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早くて、安いラオス・中国鉄道の貨物利用国が急増中!
カンボジアの新聞「プノンペン・ポスト(The Phnom Penh Post)」は2022年02月01日に、カンボジア(Cambodia)、タイ(Thailand)、ベトナム(Vietnam)、ミャンマー(Myanmar)の事業者が、ラオス・中国鉄道(Laos-China Railway)を利用して、中国との輸出入を行っていると報告した。
ラオス商工会議所の副会頭であるダヴォーン・パチャンタヴォン(Lao National Chamber of Commerce and Industry vice-president Daovone Phachanthavong)は、鉄道を通じて中国とASEAN加盟国の間でより多くの物資が輸送されているとベトナムの新聞「VietnamTime(ベトナム・タイム)」に語ったと伝えている。
https://time-az.com/main/detail/76173
「私はラオスの経済がラオス中国の鉄道が使用中であることで。今年改良されると思う。ラオス、ベトナム、タイ、カンボジア、ミャンマーの企業は、鉄道を利用した中国との貿易にますます取り組んでいます。」と語った。
「中国とこのASEAN4カ国との間の輸送に採用されたこともあるんですよ。また、ASEAN諸国、特にタイでは、COVID-19の発生が収まれば、鉄道を利用してバンビエン(Vangvieng)やルアンパバーン(Luang Prabang)に行きたいと考えている人が多いようです。」
「パンデミックが衰え、渡航制限が解除されれば、多くの中国人もラオスや他のASEAN諸国を訪れ、鉄道を利用するようになり、ホテルやレストランなどホスピタリティ分野のビジネスに直接恩恵をもたらすと確信しています。」とダヴォーンは語った。
タイは最近、ラオス-中国鉄道を利用して、中国の重慶に1,000トンの米を初めて輸出した。
タイ農業大臣の顧問であるアロンコーン・ポラブトル(Alongkorn Polabutr)は、タイの新聞「バンコクポスト(Bangkokpost)」に、タイ政府は新しい鉄道ルートによる果物、蘭、ゴム、キャッサバ、パーム油、漁業・畜産物の輸出を検討していると引用された。
2021年12月に開通したばかりのラオス・中国鉄道は、中央アジア、中東、ロシア、ヨーロッパへの輸出ルートを拡大する可能性を開いた。
「ASEAN諸国の商品をラオス・中国鉄道でヨーロッパに送ることができるようになったため、多くの企業がラオスへの投資を検討しています」とダヴォーンは言う。
「ラオスの米やコーヒーが鉄道でヨーロッパに運ばれており、海上輸送に比べて時間が大幅に短縮されています。」
ASEAN圏からヨーロッパへの鉄道輸送は10日強で、約45日かかる海上輸送に比べればはるかに早い。
貨物業界誌「The Loadstar」によると、ラオス・中国鉄道を利用した成都-バンコク間の貨物は、航空便に比べて78%安く、2日早く、クアラルンプール-成都は同じ輸送時間で70%安く、上海-シンガポールは38%安いものの、4日長くなるとのことである。
新華社通信によると、ラオス-中国鉄道は12月の運行開始以来、これまでに100万人以上の乗客と10万トンの越境物資を含む50万トンの貨物を輸送してきたという。
タイ政府はタイの国鉄に、ノーンカーイ県(Nong Khai province)とビエンチャン(Vientiane)の鉄道を結ぶ新しい橋を設計し、建設するよう命じた。
中国は、以前からインド洋に直結した回廊を計画してきた。
本来はミャンマーを回廊にする計画であったが、米国に邪魔された。
ラオスは盲点であった。
最大の問題は、事故である。