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「おまえらしくないぞ!」Better Bossになろう!Weekly Pickup⑫
日ごとに空気の冷たさが増す今日この頃。どこに行くにもダウンベストが欠かせない私です。
脱いでもジップロックに入れてペタンコにできるから、とても便利。おのずとコーディネーションが「ダウンベスト中心」になっている今日この頃、みなさまはいかがお過ごしですか?
さて、Twitterで毎日配信中の「Better Bossになろう!」今週のピックアップは「おまえらしくないぞ!」です。
#BetterBossになろう
— カワムラ@DIVERSE TOKYO (@TokyoDiverse) November 3, 2021
(78) ~Twitterコメントより
ダメ例🤢
どうした?おまえらしくないぞ!
改善例🙂
疲れ溜まっている?〇〇に問題感じている?
相手が余裕ゼロの場合「おまえらしくない」というひと言が大きなプレッシャーになる。
そんなときはYES/NOで答えられる質問でヒアリングを。#言い方
日本の映画やドラマで、実によく聞くセリフです。私自身も、実生活で言われたり耳にしたことは数え切れません。
ドラマや映画の場合「”私らしさ“、って私の何をわかっているのっ?!」と、言われた人間が叫ぶパターンが多いですよね。
ごもっとも。
そもそも「その人らしさ」というのは、言っている側の主観。本人は同意できないことが多々あって当たり前なのです。
でも、問題はそこではありません。
「らしくない状態」の人を心配する、あなたの気持ちはわかります。
ただし、この発言は、いつもと同じに出来ない程、精神的に追い込まれている人に「いつもとおなじにしろ」とプレッシャーをかける行為なのです。
じゃあどうすればいいのか?
前回のWeekly Pickup⑪「世の中にはもっと大変なひとがいる」から引用しましょう。
本人がいちばん欲しいのは、孤独と張りつめた心に安心をもたらすことばです。
具体的な手助けができる場合は、支援の申しがいちばん効果があります。
ただ、時として本人がひとりで乗り切らなくてはならない問題もあります。
そんなとき「自分はあなたの苦しみを理解し、必要な協力をする準備がある」という気持ちを伝えるだけで、当事者の追い詰められた心に「逃げ場」ができます。
上司としては、Tweetの例のように、答えやすいYES/NO形式の質問などをして、本人が徐々に本音を話しやすいように誘導します。
そして、必要に応じたサポートをするとよいでしょう。
もし、プライベートな関係なら、コロナ禍が落ち着いて行動制限が緩和された今、散歩や日帰り温泉に誘ったりと、日常から離れた環境に連れ出すこともとても効果があります。
知らず知らずのうちに、相手にプレッシャーをかけてしまう「らしさ」の指摘、どうぞお気をつけください!
では本日はこのへんで。また来週!
みなさま、お風邪など召されませんようご自愛ください。
お悩み、質問など、下記リンクからどうぞ。(ダメ発言のタレコミも大歓迎!)
https://docs.google.com/forms/d/1JWnwbGSdqoz8PBSXcqDp4FGSfiXmVq609kH7DctAByQ/edit
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