駆け出しPM1年目が取り組むべき、16のアクションプラン
プロダクトマネージャーの役割やキャリア論、必須スキル。ここ数年でインターネット上には十分すぎる位の情報が集まるようになってきました。本当にありがたいです。
PMは具体的に何を学べばよいのか。必要な能力(スキル)は何なのか。そういったことが明確になってきている印象があります。
一方で、情報の流通に伴って、若手からキャリアに対する不安の声をもらうことも増えてきました。
その気持ちわかります。
プロダクトが0→1フェーズだったり、小さい規模だったらPMがミニCEO的に、プロダクトに君臨していることも多く。事業成長と自分の仕事がほぼイコールで結びついている事が多い。その場合は、こういった悩みは少ないのかもしれません。
一方で、規模が大きくなり業務が細分化してくると、自分自身の担当領域が当然狭くなり、時として数字では処理にくい業務に向き合う時間が増えるのも事実です。
そもそもプロダクトマネージャーとは
そもそもプロダクトマネージャーって何をする人なのでしょうか。
それは、シンプルに言って「プロダクトを成功に導く事をミッションとし、その成功を実現させる人(または、その能力を有している人)」と言えます。
有名な話ですが、プロダクトマネージャーの仕事に必要な領域はビジネス、UX、テクノロジーの3つ。ビジネスはプロダクトが市場でユーザーを獲得し、収益を上げることできるかを判断する領域。
UXはユーザーが本当に求めているものを発見し、使われる形で提供するための領域。テクノロジーはその実現可能性を判断する領域です。
プロダクトマネージャーの役割はこの3つの交差領域です。これらの領域に基づいてプロダクトを舵取りしていく事がプロダクトの成功への近道です。
(引用:『プロダクトマネジメントのすべて』10p)
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プロダクトマネージャーは何を産み出すのか
では、プロダクトの成功をプロダクトマネージャー自身で、どのように判断すればよいのでしょうか。
それには、IDEOのフレームワークを元に考えるとわかりやすいかなと思います。いわゆるデザイン・シンキングが役に立ちます。
上記のフレームワークに似通っていますが、少し捉え方が違います。下記3つの交差するところでInnovationが起こり、成功への道が近くなります。
Desirability(ユーザーにとって望ましいものか)
Feasibility(テクノロジーにより、実現可能なものか)
Viability(もうかるかとどうか、実行可能なものか)
(IDEO.org, HCD toolkitより)
それぞれは、Desirability→UX、Feasibility→Technology、Viability→Businessと対応しているように見えます。
プロダクトマネージャーは、ユーザーに取って望ましいものはなにかを見つけ、実現可能でビジネスとして実行可能な成功するプロダクトを創っていくのが仕事です。
よって、PMはこの交点を見つけるために必要なスキルを身に着け、常に知識と能力を成長させ続けなければいけません。
元も子もないですが、その成長にゴールはありません。マーケットやユーザーは変わり続けるからです。
PMはにとって、とても参考になる文献
他にも本当にいっぱいありますが、一旦少なめに。
駆け出しPM1年目が目指すべき、1年後の状態
PMがPMとして成長していくために、継続的学習・スキル習得は欠かせません。そのスキル習得において、駆け出しPMのベースとなるスキルを考えてみました。
本ドキュメントの目的でもありますが、駆け出しPM1年目が1年経過した時の状態をPMスキルチャートを元に考えていきます。
PM スキルチャート HEXによる1年目で目指したいスキル
1年後に駆け出しプロダクトマネージャー(Associate Product Manger)として独り立ちし、各領域で業務遂行上の必要十分な知識とスキルが身についている状態を目指します。後輩が入社した時にあらゆる領域で先輩として指南できる状態ともいえます。
それぞれの領域で、下記をスコアリングできる状態を1年間で目指すべきスコアと定義しました。
プロジェクトマネジメント:1.0pt
開発:2.5pt
デザイン:1.5pt
グロース:2.5pt
ビジネス:1.5pt
ドメインナレッジ:2.0pt
開発知識を一定持ちながら、自社・他社プロダクトを理解している状態。プロダクトの課題を発見し、解決方法を提案できる状態を目指すスコアです。
