公式noteはじめました。オリンピック新種目3人制バスケで世界を目指します。
はじめまして。3人制プロバスケットボールチームTOKYO DIMEです。東京都渋谷区を拠点として活動を始め、今年で7シーズン目になります。2014年に初代王者として日本一の称号であるグランドチャンピオンを獲得し、2017年にも日本一に輝きました。最初のnote投稿なのでチーム代表の岡田が執筆させて頂きます。
さて、チーム創立時にまで遡りますと、3人制バスケ「3x3(スリーエックススリー)」はオリンピック種目にもなっておらず、バスケ業界の中の人たちですらその実現には半信半疑でした。
(2014年 3x3.EXE PREMIER初優勝時の様子)
それもそのはず、当時のメディアでは野球、ソフトボール、空手などが追加競技候補として取り上げられておりましたが、3x3はその話題には一切挙がらず、バスケットボールを知っている人ほど「いやいや、なるわけないじゃん」がむしろ主流でした。
しかし、野球や空手などの「競技」の追加と異なり「種目」の追加はハードルがそこまで厳しくはありません。既にバスケットボール「競技」は4億5千万人に世界中で楽しまれているスポーツであり、3x3はその競技の中の1種目という位置付けにあります。逆に、なぜこの人気競技にメダルが1個しか用意されていないのか不思議なくらいでした。
そして、FIBA(国際バスケットボール連盟)の後押しもあり、日本国内で世界初のプロリーグ「3x3.EXE PREMIER」が開幕し、2016年12月時点で日本男子の世界ランキングは3位(←これ本当に凄いこと)まで上昇しました。国内での機運も徐々に高まり、2017年6月、3x3は東京オリンピックでの新種目に採択されました。前触れもなく、突然だったように覚えております。
このように、バスケ業界の人たちから見ても意外なスピード採択に至った経緯があるため、3x3のプレー環境や認知度(普及面)、代表の強化体制(強化面)、プロチームのビジネス環境(興行面)、どれをとっても未整備・未成熟であり、逆に言えばチャンスもゴロゴロ転がっている状況、それが3x3という新しいマーケットです。
TOKYO DIMEとはどういうチームか?
さて、この3x3というニッチなマーケットの中で、TOKYO DIMEとはどういうチームでしょうか。
一言で言えば、「3x3業界のマーケットリーダー」です。(正確に言えば、それを目指すということです。)
3x3プロチームは他のスポーツと比較すると参入障壁が低く、低コストで気軽にチームオーナーになれるというメリットがあり、地域活性化やバスケットボールの普及など様々な目的でチームを活用することが出来ます。
私は様々な目的でチームを保有することに対して否定的ではなく、むしろそうあるべき(チームの多様性が認められるべき)だと考えております。それが3x3の良さでもあるからです。
その中で、自身のチーム運営の方向性としては、全ての分野でナンバーワンを目指すことだと決めております。
簡単な言葉で表現するならば、「強さナンバーワン(世界一)を目指し、プレー環境ナンバーワンを目指し、ファンの数ナンバーワンを目指し、認知度ナンバーワンを目指し、売上ナンバーワンを目指す」ということです。
私は自身が現役選手であることから、選手ならではの視点をチーム運営に盛り込んでおります。最終的には、選手が「DIMEでプレーしたい」と心の底から思えるチームこそが真の業界ナンバーワンのチームだと考えており、それが経営の柱となっています。
詳細は企業秘密にはなりますが、DIMEとして発信しているブランドメッセージ(というより目標に近いですが)の代表例として、下記のようなフレーズをご参考にしてください。
最終的にマーケットリーダーであるかどうかを決めるのは、客観的な指標以外には皆さんの脳裏に連想されるブランドだと思いますので、そこを目指してひたすら努力してまいります。
3x3で世界を目指す
冒頭でも軽く触れたように、3x3は世界で戦えるチャンスがあるスポーツです。単純な身体能力で劣る日本人であっても(通常の5人制バスケと比べれば)相対的には有利なルール設計になっているからです。
(昨年TOKYO DIMEは世界大会に12度出場。 Huaian Challengerでは3位に!)
今回はその細かいルールについては割愛しますが、その他にも世界を身近に感じることが出来る新しい形の大会方式やランキングシステムが設計されており、3x3はこれからの時代に沿った全く新しい種目と言えるでしょう。
その中で、TOKYO DIMEは一貫して世界に挑戦することを掲げて戦っていきます。それが3x3の魅力であり、選手たちの目指す舞台として最もエキサイティングだからです。ぜひ一度会場にお越し頂き、3x3の魅力にハマってもらえたら幸いです。
noteで何を発信していくか
(TOKYO DIME女子チームメンバー)
最後に、今後noteで何を発信していくかについてです。
次回以降は、選手一人一人の良さや想いが伝わるような内容であったり、3x3のもっと深い話であったり、DIMEで働くスタッフの生の声であったり・・・ファンの皆さんのニーズに応じて、より3x3やDIMEとの距離が近くなるようなコンテンツを発信していきたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。