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氷山の一角
たまに「円盤投げの技術について教えてください」とDMが届きます。その時はできる限りのことはお話ししています。しかし、あまり知らない人の投げをパッと見て、文字だけで的確に技術指導できるほどの知識・技能は僕にはないので、その人にとって為になっているのかな〜と思う今日この頃です。
僕の場合、特に円盤投げのパフォーマンスについてが正しいか正しくないかの判断はなんとなくしかできません。
円盤投げの技術向上のためには!とかパフォーマンスアップに必要な筋トレはこう!とかそういう発信はしないようにしています。発信したとしても「僕自身はこう思います。他の人には合っているか分かりません」って感じです。
円盤投げはやればやるほど難しいです。これからもじっくり探求していきます。
そんなこんなで
みなさん「氷山の一角」って言葉はご存知ですよね?
物事のごく一部分だけが外に現れているさまのたとえ。重要な大部分は隠れたままであること。
友達がこんなnoteを書いていました。
彼が「信頼できる情報であっても、すべてを鵜呑みにするのではなく、批判的な視点を持つことが大切」と言っていました。僕は「信頼できるかできないかはさておいて、ネットに流れていることがこの世の全てではない」ということを自戒の意味もこめて、ここに残そうと思います。
そんなこと当たり前なんですけど、ネットで情報に触れると「そのことについて充分知っているつもり」に陥ってしまいがちだと思います。今やXやInstagramやYouTubeには世界中の投擲選手やコーチがそれぞれの考えを発信しています。その情報に触れて、自分自身で確かめて取り入れる。その営みは悪いことではないと思います。私自身も競技に取り組む上で、その営みを現在も行っています。
ここで皆さんに1番伝えたいのは「ネットだけで満足することなく、実際に見て・聞いて・感じてほしい」ということです。
私は昨年、アメリカのロサンゼルスで円盤投げの試合に出場しました。事前にいろいろ調べて試合開始までは概ね(開始が3時間遅れたけど)スムーズに行きましたが…。
①日が暮れたから1投で試合終了
②練習投擲は1人2回連続して投げる
そんな情報はネットのどこにも流れていない!!!!!!
自分自身の常識がぶっ壊された瞬間でした。
その日から実際に見て・聞いて・感じることの大切さと喜びを知りました。
それからというものの、僕自身、直接触れることでハッピーになることもあれば、少し複雑な気持ちになることもありましたが、これからも現地現物を触れていこうと思っています。
これをご覧の皆さまは「ネットの情報」という氷山の一角で満足せずに、水面下に存在する大部分に触れて味わってほしいなと思います。
前のnoteでOklahoma Throws Seriesの主催者にメールを送ったことを残しましたが、返事が返ってきていません。僕レベルの選手が相手にされないのは予想できたのですが「氷山の一角」では満足できないので、もう一回メールを送りました。これで返ってこなかったら諦めて、別の場所を目指そうと思っています。
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