上記スコアの実現のため、1年目に必要な経験と知識
では、上記HEXで定義したスコアはどのようにしたら獲得することができるのでしょうか。6つの領域で必要な16のアクションプランを用意。
16のアクションプラン
ユーザーインタビューの実施
プロダクトバックログ・チケット管理
Webディレクション検定の取得
HTML、CSS、JSの習得
A/Bテストの実施
G検定取得
読書(Web技術一般)
XDやFigmaを使ったワイヤーフレーム作成
読書(デザイン一般)
SQL習得
GAIQ取得
ユーザーサポート・カスタマーサクセス業務体験
議事録作成
EXCEL MOS資格取得
競合調査レポート作成
プロダクトの概要仕様をまとめる
かなり、ベーシックな内容をまとめています。他にもやったほうが良いことがあるのですが量が多くなるため削りました。
それでは、それぞれの詳細を見ていきましょう。
プロジェクトマネジメント能力を高める4つのアクション
1.ユーザーインタビューの実施
概要
自分がプロジェクトリーダーとしてユーザーインタビューの計画立案から実施までを行いましょう。VOCからユーザーの抱える課題を導き出すことをゴールにします。担当するサービスの業態にもよりますがToB、ToC両面へのアプローチを行います。
先輩社員も巻き込んだ上で、自分がPLとして動きましょう。
目的
3Cのフレームワークでいうと、Customer(顧客)を知ること。自身のプロダクトのユーザー理解が目的です。プロダクトマネジメントで、最も大事なことである課題の発見。そのためにはまずは自分のプロダクトのユーザーを知らなければなにも始まりません。
アクション
ユーザーインタビューを10組実施します。この過程で、簡単なプロジェクトマネジメントの体験ができます。
アクションの結果生み出されるアウトプット
・ユーザーペルソナ
・カスタマージャーニーマップ
・バリュープロポジションキャンパス
・ユーザーインタビューを実施していくためのマニュアル
アウトカム
アウトプットから導き出される課題から企画〜実装まで開発をリードしてみる(任せてもらう)
参考書籍
以下2冊を読んどくと、大概のことは網羅できます。
2.プロダクトバックログ・チケット管理
概要
プロダクトチームが利用しているプロダクトバックログのチケット進行管理を行います。先輩社員が担当していてら、それを引き継ぎましょう。朝会の議事録なども残すようにするとよいでしょう。
目的
プロダクト全体で何を目的に、何のチケット・プロジェクトが動いているのかを把握するのが目的です。全体的な視点で案件がどういった優先順位で動いているのか、ビジネス上何に重きをおいているのか。チケットから読み取っていくようにします。
アクション
チケットの進行管理・整備を行う
アクションの結果生み出されるアウトプット
スケジュールや進行状況など、状況がきちんと可視化されたプロダクトバックログ
アウトカム
現在動いている開発を認識できるようになることで、足りないものが見えてくるようになります。
参考書籍
余裕だぜ!という人はPMBOKも読んどくと良いかもしれません。
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3.Webディレクション検定の取得
概要
賛否ありそうなのは承知で入れています。実践で活かせる場面があるかどうかはありますが、一般的なWebの単語・知識を広く浅くインストールできるという視点で効果的かなと思っています。
目的
Webディレクションをしていく上で、必要な知識を身につけプロジェクトマネジメントを円滑にさせる。
アクション
Webディレクション検定の資格試験の勉強と受験
アクションの結果生み出されるアウトプット
Webディレクション検定の資格取得
※経費でだしてもらいましょう
アウトカム
ミーティングでの円滑なコミュニケーションや、プロジェクトマネジメントが実施できること
参考書籍
資格ビジネスではありますので、期待しすぎずに網羅的な知識習得と捉えるとよいかなと思います。
開発系能力を高める4つのアクションプラン
4.HTML、CSS、JSの習得
概要
HTML、CSS、JSをドキュメントを参照しながらでも、一人で書けるようになることを目指します。
目的
昨今は、A/Bテストの実装がエンジニアじゃなくても当たり前のようにできる時代になっています。自分で簡単なテストを実装できるようにするため、基礎的なフロントのコーディング能力は欠かせません。
