台湾TSMC、AppleとNvidiaで、2024年01〜03月に8.9%増。
TSMC=Apple+Nvidia+α
日本経済新聞 電子版は2024年04月18日に、ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手のTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Limited/台灣積體電路製造公司/台湾積体電路製造)は2024年04月18日に、2024年01〜03月期決算は、純利益が前年同期比8.9%増の2254億台湾ドル(約1兆円)、売上高は16.5%増の5926億台湾ドルだった。いずれも同期としての過去最高を更新した。
TSMCは半導体の受託生産で世界シェア6割を占める最大手。米国のアップル(Apple)や生成AI(人工知能)半導体大手エヌビディア(Nvidia)などが主要取引先で、販売額ベースで7割ほどの顧客が北米に集中する。
AppleとNvidiaのファウンドリー(半導体の受託製造)と聞いただけで、すぐ想像できることだろう。
生成AI(人工知能)向けなど先端半導体の受託生産が好調で、半導体市況が低迷した23年12月期は前の期比で14年ぶりの減収となっていた。
2024年01〜03月期は4四半期ぶりに増収増益となり、成長軌道に戻った。
TSMCはアップルのiPhoneで稼いで、AI向け半導体の設計・開発で躍進するエヌビディア(Nvidia)から主力製品の生産を独占的に請け負っている。スマートフォンやパソコン向けが回復途上にある中で、生成AI向けの旺盛な需要が2024年01〜03月期の成長を支えた。
さらに、AIで遅れていたアップルが追いかけている。
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