有料APIを使わずにTwitterハッシュタグキャンペーンを実施する方法を紹介
Twitterにてフォロー&リツイートを増やすだけのキャンペーンじゃなくて、、
「もっとファンのコミュニケーションが活性化するキャンペーンを打ちたい!」
となった時によく候補に上がるのが「ハッシュタグキャンペーン」です。
今回はこの「ハッシュタグキャンペーン」を手軽に無料で作成する方法をご紹介いたします。
※記事中に紹介するインスタントウィン機能については無料ではありません
Twitterハッシュタグキャンペーンとは
ハッシュタグキャンペーンはオリジナルのハッシュタグを作成し、ハッシュタグ付きでツイートを投稿してもらうキャンペーンです。
指定のフレーズをハッシュタグにすることで短期的にフレーズを拡散させ認知させることが出来ます。
また、ハッシュタグ付きツイートが多く投稿されれば、Twitterのトレンド入りを期待できます。
Twitterのトレンド入りすれば、フォロワー外のユーザーへアピールするのに効果的です。
ハッシュタグキャンペーンで作れる3つのツイート方法
ユーザーコミュニケーションを活性化させるハッシュタグキャンペーンの例としては下記のような投稿があげられます。
1.クイズ型投稿
これは、ハッシュタグツイートをクイズの回答に利用する形式です。
エンタメ要素の強い企画になるのが特徴です。
2.メッセージ型
あえてハッシュタグツイートの選択肢を一つに絞ることで伝えたいメッセージを強調する手法です。
参加するユーザーは一つのハッシュタグを使用するため効率的なメッセージの拡散ができます。
3.ミニゲーム型
これは、ハッシュタグツイートをミニゲームの選択肢に見立てたモノです。
ミニゲーム方式にすることでユーザーの参加意欲を掻き立てることが出来ます。
このように、ハッシュタグツイートは企画によって様々なコンセプトでキャンペーンを行うことが可能です。
カンバセーショナルカードの提供中止
では、この魅力的なキャンペーンを実施するにはどうすればいいのでしょうか?
もともとはカンバセーショナルカードという機能を使ってこのハッシュタグツイート投稿は簡単に作ることが出来たのですがTwitter社のプロダクトリニューアルにともない、2022年3月末にTwitterの管理画面でのカンバセーションボタンのツイート作成のサポートが終了となりました。
そのため、このキャンペーンを行うには有料APIを提供する企業に依頼する形になりました。費用は20〜30万円以上かかる場合がほとんどです。
「じゃあ、手軽にハッシュタグキャンペーンは行えないんだ、、」
と思われるかもしれませんが
Twitter公式で無料のサードパーティーツールがあります。
それが「Brand Network」です。
Brand Networkとは
Twitter社が連携するサードパーティ製の連携ツールです。
Twitterビジネスマネージャーからツイート作成画面に意向するとこんな表示されることありませんか?
これで無料ハッシュタグ投稿キャンペーンが作れちゃうんです!
Brandnetwork活用に当たって気を付ける点
Brand Networksはあくまで無料ツールなので有料APIよりは拡張性に欠ける特徴があります。
特に気をつけるべき点は大きく二つです。
・操作には英語を読む必要がある
投稿画面、手順の説明は全て英語になっています。
・予約投稿は一週間先まで
有料APIでは2週間、3週間先の予約投稿が行えるのに対して
Brand Networksでは投稿をその日から1週間しか行えません。
このあたりに気を付けて活用しましょう!
