【引っ越し旅】ルーマニア→ネパール(第2話 ドバイで経由の巻)
このnoteは、引っ越し旅(ルーマニア〜ネパール)の途中、
経由で立ち寄ったドバイ空港の話です。
ドバイ空港までの道のりは、引っ越し旅の第1話で紹介しています。
こちらをどうぞ~⇩
■経由地 ドバイ国際空港
・T2に到着 WizzAir
到着は夜。キラッキラした夜景を眺めながらのランディング。
☆
WizzAirは空港のターミナル2(T2)に到着。
空港はとても広く、綺麗でした。
私たちはすぐさま、インフォメーションセンターへ。
一般的な乗り換えは出発地から到着地まで同じ航空会社を利用します。
「Transfar(経由)」に進むのが一般的な流れですが…。
私たちは、WizzAirからFlyDubaiに乗り継ぐため、一旦ドバイに入国し、再び出国するというやや複雑な手続きを取ることにしました。
その前に、その手続きが本当に正しいのか裏を取るためにインフォメーションセンターにやってきたというわけ。
ネットで見つけた断片的な情報を集めて、総合的にまとめて、
「一度出国してから入国する」ほうが費用が安くなるという私たちの見立ては正しいのかな?大丈夫?
確かな情報ではなかったし、一部新しい情報でないものもあったので、実際に実行に移す前にインフォメーションセンターで「ホントに大丈夫だから!」というお墨付きが欲しかったのです。
パスポートと航空券をカウンターに差し出し、事情を説明すると、インフォメーションのMさんはにこやかに答えてくれました。
「あなたたちはラッキーですね!選ぶことが出来ますよ、
・ちょっと面倒くさいけど費用が安いもの(入国して出国)と、
・ちょっとお金がかかるけど、簡単(乗り継ぎ申請?のようなもの)、 どちらがいいですか?」
夫「安い方で!(即答)」
元気な回答に、Mさんは「いいね!」と笑いながら対応してくれた。
☆
高い方を選ぶと、一般的な経由便とほぼ同じオペレーションをしてくれるそうです。
・入国手続き→移動
乗り継ぎ時間のこともあるでしょうからと、
親切なMさんが自動ゲートまで優先的に案内してくれたので、
ちょっとだけVIP気分が味わえて楽しかった。
でも、私たちはなぜかパスポートをかざしてもエラー…。
Mさんは「心配しないでも大丈夫だよ」といいながら、別室へ移動。
ガラス越しのface to faceで入国手続きをしてもらい、ここでもちょっとVIP気分。
ビザなしで行ける国なので、費用はかからず無料で入国できます。
無事にアラブ首長国連邦へ入国。
Mさんにお礼と別れを告げたら、預けていた荷物を受け取り、
その後は自分たちで空港ターミナル間の移動をしないといけません。
だだっ広い空港の中、スタッフ複数人に
「T2からT3に移動したいんです。」と何度か確認しましたが、
みなさん、口をそろえて「タクシー」。
T2〜T3ターミナルの間の移動にはタクシーのみという回答でした。
理由は不明。夜だったから電車やバスがないのか、そもそも移動ルートが他にないのか…、誰に聞いても「タクシー」だったので、言われるがまま、タクシーで20分ほどかけて移動しました。
タクシー代は49ディナール(約2,000円)。
クレジットカードで支払い出来たので、現金の調達は不要。
ちょっと手間と時間はかかりましたが、インフォメーションセンターのMさんのおかげで1万5千円ほどかかる手数料が、タクシー代の2千円程度で済んだので、よかったです。
時間も手間もかかりますが、
費用重視の旅&初めての経験!ってことで
ドバイ空港周辺をタクシーで少しだけ楽しみました。
・T3到着 FlyDubai
チェックイン(FlyDubai)
頭の中でアサヒスーパードライ風に読んでしまうフライドゥバァイ…。
タクシーで到着したT3はさらにキラキラ度が増してきれい。
エミュレーツ航空のターミナルですから、豪華です。
トイレも日本並みの清潔さです。さっすがー!
