『阿婆的快樂時代 KEEP CALM AND CARRY ON』/香港人気キャラクターによる香港今昔物語
こんにちは、點心書房店主です!
オンラインショップに入荷した本達を紹介します。
その前に…
お知らせです。
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香港人気キャラクターの阿婆と大麻成
今回仕入れたイラスト・コミック本『阿婆的快樂時代 KEEP CALM AND CARRY ON』。
こちらは、香港のイラストレーター蘇泳康が生んだ大人気キャラクター、阿婆と大麻成のコミック本です。
ちなみに、広東語で阿婆は「あぽぉ」、大麻成は「だぁいまーしん」みたいな発音をします。
阿婆/Grandma
制作者・蘇氏の学生時代の友人がモデルだというこのおばあちゃんのキャラクター。ユーモアとウィットに富む知恵に満ちたおばあちゃんが、生活の小さなトラブルを解決する様子を描きます。
大麻成/Dai Ma Shing
おじさんキャラクター・大麻成。 蘇氏は、『香港によくいる感じのおじさん』をモデルにしてこのキャラクターを作ったそうです。
”香港によくいる感じのおじさん”………!?(店主困惑)
要するに、『カジュアルな服装をしていて、気楽でのんき』なおじさんってことだそう。
そう言われると、わかりみが深い。
大麻成、カジュアルっていうより上裸だけど…
でも上裸のおじさん、ほんとにめっちゃいるんよね、香港。
店主、子どもの頃からちょっと古めの漫画に親しんでいたこともあり、大麻成をみるとおそ松くんのデカパンを思いだしてしまうのはここだけの話。ホエホエ。
『阿婆的快樂時代 KEEP CALM AND CARRY ON』が描くもの
本書『阿婆的快樂時代 KEEP CALM AND CARRY ON』は、香港の生活の「昔」と「今」を比べながらコミカルに描くコミックです。
香港のすごくささやかでリアルな風景をコミカルにかわいく描く作品としては随一だと思います!
また、香港で出版される本のなかでも珍しく、広東語で記載されていますので、広東語を勉強中の方、広東語に馴染みのある方にもおすすめです。
世界随一の生活コストが必要な香港の街で、阿婆たちが愛される理由
イギリスの経済誌『エコノミスト』の調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)による『世界の生活コストの高い都市ランキング』では、2023年は第5位となった香港。(シンガポール1位、東京60位、大阪70位)。
かかる生活費の額も高いうえ、生活難易度も結構高く、日常生活で出会う小さな困難がたくさんあります。日本から引っ越してきてまだ1年経ってない店主にとってはなお大変。日々、大小様々なトラブルに遭遇してはすったもんだしております。
そんな香港の毎日と小さな衝突をユーモアで乗り切る阿婆と大麻成。大変でも、笑って生きていきたい!その願いを具現化しているところが、香港の人々に支持されるポイントなんでしょうね。
愛され事例1:百佳(パークンショップ)でのコラボキャンペーン
香港ローカルスーパーの百佳では、阿婆&大麻成とのコラボキャンペーンが始まるようです!このブランケットがぐっちゃぐちゃになっているところに香港を感じますね。
愛され事例2:九龍公園で開催中:香港漫画星光大道展覧(第四期)にも登場
2024年10月21日〜2025年3月15日の期間に、香港・尖沙咀の九龍公園内で実施されている『香港漫画星光大道展覧』で、大麻成と会うことができます!(入場無料)
香港漫画の中での人気キャラクターたちが集まっていて、来場のお客さんたちは、皆産思い思いに写真を撮ったりキャラを撫でたりしていましたよ。
↑観光客のおばあちゃんの愛で方がかわいくて、なんだかほっこりした。
『阿婆的快樂時代 KEEP CALM AND CARRY ON』
本書は、当店・點心書房で入荷しています。
古本としての入荷ですので、状態等ご確認のうえ、ぜひお手に取ってみてください!
ちなみに:蘇泳康氏のSNSはこちら
蘇氏はInstagramでも発信をしているので、ぜひ観にいってみてください!
蘇泳康 SOWINGHONG →こちら