 EDシングル評 #1「奏」

 久しぶりにnoteに投稿する気になった。
というのも、表題にある楽曲にまたしても大きな衝撃を受けたからだ。

 まずはその選曲だ。
2期のトップバッター曲ということで、1期のいきものががり「気まぐれロマンティック」ような調子で行くと、おおかた福岡の後輩ことYUIの「CHE.R.RY」あたりが来るものだと想像していた。
しかし予想は大きく裏切られることとなった。

 一発目でこれかい…。

 明ら

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2018年 導入機材



・ALLEN&HEATH ZED-R16
個人売買/30,000円
厳密には去年の今頃届いたのだけど、フル機能が使えるようになったのがドライバの関係で4月ごろになったとか、いくつか理由があるので今年の機材ということに。
長年の夢であった個人でのミキサ所有。それがいきなり4bandPEQ、18in18out A/D・D/AつきというレコーディングPAミキサというキメラで、我ながらとんでもない初ミ

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「からかい上手の高木さん」Cover Song Collection 論 其のI

「からかい上手の高木さん」Cover Song Collection 論 其のI

 ひと月ほど前から「からかい上手の高木さん」に熱を上げっぱなしである。
Spotifyでカバーアルバムを再生しまくることに始まり、アニメを視聴し、原作を読み、気がつけばアルバムの文脈を読み解くことが課題となっていった。
なぜこの選曲なのか、なぜこの音づくりなのか、バラバラなアーティストの曲のカバー集でありながら高いコンセプト性を感じさせる根源は何なのか。疑問は尽きないが、現時点で考えられるだけのこ

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「からかい上手の高木さん」Cover Song Collection 追評

以前の評はこちらから

CDを購入したということもあり、以前の記事では言及していない追加の評を著しておこうと思う。
#2 「AM11:00」
男女ボーカルなので音域が広く、ラップパートもある難曲だが、それを感じさせないボーカルの技が光る。「連れ去ってくれてもいいから」の、声が裏返りそうなところ、実にいい。ラップパートについても、男性目線であり男性ボーカルの詞ながら違和感のない歌いこなしであり、自然

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「からかい上手の高木さん」Cover Song Collection 評

 亀渕昭信の本で紹介されていたリスナーからの手紙に、「カメ、実は俺とてもコウフンしているんだ」という書き出しのものがあった。彼はThe Beach Boysの音楽に対してそういった想いを抱いたようだったが、僕が置かれている状況もまさにそういう感じだろうと思う。正確に言えば、今まで様々なコンテンツで心を昂ぶらせてきたが、今回の感覚は今までに感じたことがない。

ことの始まりはこのツイートだった。

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