ハッシュタグツイート作成の手順
それでは早速、ハッシュタグツイート投稿を作ってみましょう
1.Brand Networksにログイン、Twitterビジネスマネージャーと連携
2.Create a Conversation Cardを選択
Brand Networks composerのメニュー画面で「Create a Conversation Card(以後カンバカード)」をクリックしツイート作成画面に移動してください。
3.ツイートの作成
カンバカードは「Conversation Card」と「サンクステキスト」「ツイート本文」の二つに分かれています。
まずは各用語を解説します。
Brandnetworkの用語を解説
ここからはBrandnetwork上でよく使われる用語を和訳して解説します。
<ツイート設定>
Card Name:Conversation Cardの識別名です。
ユーザーには見えないのでどのカードか分かるような名前に設定しましょう。
Media:ハッシュタグ投稿のハッシュタグ選択肢の上に表示される画像、もしくは動画を設定してください。
Cover Media:ユーザーがハッシュタグ投稿をするまで表示する画像です。
例えばクイズ形式の投稿の際に投稿すると答えが分かるような形式の場合に便利です。
Headline:Mediaとハッシュタグ選択肢の間に表示されるテキストです。
First Hashtag:一番上に表示されるハッシュタグです。
ハッシュタグhashtag:ハッシュタグの選択肢に表示されるハッシュタグ名です。実際の投稿では設定したキーワードの先頭に「tweet 」が付きます。
Tweet prompt ハッシュタグhashtag:ユーザーがハッシュタグボタンをクリックした時に、投稿作成画面に自動で表示されるテキストです。
<サンクステキスト>
Thank you Text:Cover Mediaを設定した際に表示されるテキスト文です。
Thank you URL:Cover Mediaを設定した際に表示されるURLです。
<ツイート本文>
ツイート本文はカンバカード作成画面の最下部にて「Create Tweet」のチェックボックスにチェックを入れることでツイートの作成が可能です。
Tweet Text:ツイート本文です
Promoted Only:広告用投稿か通常投稿かの選択が可能です。通常投稿の場合はチェックボックスのチェックを外してください。
Schedule:当日を含めた8日間先までの予約投稿設定が可能です。作成後すぐにツイートをしたい場合はPublish immediatelyのチェックボックスにチェックを入れてください。
上記情報に沿ってツイート作成を行いましょう。
実際のツイートに落とし込むと下記の様な形になります。
投稿画面
ユーザー投稿作成画面
ハッシュタグ投稿後に投稿したユーザーに見える投稿
補足情報
キャンペーン実施の際に注意したいこと
キャンペーンを実施する場合、大規模に拡散されることで、
投稿へのコメント等からブランド毀損、炎上に繋がる恐れがあります。
その際、コメント不可投稿として設定することが一般的ですが、
BrandNetworksではツイート作成画面での設定が出来ません。
そのためコメント不可にする場合には投稿後に手動にて
コメント不可投稿に変更する必要があります。
有料APIじゃないと出来ないこと
BrandNetworksはあくまで無料ツールですので有料APIでないと出来ないことも多くあります。
下記は一例になります。自社のやりたいことに併せて検討しましょう
・インスタントウィン抽選(即時リプライ自動抽選)
・8日以上先の予約投稿
・HedLineテキストの自由度
・引用投稿の集計
・キャンペーンの運営(景品の発送や当選者とのやり取りなど)
過去のツイートキャンペーン投稿を見ることもできる
ここまで読んでくださりありがとうございます。
お礼にツイートキャンペーン作成に役立つ門外不出の魔法の呪文をお教えします。
card_name:promo_image_convo lang:ja filter:verified
これをTwitterの検索欄で検索するのです。。!
なんと他社のハッシュタグツイートが一気に見れちゃいます。。!
是非効果的なツイート作成に活用下さい!
広告出稿で効果的な拡散ができる
以上がハッシュタグキャンペーンを無料で作る方法のご紹介でした。
ただ、まだまだ認知度の少ないTwitterアカウントやこれからブランディングを実施されていくアカウントですと、フォロワーが少なくうまく拡散されないケースが多くあります。
そんな時はTwitter広告を活用することも有効な手段です!
アルゴリズムで拡散し辛いアカウントでもターゲティング機能を活用し、
キャンペーンを届けたいユーザーに効率的にキャンペーンを知ってもらうことが出来ます。
デジタリフトはTwitter広告の認定代理店
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