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子ども会議(CCC)
こんにちは、今日は『子ども会議』についてお伝えします!
デジリハの目的のひとつとして、キッズプログラマーとリハビリをがんばっている子ども(プレイヤー)が、子ども会議(Collaborative Children’s Conference)で共に開発プロセスを踏み、お互いを知ることから始まる「心のバリアフリー」を広げるというものがあります。
まず、2017年9月30日の子ども会議の様子をご覧ください。
プレイヤーKくん(脳性まひ)とキッズプログラマーが集まり、デジタルアートや新聞紙(アナログの遊びも!)で遊ぶ中で交流をし、好きなモノやコトを聞き取り、デジリハを作るためのアイディアを出し合いました。
「何が好き?」
「楽しい時ってどんな時?」
「どんなことがしたい?」
などなど、、
どんなことでもいいからいっぱい教えてー!
Kくんの「好き」は電車、車、クジラ、太陽、ぶどう、パイナップル etc...
これらを使ったリハビリなら楽しく身体を動かせるはず!
キッズプログラマーのみんなで、Kくんのためのデジリハを考えよう!
学んだプログラミングで、Kくんが楽しくできるデジリハをつくります。
先生に教えてもらいながら
こうして子どもたちの好きなものやアイディアがたくさん詰まったデジリハがつくられていきます。
クジラに向かって手を伸ばして、寝返り!
ずり這いで動くよー!
いつもなら疲れちゃうリハビリも、「好き!」がたくさん詰まったデジリハなら自然と身体が動いちゃうね。
今回のデジリハで大活躍!のキッズプログラマーたちに、プログラミング教室と子ども会議の感想を聞いてみました。
■自分の入力した画像や構成などを動かせるのが楽しいし、これからの時代はプログラミングを学んでいくことが必要で、社会に出てから役に立つと思う。自分で1から入力して構成できるのが特に楽しかった。自分で本格的なゲームも作ってみたいし、プレイヤーの子と自然に触れたり、絵の具で一緒になぞって大きな塗り絵みたいなものも作りたい。協力して宝探しとかもいいな~
■Kくんは電車が好きって言ってたから、電車になってもらって床に線路を映して駅から駅まで頑張って進んでもらって、駅には僕たち(キッズプログラマー)が車掌さんのマネをして待ってるとかどうかな。目標は山手線一周!下をピアノの鍵盤にして通過すると音が出て進んでいくとメロディになるとか、楽しそう!
プログラミング、最初は難しかったけど慣れたら簡単だった!という声も。
子どもたちの好奇心と吸収力はすごいなぁ。
これからデジリハLAB(キッズデジタルアート&プログラミング教室)と子ども会議(CCC)の中でどんな子どもたちと出会えるのか、どんなデジリハが生まれるのかということを考えるとわくわくします!
今後も随時、デジリハLABと子ども会議の様子をお届けしますのでよろしくお願いします!!