事業開発の学びの場”SPICE”の立ち上げについて
今回はHR室の五十嵐が、以前開催された社内イベント”SPICE”の立ち上げメンバーにお話を伺いました。
SPICEが立ち上がった経緯だけでなく、お仕事をもっと楽しくするコツも聞いちゃいます!
自己紹介
安藤敦士です。新卒入社です。2009年4月に入社しました。
私はDIGITALIOの取締役とメディア事業本部長を務めています。メディア事業本部ではECナビやPeXといったポイントサービスの運営やC-POT社と辞書メディアを共同運営していたり、メディア支援事業も行ったりしています。
DIGITALIO全体でも、HR室室長を兼任しており、採用や社内メンバーの育成や活性化などのミッションも持っています。
立ち上げのきっかけと経緯
ーSPICEを立ち上げたきっかけと経緯を教えてください。
安藤:去年の夏頃に社内のMTGで「何か新しいことにチャレンジすることを文化に根付かせたい」という話が出ました。
ちょうどその頃、メディアDX事業、リテールDX事業や販促DX事業では新しい取り組みに挑戦していたのですが、ヘルスケア事業には関わっているメンバーも少なく「ヘルスケア領域ってどういうチャンスがあるんだ?」の理解も当然なかったので、ここをみんなで深掘りする機会を設けるのはどうだろう?というアイデアと合わせて実現させることにしました。
新しいチャレンジや事業開発によって「社内の文化を築き上げていく」という側面だけでなく、メンバー個々人のレベルもあげていきたいね、という想いもあってSPICEというイベントをはじめてみることにしました。
ーなぜプレゼンテーション形式のイベントになったのですか?
安藤:私や経営陣がイベントの形式を決めたわけでなく、参加希望者のうち一部の有志で話し合いながら決めた結果プレゼンテーションという形になりました。
自分やチームで調べたり考えた内容に対しても多くの人からフィードバックをもらえたり、他の人の意見も聞けることが良い形式だなと感じています。
ー他に社内イベントはありますか?
安藤:コロナの影響でここ2年間は対面のイベントは少なかったのですが、オンラインで出来る座談会やランチ会などを行っていました。ただわいわい話すようなものもあれば、各事業に関する特定のテーマについてレポートを出してもらうような勉強要素の高いものまであったりします。今回のSPICEはDIGITALIO全体で行ったイベントですが、展示会や自社サービスユーザーとの座談会などサイズの大小はさまざまで事業部ごとに多くのイベントが行われています。
ーSPICEのテーマはどのように決めましたか?
安藤:1回目に関しては上述したようにもともと考えていた取り扱いたいテーマがありました。2回目となる今回はアンケートで決定しました。「AI」から「スポーツ」といったテーマまで幅広いアイデアの中から今回は「Web3」というテーマに決定しました。
実際にイベントを開催してみて
ー実際にイベントを開催してみていかがでしたか?
安藤:やってよかったです!
事業開発に関することを日頃から考えることも非常に重要ですが、「限られた期間により深く思考する」ような機会を定期的に設けることによって良いトレーニングになっていくと思っています。1回目はヘルスケア領域での事業アイデアを出すことがゴールでした。訓練にはなったのですがドメイン知識が必要な領域であり、少し参加者の負荷が高かったというのが率直な感想です。なので2回目の今回は調べたことをまとめて発表するというスタイルに変更しました。ゴールは知識のインプットです。
ー次回開催はありますか?
安藤:その予定です。
回数を重ねることが重要だと考えているので、これからも社内文化として続けていきたいです。
2回目はオフラインでの開催でしたが、オンラインで参加したいという声も多かったので次回はオンラインの人も巻き込めるようなことも考えています。
また、事業開発に関しては事業開発者やBizdevミッションを持った人だけが考えればいいことではないのでいろんな職種の人を巻き込んでいきたいです。
最後に
ー最後に一言お願いします!
安藤:変化の激しいIT業界では自分から仕掛け続けないと重要な変改に乗り遅れてしまうことが多々起こります。
各メンバーのことを考えても、自分で考えて行動するようになっていくきっかけをどんどん作っていきたい思いがあります。
自分で考えたアイデアが形になったり、スキルが伸びたことを実感したりすることでもっと仕事が楽しく感じられるようになっていくようなイベントに進化させていけたらと思います。