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「共に考え挑戦したい課題テーマ」の募集について

デジテック for YAMAGUCHI運営事務局のハラマルです。どれくらい腹が丸いかというと、成長し過ぎたスイカくらいですかね。甘い匂いに誘われてか、やたらと私に虫が寄ってきます。

デジテック・パートナーについて

「デジテック for YAMAGUCHI」は、デジタル技術を活用して、山口県が抱える地域課題の解決や、新たな価値の創造を持続的に行うため、シビックテック的活動からビジネス的活動まで幅広く取り組む官民連携の組織です。

山口県のCIO補佐官などに御意見をもらいながら、今年6月10日に発足し、同時に会員(デジテック・パートナー)の募集を開始したところですが、本日(7月14日)の8時半時点で、約300名の個人、43の法人に参加していただいています。個人・法人とも、山口県外からも御参加いただいている方もいらっしゃいます。事務局の予想を上回る参加をいただき、大変感謝しております。

現在、会員の方には「やまぐち AI Quest」のe-Learning講座を御提供しています。個人会員のうち、約250名の方が参加されています。私もみなさんと一緒のタイミングで勉強を始めました。今のところ、ケンタさんよりはレベルが上ですが、まだまだダーマの神殿で転職もできないひよっこです。皆さんに遅れないようにレベルアップしていきたいと思います。

一方で、既にデジタル技術を有していらっしゃる方や、法人の方に対しては、具体的な取組を御案内できていませんでしたので、「参加したのに、何やるの?いつからやるの?事務局は何やっているの?」と御心配をおかけしていました。(具体的な御意見をいただいたわけではないのですが、私自身、そういう非常に心苦しく思いながら、仕事を進めています。)

そこで、やっと御案内できるようになったのが、「共に考え挑戦したい課題テーマ」の募集です。

今回、デジタル技術を活用した課題解決に向け、共に考え、共に挑戦する仲間を募ることを目的に、①課題テーマを募集し、②それを「デジテック for YAMAGUCHI」のHPで紹介し、③事務局がデジテック・パートナー同士のマッチングを仲介することにしました。

「共に考え挑戦したい課題テーマ」

というと、抽象的すぎるので、今回の募集については、次のようなルールを設けました。

①山口県の多様な主体に関係する地域課題や、社会共通課題であること。

これは、会員の皆様に、できるだけ広く参加していただきたいという理由です。デジタル技術で解決したい課題の中には、特定の企業や個人のみが有する課題があります。また、企業さんなどから、こんなソリューションがあるので利用してみてはどうかといった御提案もあります。「デジテック for YAMAGUCHI」では、そうした課題やソリューション展開も行っていこうと考えていますが、それは、今後開設予定の会員向けデジタルツールの中でマッチングしていきたいと考えていますので、今しばらくお待ちください。

②課題を提出する者も、自ら主体的に取り組むことが前提であること。

「共に考え、共に挑戦する」ことを目的としていますので、課題を提出された方(又は所属する企業・組織)が、「自分たちでやりたいけれど、自分たちだけではできないので、誰か一緒に手伝ってくれませんか」という課題を募集します。「こんな面白いアイデアがあるので、誰かやってみませんか」という課題解決のアプローチもあると思いますが、その場合は、責任所在が不明確になってしまい最後までプロジェクトが遂行できない可能性があるため、今回の募集の対象からは外しています。こちらも、手法としては排除するものではありませんので、今後導入予定のデジタルツールの中で、会員同士のやり取りが進めれるようにしたいと思います。

課題の応募は、デジテック・パートナー(会員)の方からに限らせていただいています。御興味がある方は、まずは「デジテック for YAMAGUCHI」に御参加ください。

今後の動き(予定)

今回募集する課題は、御提出いただいた後、内容について事務局と相談させていただきながら、HPで紹介し、共に挑戦していただける仲間を募ることとしています。そこのマッチングがうまくいけば、事務局もファシリテートに参加しながら、課題解決に向かって一緒に実証を始めたいと思います。

発足してから1カ月も経ってしまいましたが、会員募集から、次の課題解決のステップに踏み出すことになりました。実証の経過についても、随時、デジテック・パートナーの皆様にも紹介しながら、あるいは意見をいただきながら進めていきたいと思います。

担当者の思い

担当者個人としては、この取組において、地域課題が一つでも解決できることはもちろんのこと、これから「デジテック for YAMAGUCHI」が目指す課題解決のモデルを作り、会員の皆様にも、こういうことをやるコミュニティなんだなと認識してもらえるようにしたいと思っています。(先にそれを示してからコミュニティを作れよ!というツッコミが想定されますが、その辺りは、また御説明します。)

これまで、具体的な動きが見えにくいにも関わらず、個人・法人を合わすと約350もの方々に御参加いただいています。それはひとえに、皆様が、山口県を良くしたいという強い志をお持ちだからだと思います。そうした気持ちを、うまく一つのパワーにまとめていき、このコミュニティが、参加してよかったなと思われるようなものにしていきたいと思います。

走りながら考え、時には戻ったりすることもあるかもしれません。いきなり素晴らしいものを作るということはとても困難ですが、より良い意見があれば柔軟に修正するということを絶えず行えば、いずれ、いいものができるのではないかと思っています。このコミュニティ自体が「共に考え、共に挑戦する」ですので、(失敗するつもりで進めているつもりは全くありませんが)失敗があっても御容赦いただきながら、手探りで進めていきたいと思っています。みなさん、よろしくお願いします。