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第2回:コーチングとの出会いとその魅力

こんにちは、diportoのオーナー弥代です。

前回のnoteでは、私がネイルアーティストとしての道を歩んできたこと、そして卒業を決意した背景についてお話しました。今回は、私が新たに挑戦しようとしている「コーチング」について、どうしてその道を選んだのか、そしてコーチングの魅力についてお伝えしたいと思います。

コーチングとの出会い


コーチングという言葉を初めて耳にしたのは、夫である勇太君が「みっちゃんの伝え方って、コーチングだよね」と言ってくれた時でした。その時は、正直コーチングが何なのか、あまりピンときていませんでした。しかし、次第にその言葉の意味が心に残り、気になる存在となりました。

ネイルアーティストとして15年間、これまで述べ16,000人の方々と接してきた中で、お客様が抱える悩みや夢、希望を聞く機会は日常的にありました。たとえば、ある日常的な会話の中で、お客様が自身の悩みを打ち明けてくれたことがありました。

彼女は、家事や育児に追われる日々の中で、自分の時間や本当にやりたい事を実現するための道を見つけることができず、苦しんでいました。その時、私はただ話を聞くだけでなく、彼女が自分の力で解決策を見つけ出すサポートをしました。彼女はその後、自分の時間を見つけ、趣味からビジネスになるまでに成長しました。

別のケースでは、子育て中で美容師としてのキャリアを一度諦めていたママさんが、私とのセッションを通じて再び挑戦する勇気を得ました。彼女は自分の夢を再確認し、自信を持って次のステップに進むことができました。その後、彼女は自分のペースで仕事を再開し、現在では地域で信頼される美容師として活動しています。

こうした経験を通じて、「私がしていることは、ただネイルを施すだけではない」ということに気づきました。月に1回(ネイルに来られるペースで)お客様のお話を聞き、彼女たちが自分自身で答えを見つけ、人生を変えていく手助けができていることを実感したのです。それが、私が「コーチング」という言葉に惹かれ、もっと多くの方に届けれるのでは?さらに学びたいと思ったきっかけでした。

コーチングとは何か


コーチング、あまり耳にした事がない方もいらっしゃると思います。改めてコーチングとは、相手が自分自身の目標を達成するために、その人の可能性を引き出し、サポートする手法です。カウンセリングやコンサルティングとは異なり、答えを与えるのではなく、相手が自ら考え、行動できるよう導くのが特徴です。

私がコーチングの勉強を始めてから、その奥深さにどんどん引き込まれていきました。コーチングでは、相手の話をただ聞くのではなく、的確な質問を投げかけることで、相手が自分の中にある答えに気づく手助けをします。これには、相手の真意を汲み取る力や、状況を客観的に見つめる視点が必要です。

例えば、上記のエピソードで紹介したママ美容師のお客様が再挑戦を決意する際、彼女が抱えていた「子育てと仕事の両立への不安」や「自分の価値への疑問」に対して、私は「もし子どもたちが応援してくれるとしたら、どんな働き方をしたいと思いますか?」と問いかけました。彼女はその質問をきっかけに、未来へのビジョンを描き、自分の道を見つけ出したのです。

コーチングがもたらす変化


コーチングを通じて最も感じるのは、相手の中にある変化です。ある主婦のお客様は、ネイルの施術中に自身の将来について悩んでいたところ、私との話を通じて自分の才能に気づきました。彼女は家業を継ぐことを決意し、現在では地域で注目される起業家として活躍しています。

コーチングは、相手の自己肯定感や自己効力感を高め、その人が自分の力で未来を切り開いていけるようサポートします。これは、私がネイルアーティストとして大切にしてきた「人と寄り添う」という姿勢とも通じるものがあります。

また、コーチングを通じて、多くの方が自分自身を再発見し、新たな目標に向かって歩み始める姿を見ることができるのは、私にとっても大きな喜びです。私が寄り添った人々が、それぞれの場所で成功を収め、充実した日々を送っていることを知るたびに、この仕事を選んでよかったと心から思います。

コーチングが私にもたらしたもの


コーチングを学び始めてから、私自身も多くのことを学び、成長しました。コーチングは、相手だけでなく、自分自身をも見つめ直す機会を与えてくれます。私もまた、自分の目標や夢を再確認し、それに向かって進んでいく力を得ることができました。

コーチングを通じて、私は自分自身が本当にやりたいことは何か、どうすればそれを実現できるのかを考えるようになりました。そして、その過程で、私が本当に大切にしているのは「人が自分の力で幸せになる手助けをすること」だと気づいたのです。

この気づきが、私のこれからの人生の方向性を決める大きなポイントとなりました。コーチングは、私にとって単なる手法ではなく、人生そのものを豊かにするための大切な道具となったのです。

次回予告


次回のnoteでは、コーチングをどのように日常やビジネスに活かすことができるのか、そしてコーチングがもたらす未来についてお話ししたいと思います。コーチングに興味がある方も、そうでない方も、ぜひご覧いただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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