アクションの結果生み出されるアウトプット
HTML、CSS、JSを書ける状態の自分
アウトカム
次のアクションプランに続きますが、A/Bテストを自分で実装することができるようになり、プロダクトの早い成長を促進できるようになります。
参考サイト
紹介するまでもないと思いますが、以下のようなサイトで学習をするとよいでしょう。会社経費で出してもらうのが良いと思います。
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5.A/Bテストの実施・実装
概要
自社で利用していますが、Kaizen PlatformやKARTEなどの発展によってエンジニアを介さずに自社のサービスを弄れるようになりました。これらプロダクトが出てきたときは、革命だなと感じたのを思い出します。
これらツールを利用するとA/Bテストが簡単にできるようになります。
目的
身につけたフロント面の能力で、A/Bテストを実装します。
アクションの結果生み出されるアウトプット
A/Bテストの実施
アウトカム
A/Bテスト実施による最適解の発見とプロダクトグロース
補足
プロダクトによってA/Bテストの実施方法は様々かと思います。自社にあったやり方で取り組んでみてください。
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6.G検定取得
概要
うちの組織では、G検定の取得を推奨しています。できる人はE資格も。取得にかかった費用は経費精算できます。AIの利活用は、遠い話ではなく実務で普通に利用しています。よって、この辺の基本知識は欠かせませんし、他者・他社に差をつけられる部分でもあります。
目的
AI・ディープラーニングの基礎知識を獲得すること。そして、ビジネスの戦略に活かせるようにすること。あわよくば自分の実務で利用できるようになること。
アクション
G検定の資格試験の勉強と受験
アクションの結果生み出されるアウトプット
G検定の資格取得
アウトカム
基本的な知識習得による、開発コミュニケーションの円滑化。プロダクトや業務へのAI活用によるグロース
参考書籍
本資格取得と次のアクションであるPythonの習得で、実際にAIを使った業務改善をしている人間がうちには何人かいます。やればできます。
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7.読書(Web技術一般)
概要
改めて言うことでもないのですが、書籍は先人の皆様が努力や失敗を経て生み出してきたノウハウが詰まったとても効率的な知識獲得のためのツールです。チーム開発をスムースに行かせるためにも、多くの技術書を読みましょう。
なるべく経費で買えると良いですね。
目的
開発系の知識獲得、それによりエンジニアやデザイナとのコミュニケーションを円滑に進めることを目的とします。
アクション
技術書を買って読書します。
アクションの結果生み出されるアウトプット
開発でのコミュニケーションがスムースに行くようになります
アウトカム
自分の中である程度の実現可能性が図れるようになると、最終的にはトータルの企画コストや開発コストが下がります。
参考書籍
他にも当然いろいろありますが、一旦この辺を。
デザイン系能力を高める2つのアクションプラン
8.XDやFigmaを使ったワイヤーフレーム作成
概要
プロダクトマネージャーが何処まで実際のUI作成に関わるか、という話はありますが、自分の実現したい機能や画面を何も表現できずに、言葉だけで伝えるというのも中々大変です。簡単なイメージでもよいので、自分でワイヤーは書ける様にしといた方がよいです。
目的
実現したい機能やサービスのイメージを、デザイナやエンジニアに円滑に伝えられるようにすることを目的にします。
アクション
新しく機能開発する時などに、自分でワイヤーを書くようにします。もし、直近でそういう仕事がない場合は、既存サイトのトレースを自分でするのがよいと思います。UIに向き合ってると、「あ、これ使いづらいかも」というのが発見できることがあります。
アクションの結果生み出されるアウトプット
自身の作ったワイヤーフレーム
アウトカム
各種ツールの利用経験と、実現したいことのコミュニケーションスピードが早くなります。
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9.読書(デザイン一般)
概要
デザイン能力は手を動かさなければ、上達はしません。が、知識として知っておくと良いことはあります。基礎的な知識は身につけておきましょう。
