職場に突如出現した、黒光りするアイツ。
本日、職場に、黒光りするアイツが出現しました。しかも、あまりの大きさに、見る者を圧倒させます。そうそう、太古から存在する人類の天敵G...ではなく、スタッフのHが飼い始めたHクワガタでもなく、コイツです。ドドンッ!
デジタルサイネージ50インチ!です。コイツなんて呼んでしまってすみません、素晴らしい存在感です。パチパチ。
あれ、普通は、読者の目を引いて、読んでみたくなるようなタイトルをつけるんですよね?しまった、逆に敬遠してしまうタイトルにしてしまった。すみません。他のスタッフに書き直してもらいます。
・・・。断られてしまったので、このまま続けます。すみません。デジテック for YAMAGUCHI運営事務局のハラマルです。どれくらい腹が丸いかというと、直径がデジタルサイネージの横幅と同じくらいでしょうか。
さて、なぜデジタルサイネージが職場に出現したかというと、デジタルコンテンツによる広報の仕方の研究の一環と、デジタル(デジテック)って名乗っている以上、「でじたるさいねーじ」なるものがどんなものかは知っておきたいと思っていました。そんなところ、企業さんの御厚意により、しばらくの間、デモ展示機を置いて頂くことになったのです。
実は、モノとしてはしばらく前に届いていたのですが、組み立てる人の手配がつかず、しばらく置いたままの状態になっていました。見かけた人、気づいた人からは、これ何?何で組み立てないの?と聞かれ続けていたので、ここ数日は見て見ぬ振りして過ごしていました(笑)。
それでアイツ呼ばわりしてしまったのですが、完成してみると、この圧倒的存在感。個人的には、プレッシャーからの解放もあり、思わず、拝みたくなってしまいます。皆さんも、自宅に大きなテレビを購入したときは、最初に拝みませんか?
コンテンツの作成
それはさておき、重要なのは、これをどう使うかです。この機種を使った配信には、専用のソフトウェア(Signage Manager)が用意されており、無料でダウンロードできます。組み立てまで時間があったので(嫌味ではないです)、コンテンツ作りに着手しました。基本的な操作は、素材を貼り付けたり、それぞれの表示時間を調整したりということで、初心者でも簡単にできます。そして、デジタルサイネージと言えば、文字が流れる「テロップ」ですが、これも簡単に作れます。テロップという素材を挿入して、文字を入力するだけです。スピードも調整できますし、日付や時間を表示することも可能になっています。
同じようなことはPowerPointでもできますね。と言いながら、パワポでのテロップの作り方は、今回、ネットで調べて知ったのですけれども。テキストを作成し、アニメーションの「直線」で、欄外から欄外に移動するように設定すれば、始点(緑の△)から終点(赤の△)まで文字が流れるようになります。また、アニメーションの「継続時間」で文字が流れる速さの微調整も可能です。ただ、微調整が結構面倒なので、テロップだけならば専用ソフトを使った方が作成が簡単ですね。
私の場合は、スライドの転換というか、画面の切り替えのパターンが、パワポの方が豊富なため、パワポで作ったスライドをmp4形式の動画にし、それをそのまま、一つの素材として専用ソフトに突っ込むことにしました。この辺り、どちらのソフトウェアを使っても同じようなことが実現できるので、好みとか、こだわりたい箇所によって使い分けるのかな?と思います。
そして、配信設定をしようとすると、その前に、細かなスケジュール設定画面がありました。なるほど。時間や曜日によって、配信するコンテンツを変えるという細かなオペレーションが可能なんですね。説明には、タイムサービスとか書いてありましたが、例えば、時間帯によって客層が違う場合や、メニューや開閉店時間が曜日によって変わるとか、そういった時に、都度の設定が不要ですね。ニーズに合わせた情報発信がより簡単にできます。
後は、データをUSBに移して、それをデジタルサイネージに差し込むと完了!データもUSBからデジタルサイネージに自動でコピーされるので、USBは取り外してもOKでした。
感想
今回、縦置きを設置していただいたのですが、縦長のコンテンツを持っていないため、どういうデザインにしたらいいのか、大変悩みました。横長のコンテンツを、縦に3つ程度並べるというような手法しか思いつかなかった、センスなしの自分が悲しいです(+_+)
それから、デジタルサイネージとなると、見る人の目や足を留める音楽も欲しいなと思いましたが、音楽にもフリー素材があることを知り、大変ありがたかったです。
これからこうしたコンテンツの作成が、いろんなところで進むと思います。そんな中、フリー素材として、山口県の風景や音を提供でき、それがいろんなところで使われるといいなぁと思いました。(山口県の音って?何か分からず、アイデアだけで書いています)。デジテック・パートナーでそうしたフリー素材を提供できるようになると面白いなぁと思うので、ちょっと企画を考えてみようかと思いました!期待せずに待っていてください。