潮風に運ばれ 大洋のど真ん中を一隻の小舟 過日の黒い嵐に祖母を、父を、母を 次から次へと連れてゆかれ 今日は太陽が波間を焦がし 生者と死者の間を行き来 ああ、海鳥よ 君の唄に吹かれ 虹の咲出す郷へ漕いでゆけ (🇰🇷항해 바닷바람에 실려 대양의 한복판을 작은 배 한 척 지난 검은 폭풍우는 할미를 아비를 어미를 하나 둘 죄다 데려가 버리고 오늘은 태양이 물결 사이를 태우며 이승과 저승 사이를 넘나드네 아아, 바닷새여 네
朝のラッシュアワー、いつもの道を歩いて駅に向かっていると、 2-3人のサラリーマンらしき男達が集まって その内の一人が「どうもです~」と挨拶を発した その日、耳に入ってきた初めての言葉、「どうも」に 私の全神経が自然と注目した 人に申し訳ない気持ちが沸き立った時の「どうも」-(ミアネヨ~) 身に余る恩に授かった時の「どうも」-(コマウォヨ~) 自分の急な出現を断る時の「どうも」-(シルレハケッスンミダ~) この「おはようございます」を込めての「どうも」-(アン
セミに代わってコオロギが鳴き始めた カウルが生まれたと思った 今朝は洗濯物を干す背中と腕が太陽に直撃 顔を上げ、まぶしいヨルムの復活を読んだ ふっと思った 晩夏やら初秋という日本語を ヌンニョルムやらチョガウルという韓国語を この二つの風景を大地ごとそっくりそのままミキサーにかけて 今の時分に相応しい名を一つ生成できないものかと 干された洗濯もの達も互いに異見を戦って 新しい名の選択をめぐってなびく 空に向かって緑いっぱいの手を伸ばしていた木々も 考え