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書籍編集部部長の #年末年始に読みたい本

ディスカヴァーのスタッフやTwitterでご応募いただいた読者の方でつくる連続企画 #年末年始に読みたい本

今回、本を紹介するのは、書籍編集部、部長の千葉です。

とりわけ読んでいて胸が熱くなった、個人的「胸アツ本」

2019年に刊行した小社新刊のなかでも、
とりわけ読んでいて胸が熱くなった、個人的「胸アツ本」をご紹介します

Web上で個人のスキルを売り買いするオンラインサービス「ココナラ」
創業者・南章行さん初の著書『好きなことしか本気になれない。』です。

「好きを仕事にしよう」「趣味や得意なことで稼ごう」的なメッセージは、
それ自体特に新しくないように聞こえるかもしれません。
「そんな簡単にできたら苦労しないし、仕事ってもっと大変なものでは…?」
そんなふうに思う人もいるでしょう。

でも南さんが本書で語っているのは、楽観的でありふれた精神論ではなく。
人口が減り、遠からず80歳まで働くことが必要となる時代だからこそ、
ブレない価値観を持ち、スキルをアップデートし続け、
セルフリーダーシップを持つことが必要だと、
南さんはリアリティをもって、そうおっしゃいます。

心を満たすことは何か。好きで楽しいことはなぜか。
人やコミュニティに貢献できるスキルとは何か。自分はなぜ働くのか。
その答えを探し続けて、正解に近づいていくのが僕の「自分のストーリー」であり、
自分らしさの見つけ方だったのだ。
(202ページより)

「2020年は、どんな目標をもって、どんな道を歩いていこうか。何を達成してやろうか」
新年の初めに、本書を片手にそんなことを考えてみてはどうでしょうか。


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