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再生医療から微生物を用いた物質生産→そして酵素開発の道へ・・・根岸さんの現在地!

2025年、スタートしましたね!
読者の皆様、今年もdigzymeをよろしくお願いいたします^^

2024年からスタートした、社員インタビューコンテンツ『digzyme Deep Dive』では、digzymeメンバー1人ひとりにスポットライトを当て、インタビュー形式でその想いを深掘りしております!

今回も前編に引き続き、根岸 孝至さんへのインタビューです。
ぜひ最後までご覧ください!
(※記事中の組織名・役職等はすべて取材時のものです。)

ーー年を跨ぎまして、今回はインタビュー中編です^^
さてさて、根岸さんは現在どのようなお仕事をしていますか?

昨年(2024年)の初めは、担当する研究開発のプロジェクトの管理と、
研究開発内容・実験手法についての提案を行なっていました。
今は管理業務は礒崎さんにお任せして、プロジェクトの提案書の作成や、
その後の流れの検討などに注力しています。

ーー最近は少しDRYの工程にも携わっていらっしゃるんですよね?

はい。スキル向上を加味して、DRYの工程も礒崎さんからレクチャー頂いております。担当しているプロジェクトを通して、OJTのような形で学んでいる最中ですね。
digzymeの性質上、WETではなくDRYの手法で解決方法を模索する比率が高いので。
私自身はWETの畑の出身ではありますが、より提案をスムーズに行うためにもdigzymeが持っているどのDRYの技術を用いればよりプロジェクトを円滑に遂行できるかという部分に対して理解を深め続けております。

ーープロジェクトを通してのOJT、実践的でいいですね^^
それではもう少し遡って、digzymeにご入社以前のお話もお聞かせください。大学時代はどのようなことを研究なされていましたか?

大学院の修士・博士課程で、植物の分子生物学を研究していて、実験手法として大腸菌や酵母を用いた遺伝子を操作していました。

ーー酵素を作るための遺伝子組み換えなどの技術的なバックボーンが培われたわけですね。

はい。それで、まずはこの経験を社会貢献として医療に活かすのはどうだろう、という視点で再生医療に関するお仕事をしていたこともありました。
治療の難しい疾患などにに寄与するような薬剤や技術の開発に大学での経験が役に立つと考えたためです。
また、植物についての研究をしていた経験から、花の色が青色になる要因について研究する研究室で4年間ポスドクをしていたことも。
その他のキャリアでも、共通していたのは『微生物を用いた物質生産』をしてきたというところですね。

ーーなるほど。様々な経験をされてきたことが伺えて嬉しいです。
ちなみに今digzymeで働いていてどんなところにやりがいを感じますか?

研究開発のはじめのところから幅広く関わることができることです。
再生医療に関する会社もベンチャーだったのですが、やはりプロジェクトの最初から最後まで関わることができる環境が自分にとってはやりがいに繋がりますね。そうでないと、言葉を選ばずに言えば流れ作業的になってしまうかな、と。
digzymeも、自分がプロジェクト全体のどこを担っているのかが常に見えているので有り難いです。

後編に続きます!


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