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「おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」 ノイミー舞台感想

先日、私の推しアイドルグループ・≠MEの舞台
『≠ME ACT LIVE 「おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」』
を観てきた。

メンバー12人を半分に分けて、6人ずつのWキャスト。
改めて12人って分けやすくてちょうどいい人数だと思う。

FC先行で片方のチームだけ取っていたが、
公開ゲネプロの写真を見ていたらもう片方のチームも行きたくなり、
急遽、当日引換券をポチった。

開演前

会場は品川プリンスホテル・ステラボール。
品川駅からのアクセス良。
横長で、ステージからの距離は近いが端の方だと少し見づらい。
客層は、普段のノイミーのコンサートと比べると、やや女性が多い気がした。

開演前の注意事項アナウンスはマジョリカとその公演のチーム6人。
すでに役の声に入っており、可愛さと想像以上のクオリティーにニヤける。

二部構成で、1部は演劇、2部はミニコンサートになっている。

1部

おジャ魔女シリーズの時系列に沿って一人ずつ登場し、
簡単なあらすじが演じられる。
最後にハナちゃんが登場して6人並んで
「おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」第一話の一番最初のシーンが再現され、
オープニング曲「DANCE! おジャ魔女」歌唱。
ドッカーンだけ予習していたので、このシーン…!と地味に感動。

詳細は省くが、おジャ魔女どれみの世界観がよく表れた、
友情をテーマとした心温まるストーリー。

声のトーンや喋り方が、想像以上によく再現されていてびっくり。
不自然さは無く、それぞれの持つ声に合わせつつ、役の特徴を捉えている。
もともとの雰囲気が似てる子、キャラが似てる子、そのどちらでもないと思っていた子も、全員ハマり役に感じた。

他の演者さんたちもすごい、安定感というか貫禄というか。
特に、今作の重要な役である夏空舞ちゃん役の方の演技には惹き込まれた。
自分にも、舞台に堂々と立って声を張って役を演じる才能があったら
楽しいだろうな、と、演劇を見るたび思う。

エンドロールでは稽古のオフショットや手書きメッセージがスクリーンに流れる。
その間にかかるエンディング曲「わたしのつばさ」も、
その公演のメンバー6人の歌唱(録音)。
オープニングと違ってソロパートが多く、一人ひとりの声が聴けてこれも良い。

2部

2部のミニコンサートは『おジャ魔女カーニバル!!』、『「君の音だったんだ」』、『秘密インシデント』、『ずっとFriend』の4曲。

MCでは楽屋での話や個人的見どころ紹介などが聞けて面白い。
衣装はそれぞれのおジャ魔女の役に合わせた淡めのカラー
(同じ役でも若干違う)で、
髪飾りやブローチにもおジャ魔女が取り入れられていて、可愛い。

名曲おジャ魔女カーニバルのカバー、これは天才。
本家にも劣らない、無邪気な可愛らしさやワクワク感があった。
前から思っていたが、ノイミーは歌声が、特に全員パートが、
アニソン似合いすぎる。
(とか言っていたら次のシングル表題曲がアニメ主題歌に!)

続く2曲は、ノイミーらしい爽やか青春ソング。
個人的「ノイミーを知らない人にまず聴かせたい曲2選」とも一致する。
ノイミーを知らなかったおジャ魔女ファンの人も来ていると思うので、
そういう狙いだろう。

最後の「ずっとFriend」は、ノイミー12人の関係性をおジャ魔女たちに重ね合わせるような、エモーショナルな感じ。
同じ役のペアで歌うパートもあり、公演をやさしい雰囲気で締めくくる。

たった4曲の短い時間でも、観客全員とという勢いで目を合わせようとしたり、
手を振ったりポーズをしたりと、さすがのファンサ精神…。
自分も目が合いまくり、ドキドキした。

まとめ

この舞台が決まった時はおジャ魔女についてあまり知らなかったが、
アニメを見ていくうちにおジャ魔女どれみの世界観にハマっていき、
ノイミーにピッタリなのでは?!と期待が膨らんでいった。
その期待を超える仕上がりで、全体の構成を含め満足度の高い内容だった。
何より、本番も稽古期間中も、演じることに楽しそうに向き合っていて、
見ていて元気をもらえた。
またいつかノイミーの舞台を観る機会があればと思う。

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