季節に新しい名をつける?-ヨルム(夏)+カウル(秋)の間で
セミに代わってコオロギが鳴き始めた
カウルが生まれたと思った
今朝は洗濯物を干す背中と腕が太陽に直撃
顔を上げ、まぶしいヨルムの復活を読んだ
ふっと思った
晩夏やら初秋という日本語を
ヌンニョルムやらチョガウルという韓国語を
この二つの風景を大地ごとそっくりそのままミキサーにかけて
今の時分に相応しい名を一つ生成できないものかと
干された洗濯もの達も互いに異見を戦って
新しい名の選択をめぐってなびく
空に向かって緑いっぱいの手を伸ばしていた木々も
考え深そうにこうべを垂らす
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