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「以前も君みたいな部下いたっけ…」Better Bossになろう!Weekly Pickup⑨
こんにちは、東京はいきなり寒くなってタイプする指がかじかむ今日この頃、みなさまお元気ですか?
さて、Twitterで毎日配信中の「Better Bossになろう!」今週のピックアップは「以前も君みたいな部下いたっけ…」です。
#BetterBossになろう
— カワムラ@DIVERSE TOKYO (@TokyoDiverse) October 18, 2021
(62) ~Twitterコメントより
ダメ例🤢
以前も君みたいな部下いたっけ…
改善例🙂
なし
意図が不明な発言。
関係性上、部下は上司からの発言をネガティブにとらえがちなため、部下を引き合いに出した無意味なコメントには注意が必要。#言い方
「いたいた、前もおまえみたいなやつ!」「あなたみたいな人いたわよ」なにげなく言ってしまう個人的感想。
この発言自体が、ハラスメントとしてアウトになる訳ではありません。
ただし、目の前の部下に無関係な人物を引き合いに出すことは、ビジネス上何のメリットもないですよね。
しかも、部下は上司の発言をポジティブに受け止めにくい。
たとえ「前にもいたよお前みたいな部下(すごく有能な!)」というつもりだったとしても、今の部下は「前の部下」を知りません。
だから「有能な」までを言わないと、部下の想像は「ダメな部下」のほうに走ってしまいます。
そして、そもそも「前の部下」という情報自体が、今の部下には全く不要なことに気づいてください。
もし、あなたが「〇〇さんってオレの母親/父親みたい…」って言われたらどうでしょうか?
きっと「どういう意味? 頼りになるっていう意味?それともウザいっていうこと???」とハテナマークがたくさん浮かぶことでしょう。
お分かりいただけましたか? 不要なハテナを生み出す「無関係な他者を引き合いにだす」のは止めたほうがいいことを。
いま目の前にいる部下本人に向き合って、シンプルに語るほうが気持ちはちゃんと伝わります。
「前の部下」「知り合い」など「その場にいない人」を引き合いに出す癖のあるかたは、ぜひ見直してください!
では本日はこのへんで。また来週!
みなさま、風邪などひかないようにご自愛ください。
ご相談やお問合せ、ダメ発言の例など、下記リンクよりお気軽に!
https://docs.google.com/forms/d/1JWnwbGSdqoz8PBSXcqDp4FGSfiXmVq609kH7DctAByQ/edit
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