見出し画像

ゼレンスキー大統領は、国連の組織を知らないで、国連安全保障理事会に初めて出席。

朝日新聞の春日芳晃国際報道部長は、2023年9月25日(月)の国際ウィークリーで、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy)が、国連安全保障理事会に初めて出席したと報告し、自国への侵略を続けるロシアは「常任理事国の席を不法に占拠している」と訴え、世界の平和と安全を維持するために安保理改革が必要だと強調した。

ただ、安保理の改革には国連総会で3分の2の賛成を得た上で、ロシアを含む常任理事国5カ国の同意が不可欠。実現は困難と言わざるを得ないことを訴えた。

しかしながら、戦争当事国が言うべきではない。彼は国連の組織を知らなかった。

ゼレンスキー大統領は安保理議場での演説で、侵攻を止められないのは、常任理事国5カ国のうち1カ国でも反対すれば決議案を否決できる拒否権に大きな原因があると指摘した。「侵略が終わるのを待たず今行動する必要がある」と呼びかけた。

さらに、総会(193カ国)の3分の2が決議案に賛成した場合、拒否権を覆せる方式を提案した。常任理事国の枠を拡大してアフリカの国や日本、インド、ドイツなどが選ばれるべきだとし、侵略を試みた国に厳しい制裁を科すよう求めた。

自分の頭で考えた通りに、世界が動くと信じているようだ。

そんな人が、国連加盟国に支援を訴え、米国が支援を止めればウクライナ戦争に負けると言った。

つまり、常任理事国のロシアに勝つために金をくれという。

会合では日本の岸田文雄首相も「国連の機能強化が喫緊の課題だ」と述べ、安保理の改革を呼びかけたと伝えている。

そんな簡単なことではない。

多分、米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)や米国のアントニー・J・ブリンケン国務長官(Antony John Blinken)が仕組んだのだろうが、この2人は、ゼレンスキー大統領がこんなことを言い出すとは考えていなかったことだろう。

ただし、バイデン大統領は、国連演説でウクライナ支援訴え 「未来への投資」強調したということは、アメリカのウクライナ支援が限界にきたということだろう。

2023年09月22日---カナダは戦争拡大支援の大統領。インドの首相とは相容れない。
2023年09月22日---ゼレンスキー大統領、ウクライナ戦争を終わらせる方法を提言。
2023年09月22日---ゼレンスキー大統領、「支援なければ敗北」と米共和幹部に直訴。
2023年09月20日---混沌とした世界で、人々は内なる平和を見つけることができるか?
2023年09月19日---ヴァンクーヴァー殺人事件。
2023年09月17日---NATO長官ストルテンベルグ、「我々はウクライナでの長期戦争に備える必要がある。」
2023年09月13日---世界の新しい武器商人。ドローン、戦闘機、戦車を安く買える場所。
2023年09月05日---アメリカに嫌われた者同士が、手を組んだらどうなるか?
2023年08月28日---世界経済の分断がもたらす高いコスト。
2023年08月25日---ウクライナ戦争が続けば、 バイデン大統領支持率が高いという危険な結果。
2023年08月25日---米国やEU、イギリス、NATO、日本がいない巨大組織誕生。
2023年05月28日---ウクライナ当局、クリミア大橋爆発へのテロ関与認めた。
2022年09月06日---エネルギー源の輸出入で、中国とヨーロッパがロシアの軍資金を満たす方法。
2022年03月07日---ロシアによるウクライナ侵攻で、バイデンが仕掛けたアメリカだけが儲かる戦争ビジネス。

https://www.asahi.com/articles/ASR9P54BWR9PUHBI00F.html?iref=pc_international_top__n

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?