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466 南海トラフ巨大地震(調査中)

はじめに

気象庁が初めて、「南海トラフ地震臨時情報」を発表しました。これはしっかりと注目しておかなければならない情報ですので今日の教育コラムで少し紹介したいと思います。

今回の地震との関係


日向灘と南海トラフの関係 画像ウェザーニュースより

日向灘でマグニチュード(M)7・1の地震がありました。最大震度は6弱を観測しました。問題は、震源地です。日向灘は、南海トラフ地震で想定されている震源域内です。
気象庁は異常な現象を観測するなどしたら、「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」を発表することになっていますが、これは2017年の運用開始後初めての事と思います。今回の日向灘での地震は、規模も位置もその要件を満たしたということになります。

どんな変化があるのか

南海トラフ地震は、東海沖から九州沖に延びる溝状の地形周辺で起きると考えられています。東日本大震災と同程度のM9級になる恐れがあるとされています。
この巨大地震に対する備えは各地で長い年月をかけて準備されてきています。気象庁は、関係するエリアを監視し続けているわけです。今回M6・8以上の地震を観測したため、この地震が南海トラフとどのように関係しているのかを調査開始しました。それを、国民に知らせたのが今回の記者会見です。「臨時情報(調査中)」という文字が気象庁のホームページなどにも出ましたが、専門家を中心に巨大地震との因果関係を調査しており、その結果についても次第に順次知らされていきます。
調査が終了すれば、調査終了となり以下のページに掲載されます。気象庁のホームページの該当のページへのリンク先を掲載しておきます。

掲載されているページの一部 気象庁ホームページより

さらに詳しく学びたい方へ

遠方での対応に備える

この時期、甲子園が開催されていたりお盆の帰省があったりと遠方で被災した場合を想定しておく必要があります。また、夏の海水浴シーズンですから海辺での巨大地震が発生した際の避難場所なども現地に着いたら簡単にでも確認しておくとよいでしょう。
いずれにしても団体を動かしているような学校関係の行事を行っている場合は、想定外の巨大地震に対する対応を考え、備えをしたうえで臨むことが重要です。
甚大な災害が多発しています。備えを大切に人命第一で心づもりだけはしておきたいものです。

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