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【わたしの推し本】誰もが「問いかけ」でチームを変えられる!僕自身の課題をぶつけて書き下ろしていただいた1冊。(編集部 牧野)
◎この本を簡単に説明すると…
ファシリテーションの第一人者、安斎勇樹さんによる「問いかけ」の実践本。
自身のチームや組織をもっとよくしたい、チームメンバーや組織の魅力と才能を引き出したいと考える個人やマネージャーにとくにおすすめしたい1冊です。
「見立てる」「組み立てる」「投げかける」というフレームワークにまとめることで、問いかけを誰にでも実践可能なプロセスに落とし込んでいるのが特徴で、
安斎さんの実践と研究から導きだされた知見と、単著ならではの安斎さんの魅力がたっぷり詰まっています!
◎この本が生まれたきっかけ
実は、本がでる1年前に、安斎さんの前著『問いのデザイン』を読んだことがきっかけでした。最高に面白い本だと感じたのですが、一方で実際にチームや近しいメンバーで実践しようと思うとなかなか難しい部分があり...
「問いかけが実践できる方法を知りたい!」と思い、安斎さんに自身の課題感や悩みを盛り込んだ企画書を送ったことで、企画がはじまりました。
◎こんなあなたに届けたい!
特にマネージャーになって難しさを感じはじめた方、「うまく進行管理をしたい」というよりは、「チームで一緒に作っていきたいけど、どうやったらいいんだろう?」「こんな才能があるのに、自分の力不足で活かせてないな...」と感じたり思ったりしている方に読んでもらいたいです!
◎編集中や発売後の裏話
安斎さんの伝えたい内容が多すぎで、実は最初にあげていただいた原稿は500ページ近くあり、なくなく100ページほど削ったという経緯があります。
https://note.com/yuki_anzai/n/n884eb2d61eb0
ただ、お蔵入りにするにはあまりにもったいない内容だったので、より深く学びたい人に届くよう、ダウンロード特典の形にしました。
◎わたしの「推し」ポイントはここ!
あげたらキリがないのですが、今思い返すと、「こだわり」と「とらわれ」の図を一番頭に浮かべている気がします。
書籍で提案しているのは、
チームにおいて「こだわり」を見つけて、育てることと、「とらわれ」を疑い、問い直すことの両方が、互いに循環しながら実現されている状態を目指すこと
なのですが、
これはいろんなものごとを見るときの大きな指針となりうる考えかたで、
そのきっかけを安斎さんからいただいた気がするからです。
◎最後にお伝えしたいこと
本の原稿は単著&安斎さんの書き下ろしとなっているので、内容はもちろん、原稿の語りと合わせて楽しんでもらいたいです! 安斎さんがイベントでお話しされているときの、真面目で優しいキャラクターが伝わればと思います。
また、CULTIBASE(https://www.cultibase.jp/)というコミュニティに入ると、問いのデザインの実践の話だけでなく、人と組織についての最新の知見や素敵なゲストとの対談がたくさん見れるのでオススメです!