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【 薬膳おすすめ常備菜 】ねぎ味噌
炊きたてのピカピカご飯……これに勝るご馳走ってあるでしょうか?
こちらでは、手軽に作れるご飯のおともや常備菜をご紹介していきたいと思います。
今回は「ねぎ味噌」をご紹介します。
鍋料理などで長ねぎを束で買ってきたものの1本だけ残ってしまった……なんてことはないでしょうか?(我が家はよくあります)
そんな時に、このねぎ味噌を作っておくと、ご飯にちょっとのせたり、焼きおにぎりにつけたり、豆腐にのせたりと、色々使うことができます。
水を一切使わないので比較的日持ちはしますが、冷蔵庫で保存の上、1週間~10日程度で使い切るようにしてください。
ねぎは身体をあたため、体表にある邪気(体調不良の原因となるもの)を発散させる作用があるため、初期の風邪におすすめです。
ただし、発汗作用がありますので、すでに熱があり汗をかいている状態の時にとると気を消耗してしまいますので控えましょう。
味噌はお腹をあたため、消化をたすける作用があります。
そして、かつおは元気をつけて血を補う作用がありますので、これらが材料となるねぎ味噌はかぜをひきやすく血行不良になりがちな冬の時期に特におすすめの常備菜となります。
ねぎ味噌(作りやすい量)
【 材料 】
長ねぎ 1本
[A]味噌 75g(大さじ2~3)
[A]みりん 大さじ1
[A]砂糖 大さじ1
鰹節 1パック(3g)
※少し甘めの味付けです。お好みによって砂糖の量を加減してください。
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【 作り方 】
(1)ねぎはみじん切りにします。
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(2)[A]の材料を全て合わせておきます。
(3)鍋に油少々(分量外)をひき、ねぎをしんなりするまで炒めます。
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(4)(2)を加え、焦げ付かないように注意しながら全体になじむまで炒め、鰹節を絡めます。
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この記事を書いてくれた人:古橋 智子(漢方・薬膳・保存食講師)
プロフィール:漢方上級スタイリスト、養生薬膳アドバイザー、中国茶アドバイザー、かんぶつマエストロ。薬日本堂漢方スクール、長谷園 東京店 igamonoなどで講座を担当。20代より保存食作りに親しみ、数々のレシピを考案。素材の旬だけでなく、一人ひとりの体質や体調に合った保存食を提案したいという思いから漢方、薬膳を学ぶ。
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