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周南自動運転の乗客が2週間で延べ1,000人を達成しました。
11月1日から一般の方が乗車できるかたちで周南自動運転EVバス実証を開始したところですが、おかげさまで、11月14日の第5便の復路において、実証参加者数(自動運転EVバスの乗客数)が延べ1,000人を達成しました。
14日目(2週間)での達成ということで、想定よりも多くの方に乗車していただいています。
大雨の影響や車両メンテナンスで運休した便もあるため、実質は79便目となり、単純平均では1便当たり12.7人が乗車、1便当たり往路・復路合計で最大18名が乗車可能なため、乗車率は70.3%という状況です。
曜日別には大きな差がありますが、特に土日祝日は、乗車率が90%に近いほど乗車いただき、便によっては満席で乗車をお断りせざるを得ない状況になっています。
乗車できなかった方の人数を含めると、土日祝日は105.2%となっており、便数を増やしてほしいという声を多くいただいています。
逆に、動物園が休園の火曜日の乗車率は約40%程度となっています。
乗車したい方にとっては火曜日が狙い目かもしれませんが、本格導入する際には、継続して運行すべきかどうかは慎重に判断しなければならないラインかもしれません。
また、同じ平日でも、金曜日の乗車率が80%程度あるなど、事前に想定していなかった状況も見えてきています。
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いずれにしろ、まだ各曜日とも2回ずつの運行しかないため、もう少しデータを取らなければ判断はできません。
が、こうしたデータが取れるのも、皆様が社会実証に御参加いただいている(自動運転EVバスに乗車していただいている)からです。ありがとうございます。
実証開始直後は、珍しいから乗車してみたいという方が多くいらっしゃるだろうと想定されます。
このため、このピークが去った後も、多くの方に乗車し続けていただけるのかどうかが非常に重要なポイントとなります。
徐々にリピーターの方も増えてきていますので、12/20までの実証期間中、様々な方に御利用いただき、御意見をいただけるよう頑張ってまいります。
引き続きよろしくお願いします。
さて、それでは、ちょうど1000人目となったお客様にインタビューをさせていただきましたので、御紹介させていただきます。
(御本人様の希望により、お名前は伏せています。)
ーーー乗車されたきっかけは?
実証開始してすぐに乗車しようとしていたんですけれど、車両メンテナンスがあって乗車できなかったんですよ。
今日は、そのリベンジで乗車しにきました。
ーーーあの日ですか。すみません、急な運休で御迷惑をおかけしました。
いえいえ、全然大丈夫です。
アトムの世界を体験できるのかと楽しみにしていました。
ーーーア、アトムですか。
そうそう。私が生きているうちに、こんな技術を体験できるなんて思っていませんでした。
ーーー喜んでいただけて良かったです。乗車されてどうでしたか?
意外に速かったですよ。もっと亀ぐらいかと思っていました。
ーーー亀ですか(笑)自転車を飛ばしたくらいなので、乗っていたらそこそこの加速度は感じますよね。
そうそう。意外に速いという印象でした。
ーーー今日は、ご家族と一緒の乗車ですか?
はい。どうしても私が乗車したかったので、娘を誘って来ました。
今度は、夫も誘います。今日は仕事なんです。
ーーーそうなんですか、是非、次は家族全員で乗車していただければと。お待ちしています。
ーーーところで、千人目の記念ボード、よろしければ持ち帰っていただいても大丈夫ですよ。
あ、そうなんですか!持って帰って自慢します。これ持って駅をブラブラしてみようかな(笑)
ーーーそうやってアピールしていただけると助かります。あ、娘さんが、恥ずかしいからやめてくれって言ってますよ(笑)
いやいや、持って帰って夫に見せます。
ーーーそう言っていただけると嬉しいです。記念品もどうぞ。
あ、記念品、最初に見える箱に「ステーキ」という文字が見える!
ーーーステーキというか、鹿野ファームさんの「厚切りステーキカレー」ですね(笑)。他にもいろいろなグッズとかが入っていますので、帰ってから開けてみてください。
ーーー最後に、まだ自動運転EVバスに乗車したことがない方に向けて、一言いただけませんでしょうか。
はい。こういった貴重な体験は地方では中々できないので、ぜひ体験をオススメします。
ゆるいアトラクションみたいで楽しいですよ。
ーーーステキなコメントありがとうございます。今日は、急な依頼にも関わらず、ご対応いただきありがとうございました。
こちらこそ。貴重な体験ができて楽しかったです。
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とても仲の良さそうなお二人でした。インタビューへのご協力もありがとうございました。
引き続き、自動運転EVバス実証の応援を、よろしくお願いします。
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