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産業用酵素で、人の健康に関わる希少な素材を作りたい!世の中の潜在的欲求を研究開発と繋げたい、朴さんの想い。
あっという間に2月も残すところあと約1週間。
日本列島は寒波のピークが訪れておりますが、体を冷やさないように皆様暖かくしてお過ごしください。
2024年からスタートした、社員インタビューコンテンツ『digzyme Deep Dive』!こちらは寒波に負けずに、digzyme社員の熱い想いをお届けいたします。
今回も前編に引き続き、朴 東燕さんへのインタビューです。 ぜひ最後までご覧ください! (※記事中の組織名・役職等はすべて取材時のものです。)
ーー朴さんは、digzymeで働いていて、どんなところが楽しく、やりがいを感じますか?
プロジェクトの担当者に裁量が与えられるので、事業を自分ごとで考えて進められることが楽しいですし、自分の経験になると考えています。
研究を成就させることで『誰に恩恵をもたらすのか』イメージできる、一気通貫型のビジネスであることがやりがいですね。
ーー前編の新卒で入社時のエピソード部分でも語ってくださっていましたよね。
はい。実際に産業用酵素を作っていくなかで事業部サイドが研究員を交えて考える・・・そんな企業文化をインターンの頃から見ていて、
「ビジネスの部分もかなり携われるな」
「誰が喜ぶか明確に見えるな」
という感想をもって入社を決めたこともあり、今でもその辺りがやりがいに繋がっていますね。
ーー誰が喜ぶか明確に見えるって、嬉しいですよね。特にどんなかたに喜んでいただきたいなどございますか?
もちろん幅広い対象の方々に喜んでいただけたら嬉しいですが、個人的な興味としては人の健康に関わる希少な素材を作りたいと言う想いがあるので、そういった素材がエンドユーザーにまで届いたら嬉しいですよね。
digzymeはBtoB事業ですが、その先のBtoCまで見据えたかたちで考え抜くことができたら理想です。
考え抜くことは、難易度が高いと思いますが、そこが明瞭でないとBtoBの顧客様の考え方だけに依存するような形になってしまうと思うので。
個人的にはマーケティング視点という意味合いでも、この物質が世の中をどう変えるのか、ということを重視した動きをしていきたいという希望はあります。そうした事業を立てられたら嬉しいですよね。
ーー世の中をどう変えるのかという視点はとても大事ですよね。
はい。独りよがりにならないためにも、世の中が何を求めているのかという潜在的な欲求について、研究員サイドも勉強できるような場がもっとあったらモチベーションにも繋がるかな、と。
逆に、そういった潜在的な欲求について触れる機会がないのは、研究員サイドにとっても、もったいない話だと思っています。
digzymeの良いところでもあるのですが、基礎研究が好きなかたがかなり多いので・・・
もちろん、他に強要するつもりはないんですけれど、私はそういうタイプです、という・・・
バランスが大事ですしね。
ーーバランス、大事ですね。仕事でのご苦労についても伺ってよいですか?
個人の裁量によって、プロジェクトの方針が決まるので、説明責任が問われます。その分プレッシャーも増えますが、逆に、全てを自分ごととして捉えることができます。
ーー朴さんは、ポジティブに乗り越えていらっしゃいますよね。
自分が実験してみたいことを自分でデザインできると、研究者の立場からすると、楽しく実験ができますし、アイデアを活かすことができるので面白い。
実際にプロジェクトを動かすとなると、もちろん社運もかかっていますから
走らせているパイプラインを成功に導くことも重視しながらですけれど。
予算を使って、責任をもって、常にこの選択肢で良いのかを考えながら
1人で悩まず、周囲にも相談しながらどうにか乗り越えるという形で歩んでいます。
※後編に続きます!