エイリアンゲーム特集だよ!
エイリアンロムルス公開記念にエイリアンのゲームを総ざらいしてみたいと思う。
1999年にリリースされた偉大なる初代AVP。
ゲームとしてはこれより難しいFPSって無いんじゃないかってくらい高難易度。最高難度のディレクターズカットは悪夢の難易度。宇宙海兵隊がエイリアンと戦うとこんな絶望を味わうんだというシミュレーターでもある。軍が開発したゼノボーグやプレデリアンと言った独特の亜種が登場するのも面白い。フェイスハガーに組み付かれると一発死なのでゲーム中最大の脅威はフェイスハガー。こいつらが地面をチョロチョロ動き回っていて非常に見づらい。グラフィックもリリースされた年代を考えればかなりキレイな方。キレイだしゲームエンジンが優秀で動作が軽い。今となっては普通のノートパソコンでも出来るくらい軽いゲームだが。エイリアン好きならプレイしとくべきゲーム。
steamで配信なし。2002年リリース、日本代理店はカプコン。前作とうって変わって開発もRebellionからMonolithにバトンタッチ。あまりにも難易度が高すぎた前作の反省からか宇宙海兵隊が鬼のように強くなって恐怖感が薄まり撃ちまくりシューターと化した。前作では登場しなかったパワーローダーも登場し向上したグラフィックと相まってファンアイテムとしてはそれなりの出来。ただエイリアンとしての恐怖感は皆無。
Aliens vs Predatoe 2010
開発が再びRebellionに戻っての2010年版リニューアルとして発売。かなり美しい美術とエイリアンだけでなくシンセティック(合成人間)の兵士との戦いもある。ユニークなのはプレデターのロングジャンプ。プレデターらしい動きをするのが面白い。グロ描写もえげつなくプレデターが人間の頭をひっこぬいて網膜スキャンをする場面が理由で日本販売が無しになった。向上したグラフィックでエイリアンの恐怖感が増しているが宇宙海兵隊も超人的な強さでエイリアンを銃で殴って吹っ飛ばすしフェイスハガーを体力を消耗するが自力で引き剥がす。エイリアン4のクローンリプリーにしか出来なかった芸当をやってのけてしまうのはどうだろう?と思った。あと武器のバリエーションが少ない。パルスライフルとスマートガンとショットガンくらいで、もっとロケットランチャーとかいろんな武器が欲しかった。
エイリアンゲームの最高傑作。日本語はサポートされてないが有志が開発したMODの導入で日本語字幕表示可能。またsteamでも日本からは購入できないのでebayとかで海外版のsteamキーを購入しないとプレイできない。
エイリアン第一作のリプリーの娘、アマンダリプリーとなり宇宙開発バブルが弾けて廃墟となった宇宙ステーションに母親の乗っていたノストロモ号のログを探し出すのが目的。美術は70年代のロン・コッブのデザインを踏襲しレトロ感溢れるコンピューターとステーション内部を作り上げていて素晴らしい。そしてエイリアンの恐怖。これが独自のAIを搭載していてランダムに動き回るという。ゲーム中にドアのロック解除やパスワードを入力している場面でも時間は経過しているのでエイリアンに襲撃される事がある。不出来なモーショントラッキングセンサーを頼りにエイリアンと暴走したシンセティックである「ワーキングジョー」を避けながら進行する。面白いのがストーリーモードよりも独立したミッションモードで、狭いマップで「詰めエイリアン」をやるモードがある。これが短時間でスリルを味わえて面白い。