映画ハロウィンの生みの親!監督ジョン・カーペンターの作家性とは!?
今日は映画監督ジョン・カーペンターについて話していきたいと思います
カーペンターズとは何のかかわりもないし
建築をやっているわけでもない人です
映画好きは誰もが知っていると言っても
過言ではない映画監督ですね
最近新作の公開がなく本人も映画制作の意欲が
無いような感じなので寂しいなあと思います
映画ってこういうのを見たいんだよ!ってのを
体現してくれる監督のうちの一人ではないでしょうか?
読みやすい2000文字弱です!笑
まえがき
皆さんご存じ!笑
ハロウィン
遊星からの物体x
ゼイリブ
ゴーストハンターズ(これほんと好き)
などなど
この映画のほかにも各個別にほんとにおもしろい映画ばかりですが…
(ザフォッグとかパラダイムとかクリスティーンなんかもいいですね…w)
彼のフィルモグラフィのほとんどが
ホラー映画という括りにされがちではあります
ゼイリブに関してはポスターデザインアートワークなどの素晴らしさから
今でもTシャツのデザインで使われたりしてますね
まぁジョンカーペンターはほとんどのポスターデザインアートワークが素晴らしいですが笑
ジョンカーペンター監督とは?
アメリカ人の映画監督で
彼自身は「俺の映画は全てが西部劇だ」
っと豪語したりしております
ちなみに前述した通り所謂ジャンルとしては
そのほとんどがホラー映画なのですが
この彼の言葉は、映画内のエッセンスとして
・ホラー映画で西部劇を意識している
言っていいとは思います
そして、より西部劇らしさをいれた
彼のフィルモグラフィでいえば…(順不同)
ゴーストオブマーズ
ドラキュラ最後の聖戦
エスケープフロムニューヨーク
エスケープフロムLA
要塞警察
などでその片鱗を見れるかもです
他分野においても影響力を与えている
例えばメタルギアソリッドの生みの親である小島秀夫監督なんかはジョンカーペンター監督の信奉者であったりするのを公言していますね
スネークってそのままのキャラクターが出てきますしw
オマージュです!キリッ
メタルギアの中にもちらほらその要素が見え隠れしていたりして面白いです
日本人の映画監督だと
鶴田法男監督、黒沢清監督、北村龍平監督などなど
ジョンカーペンター好きを公言していたりする人も沢山いますね
なぜ魅力的なのか?
80年代にその全盛期をほこり
当時のホラーブームにおいて
それらを牽引した影響ももちろん大きい…
のでしょうが
クリエイターとして
何よりハリウッド映画監督で生粋のアメリカ人でありながら
自主映画出身というのもあるのかもしれないです
エイリアンのシナリオライターで
みんな大好きスペースバンパイアの脚本家でもある
ダンオバノンと一緒にダークスターというSF自主映画でデビューして
20代という若さで要塞警察や30代初めにハロウィンといったアイデアを生かした制作費を逆手に取った映像表現手法で見る人に不思議な魅力を与えました
ちなみにこれより前には
ブロンコビリーの復活という作品で
アカデミー賞の短編映画賞を受賞したりしている
カリスマだったりします
ジョン・カーペンターを形容する言葉
ジョン・カーペンターは制作費が上がっても自主映画と同じ
っと揶揄されたりしますが
まぁそれ自体を自分も否定はしません
だってそうだしw
(映画のプロの現場で実際耳にしました)
作家的特徴
・全体主義的なものに対する否定
・手持ち撮影をほぼせず
(するけど、撮影として主体的に見せない工夫がされている)
・画面比率はほぼシネスコ画面
・主要人物の反政府的な反骨心キャラクター(大抵犯罪者、アウトロー)
・自作の作曲をすることが多い(割と名曲ぞろい)
こんなところがあげられるかと思います
オトコノコのってこういうのスキなんでしょ?みたいな
「カッコいい」っと思う要素が盛りだくさんではありますね
一言でいうと「ROCK」感って言ったらいいのかもしれません
映像全体にROCKを漂わせるのはアメリカという多民族国家と
ウェスタンに代表される開拓魂みたいなものの具現化といえるかもしれません
映画の中で、
常に漂う危険な環境でありながらその身を危険にさらされても
自己の哲学にまい進する
そんなところを貫いてるようなも雰囲気があります
エスケープフロムニューヨークなどまさにそれ
作品全体としては決して万人受けするような
作品群ではありませんが興味を持ったらぜひ見てみると良いかもしれません
あとがき
要塞警察のリメイク版があるのですが
こちらも結構な傑作ワンシチュエーションアクション映画で
イーサンホーク
ローレンスフィッシュバーン
ガブリエルバーン
みんな大好き
ジョンレグイザモなどが出ており
キャラクターも立っていてぜひ見てほしい映画ですね