チェックインカウンターでは、「パスポート」と次の目的地「ネパールビザ」を求められました。
あらかじめネパールビザを取得していたので提示してオッケー。
心配性の夫がどうしても!というもんだから、
現地で到着時でも取れるネパールビザをわざわざオンラインで申請していたのですが、夫の「どうしても!」お陰で今回のチェックインがスムーズにいきました。
夫よ、グッジョブ。
・保安検査場
セキュリティーチェックで驚いたのですが、夫の荷物が没収されてしまいました。
ドバイの国際空港のセキュリティ、
長いのものは禁止!
2点没収されてしまいました。
①USBケーブル(3mのやつ)
短いものは問題なかったのですが、一番使い勝手のいい長いケーブルがすべて没収…。
②釣り糸(リールそのものが対象)
糸が長いので危険物という扱いだそうです。リールそのものを没収されそうになりました。ダメもとで
「糸をほどいて、糸だけ渡してもいいですか?」と質問したところ、意外にもオッケー。
一生懸命に糸をほどき、リールは無事に取り戻しました。
糸を懸命に外している間、
「ちょっとォ…まだかかる?時間かかっているねェ…。後ろが詰まっているんだけどォ…」と不満そうでしたが、
「ごめんなさい…もう少々お待ちください。大切な宝物なんです。没収は糸だけにしてください、どうかご勘弁を…」と手をカラカラと動かしながら言い続けて取り除き、最後に絡まった糸の塊をホワーっと提出して検査場をあとにしました。
その後のふたり反省会によると、
預け荷物の重量制限を気にするあまりに、小さくて重いものは手荷物へ入れようと、上記のUSBケーブルやリールを機内持ち込みの手荷物に入れてしまったらしいのです。
「長いものはスーツケースに入れよ!」と学習したのでした。
夫が気の毒で、何と声をかけていいのやら…。
何からなにまでほとんどの準備を夫がしたにもかかわらず、夫の荷物だけがひっかかり、なかには没収されてしまうという悲劇…。
・出国手続き
出国時も自動ゲートが使えませんでした。
別ルートに並び、ガラス越しにチケットとパスポートを渡すと、
無言でスタンプバーン!
「Have a nice trip!」でおわり。
笑顔で「シュクラン(ありがとう)」と伝えてゲート通過できました。
その後、搭乗ゲートまでの遠い事…。
歩く歩く…広いです。
深夜にも関わらず、お店もにぎやかでキラッキラです。
歩くのが大変なので、カートに乗る人も多くみかけました。
二人でへとへとになりながらも
「健康で歩けるって大事だねぇ」なんて会話をしながら搭乗ゲートへ向かったのでした。
・気が抜けない荷物チェック
搭乗ゲートが開き、いよいよ機内へ!という段で、
係の人が「手荷物をひとつひとつ持って重さを確認する」という
「なぜ今頃?」な作業が入りました。
幸い、私たちはすんなりそのまま通してもらいましたが、免税で買い物をした人たちは止められて追加費用を払っている様子でした。
最後まで気をぬけないやつ、FlyDubai。
・失敗を告白
実は私、やらかしてしまいまして…。
FlyDubaiの飛行機チケット購入時に、私は自分の名前の入力を間違ってしまうという痛恨のミスを犯してしまいました。
たった一文字だけ、アルファベットが一文字抜けていたのです。
自分の名前なのに気づかずに、ぽちっと購入したあとで気づきました。
それから、サポートセンターに問い合わせて、メールを送り、最後は苦手な電話をかけて電話で修正依頼をかけないといけません。
たった1文字を追加してもらうのには…。
名称変更をお願いするのにかかった費用は約5,000円…。
格安航空チケットを安く変えたと喜んでいたのに、痛い学習をしました。
5,000円があればおいしいごはん食べられたはずなのになぁ…。
FlyDubai、エミュレーツ系列ですが、なかなか手厳しいです。
機内は快適でした。座席も広いし、LCCにしてはゆったり。
座席前にパネルがあるので退屈することなく楽しめました。
機内食はザ、ネパール!といった感じのメニュー。
久々のカレー味に久しぶりのアジア〜。
機内で朝日を見ながら、カトマンズ国際空港が見えてきました。
ドバイの夜景は「キラキラ」でしたが、
カトマンズの景色は「カラフル」。
色とりどりの家が並び、いろんな色が目に入り込んできます。朝日を浴びているからなのか色が鮮明でした。
ドバ経の話はここまで…
次のネパ着へつづく