これは、右翼が統治するEU諸国の自由の現状。
ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として、マティアス・ブラント(Mathias Brandt)、レネ・ボックシュ(René Bocksch)、フラウケ・スール(Frauke Suhr)、フローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告と共に、2022年08月26日に、イタリアの政府は、選挙後、右傾化に直面している。そうなると、EUは近いうちに右派が統治する4つの加盟国を持つことになる。
https://time-az.com/main/detail/77791
ハンガリーとポーランドでは長年にわたり右派が政権を担っており、スウェーデンでは最近、右派ポピュリストのスウェーデン民主党(Schwedendemokraten)が記録的な結果を達成した。
政治的・市民的権利に関する状況は、Statistaのグラフが示すように、国によってさまざまである。
Freedom in the World Freedom Indexによると、ハンガリーはこの比較で後塵を拝している。
[政治的権利」では40点満点中26点、「市民的自由(Bürgerlichen Freiheiten)」では60点満点中43点を獲得している。
一方、イタリアのスコアはかなり高く、政治的自由や市民的自由はこちらの方が顕著である。例えば、報道の自由度はハンガリーより高く、司法制度も独立している。
また、マッテレラ大統領(Staatspräsident Matterella)は中道左派に属しているため、安定的な効果がある。
報道によれば、多くのイタリア国民は、それでもエネルギー価格の上昇を懸念して右派に投票したという。勝利したフラテッリ・デ・イタリアの有力候補ジョルジア・メローニ(Spitzenkandidatin der siegreichen Fratelli d’Italia, Giorgia Meloni)も、巧みな演説で分裂していた保守層の大部分をまとめることに成功した。
スウェーデンは両分野で満点を獲得し、国別比較でトップとなった。
それにもかかわらず、多くの有権者が右翼ポピュリストのスウェーデン民主党に投票したことは驚くべきことである。メディアは、物価上昇やギャング犯罪の増加に対する住民の恐怖を報道する。
民主主義は右傾化に耐えうるものでなければならない。
スウェーデンは、自由で公正な選挙と強力な複数政党制を持つ議会制君主制国家である。
市民的自由と政治的権利が法律で保証され、実際に尊重され、法の支配が行き渡っている。
世界自由度ランキングは、NGOフリーダムハウス(Freedom House)が毎年発表している指標で、世界の国家や地域における市民的・政治的自由を評価するものである。この指標は、1948年にUN(United Nation)国連が発表した「人権宣言(Declaration of the Rights of Man)」を方法論のベースとしている。対象国・地域は、学識経験者、シンクタンク、人権団体などの社内外のアナリストや専門家アドバイザーからなるチームによって評価される。最終的なスコアは、アナリスト、外部コンサルタント、フリーダムハウスのスタッフ間のコンセンサスの結果である。
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