LOOPする”取り消し” 東風 その3
ZBrushCoreを使った制作が続いております。
手探りも続く
全身の各パーツのモデリングが続いています。腕や足などは、鏡面コピーした後、左右の造形を非対称にしていきます。
きっちりシンメトリーというのも工業的な印象がするので、あえて”崩す”ことで造形物として整う気がします。
毎回、ファイルを開いては、頭身の比率を微調整。パーツを移動したり拡大しては『作業の取り消し』と、ここが定まるまでに時間がかかりましたね。
体型も肥満気味やマッシブなバージョンを造形・保存して、完成像をイメージしていきます。
離れろよ
彫っては作業を取り消して手探りのような時間。
そんな工程を繰り返すことで当初のラフスケッチからも離れていきます。
「離れる」というのは、良い方向へ進んでいると考えています。
平面に描いた大雑把なスケッチを立体にする過程で生まれる『細部の帳尻合わせ』と『さらなるキャラクター造形』でしょうか。
でんでん太鼓、タイトルにある『風』を彷彿させる動きを表現できる羽衣。
必要なもの、不要なものの断捨離。
より明確になった姿になり定まってきました。
▼制作中の東風まとめ
▼原型ができました 福星-fuxing-
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