見出し画像

その名はカフカ・総目次

2023年一月にnoteで連載を始めた長編小説『その名はカフカ』。
時にはnote内でこの小説を私の代名詞的に使ってくださる方もいらっしゃるのは本当に有り難いことです。
しかしここまで長くなったところで、これから新たに「読んでみよう!」と思ってくださる方々にはかなり不案内な状態になっていることに、ふと気が付きました(「連載した分は本にしたから本を買ってくれ!」という発言は乱暴ですね←かなり本音っぽい笑)。

そこで、単に連載をまとめた各部ごとのマガジンを並べるだけのものになりますが、目次記事を作って自分のクリエイターページに固定しておくことにしました。
あ、はい、橘鶫さんの『物語の欠片』の「索引のようなもの」の真似っこですね……アイデアお借りしました(許してもらえると信じての事後報告)。

では、「これから『その名はカフカ』を読んでやるぞう!」という方は以下の順に読み進めていただけるとよろしいかと思います。


プロローグ(こちらのみ記事リンクを埋め込みます)

第一部 Preludium

第二部 Kontrapunkt

第三部 Disonance

第四部 Modulace

中編番外編『十一月に』

第五部 Inverze

全てのマガジンの収納記事は古い順に並んでいます(つまり上から順に読んでいただければ良い、ということです)。

第一部と第二部をまとめた紙の本『その名はカフカ 1』と第三部と第四部をまとめた『その名はカフカ 2』のご案内はこちら↓

第一巻は17万字強、第二巻は21万字強、収録されています。

本を作るに当たってかなり校正しているので、noteに掲載しているものは今の私には「未完成」な状態に感じられるのですが、お話の流れ自体は校正後も変わっていません。

で、この小説、ジャンルは何なんだって聞かれると非常に答えに困るのですが、よくハードボイルドと言ってくださる方がいらっしゃるので、そういうことにしておきましょう……一般に言うハードボイルドよりはかなりソフトだと筆者本人は認識しておりますが。
舞台はチェコに限らず中東欧諸国ですが、「そんな地域には興味ないよ」という方にも知識の押しつけ等をする小説ではありませんのでどうぞご警戒なさらず。

元々はピリカさんにお話をいただいてピリカ文庫へ寄稿した短編に「続きが読みたい」と言ってくださった方々がいらっしゃったのがきっかけで書き始めた長編小説ですが、今となっては私の一部のようになっている『その名はカフカ』(実際この小説にはチェコに住み始めてからの自分の経験と体験と知識をかなりの勢いで注ぎ込んでいます)、これからも楽しんでいただける方がいらっしゃれば幸いです。


『La dolce vita con te』 22 x 29 cm 水彩


日本帰省に使わせていただきます🦖