目的
デザイン的な基礎知識を「知っている」状態を目指します。自身の手で作り出せなくても、デザイン上で何が良くて何が悪いのかを判断できる能力を身に着けます。
アクション
デザイン関連の書籍を買って読書します。
アクションの結果生み出されるアウトプット
UI設計やデザイン判断でのコミュニケーションがスムースに行くようになります
アウトカム
デザインやUI設計の判断がスムースに行える様になり、
参考書籍
グロース系能力を高める4つのアクションプラン
10.SQL習得
概要
SQLは、コードを書いたことのない駆け出しPMにとって、自己肯定感を高めてくれる言語です。DBにクエリを投げると、反応が返ってくる。しかも、文法も取っつきやすく、書いている満足感も得られます(ただし、複雑なことやろうとすると、途端に難しくなる)。
直接DBを参照できないという環境の人もいるかもしれませんが、言語的には覚えといて損は無いです。
目的
SQLを覚える事はもちろん、サービスのDB構造が理解できるようになります。UIや機能とデータの関係性が理解できるようになると、サービス企画の効率が高まります。加えて、データからグロース課題を見つける能力も向上します。
アクション
プロゲートなど学習サイトを使って、SQLを学習します。
アクションの結果生み出されるアウトプット
SQLを使ったデータ抽出結果
アウトカム
直接的には、データ抽出後の課題特定〜課題解決によるプロダクト成長。間接的には、DB構造理解による企画スピードの工場。
参考サイト
introSQLは、僕が所属しているエン・ジャパンの企画開発部門の若手PMでエンジニア転向しようとしている(@nyosubro0706)が作ったサイトです。無料ですし、よく出来てるので、ぜひ使ってやってください。
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11.GAIQ取得
概要
(2022年8月現在)GA4への移行過渡期なので、タイミング的には少し微妙かもしれませんが、多くのプロダクトが利用しているGoogle Analytics。その理解を図る意味でのGAIQの取得をしておきましょう。
目的
Google Analyticsの基礎的な能力が身につけ、数字から今のプロダクトの状態をしり、課題を発見できるようになりましょう。
アクション
GAIQ取得のための勉強をする
アクションの結果生み出されるアウトプット
GAIQ取得
アウトカム
GAを使いこなすことによるプロダクト課題の発見と、プロダクトグロース
参考サイト
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12.ユーザーサポート・カスタマーサクセス業務
概要
ユーザーにプロダクトサービスを提供している以上、何かしらのユーザーサポート業務は発生しているかなと思います。業務を担当している人、チームにお願いをして、US/CS業務を体験させてもらいましょう。
目的
プロダクトに寄せられるユーザーの声を肌感をもって認識できるようにします。既存プロダクトであれば、すでに定期的にレポートなどが上がってくる状態かもしれません。
が、現場で声を聞くと印象は大きく変わることがあります。開発優先順位を決めるときにも、その肌感が決定打になることもありますので、ぜひ体験しましょう。
アクション
ユーザーサポート・カスタマーサクセス業務を、少なくとも1週間体験する
アクションの結果生み出されるアウトプット
・業務体験後にプロダクト改善レポートを作成する
アウトカム
US/CSを体験した後は、社内でユーザー対応をしてくれている人たち、実際のユーザーの気持ちが前よりも理解できてきているはずです。それらを加味しながら、プロダクトバックログの優先順位を(以前よりは)適切に決めることができるようになります。
参考書籍
ビジネス能力を高める2つのアクションプラン
13.議事録作成
概要
そのままですが、MTGの議事録を作成します。議事録のアウトプットを見ると、その人が優秀か否かがなんとなくわかるなと個人的には思っています。
目的
駆け出しPMに議事録を書いてもらう目的は、主に3つあります。
短い時間で状況を理解し、アウトプットを出す能力の向上
プロダクトMTGで話されている事の理解
タイピングスピードの向上
駆け出しPMにとって。最初の頃は、MTGに参加しても何言ってるのかよくわからない事がしばしばだと思います。書くことに集中することで、理解に意識を集中できるため、理解スピードが格段に変わるなと思っています。
アクション
MTG毎に議事録を作成。書いたアウトプットは、MTG終了後の30分以内に所定の場所に納めること。スピードも大事です。
アクションの結果生み出されるアウトプット
MTGの議事録
アウトカム
プロダクトに対する理解の向上、文章を早期にまとめる能力の向上
1,2ヶ月後には、タイピングスピードも上がってるはず。
補足
重要な作業とは思いつつ、一方で、古臭いやり方だなーとも個人的には思っているところもあります。個人の能力向上を無視したら、文字起こしサービスなどを使ったら良いと思います。
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14.EXCEL MOS資格取得
概要
なんだかんだ言って、EXCELって凄い使うなぁと思います。プロダクトデータの集計はもちろん、人によっては予算管理などをする方もいるでしょう。基本的なつかい方はもちろん、マクロをある程度書けると、色々楽です。
目的
Excelを使ったデータ集計・データ分析を容易にできるようにします。機能を知らない・非効率という部分を無くし、効率的に行います。
アクション
参考書籍でExcel MOS対策勉強をする。実務では、頼まれた集計作業などをEXCELで行い、適切なレポーティングをする。
アクションの結果生み出されるアウトプット
MOS 資格取得
アウトカム
Excelを使った効果的・効率的なレポーティング
参考書籍
EXCELは、我流で学ぶと知らない機能が結構あったりします。基礎的に網羅的に一回学んどくと作業効率がグンと上がります。
ドメインナレッジ能力を高める2つのアクションプラン
15.競合調査レポート作成
概要
担当プロダクトの競合を自ら定義、調査レポートの作成します。プロダクトのUX戦略を立てる上で、ビジネス戦略との紐付きは無視できません。同時に、競合の存在もUX/ビジネス戦略を考える上で、外せない存在です。
目的
自分の担当プロダクトの敵を知り、適切なプロダクトビジョンや目標、ロードマップの策定をできる基準値を自分の中につくります。
アクション
参考書籍を参考にしながら、競合調査レポートを作成します。作成した競合調査レポートを元に、プロダクトのバリエーションプロポジションを検討・見返します。
アクションの結果生み出されるアウトプット
・競合調査レポート
・担当プロダクトのバリュープロポジション検討結果
アウトカム
自社のプロダクトのバリュープロポジションを自信をもって語れるようになります。また、新たな課題や実装すべき機能などが見えてくるかもしれません。
参考書籍
競合調査の具体的方法やビジネス戦略との結合を教えてくれる良書です
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16.プロダクトの概要仕様をまとめる・更新する
概要
担当プロダクトの仕様をまとめたドキュメントが存在しない(コードが仕様だ!)って場合は、作成しましょう。ある場合は、一通りのドキュメントを確認します。古い箇所がおそらくあるはずなので更新しましょう。
うちの場合は、Backlogに記載されているコメントが仕様だ!っていう男気スタイルだったのを改めました。
目的
自プロダクトの仕様を理解・作成することで、スペックホルダー、ドキュメントホルダーとしての自覚が芽生えます。PMはスペックを適切に理解できていなければいけません。
アクション
担当プロダクトの仕様書を作成、更新します。
アクションの結果生み出されるアウトプット
プロダクトの概要仕様書
アウトカム
プロダクト全体の仕様理解が進み、スペックを決めていく時の時間短縮につながります。
補足
ここでいう概要仕様書とは、プロダクト全体のPRDの事ではありません。プロダクトの画面それぞれの機能を説明した仕様書をさしています。
最後に
上記で示したアクションプランは、自社の活動にそぐわないものもあると思います。すべてでなくても構わないので、つまみ食いして試してみるとよいかと思います。
一緒にプロダクトマネージャーとして成長し、日本のものづくりを盛り上げていきましょう。
最後にもう一つ
私の所属するエン・ジャパンのデジタルプロダクト開発本部では、プロダクトマネージャーを絶賛募集中です。まずは、気軽にお話でもしませんか?
@middle_okada までDMかリプをください!ラフにお話しましょう。
新卒の方は、以下のnoteをご覧ください!あなたのエントリーをお待ちしています。