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DeepSeekの登場で、何が起こったのか?

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2025年02月07日に、DeepSeekは、新しい大規模言語モデルLLM(Large Language Model) をリリースし、ChatGPTやMeta Platformsのライバルモデルを上回ったことで世界に衝撃を与えた。

しかし、DeepSeekは、ハイテク業界でよく起こる後出しジャンケンで勝っただけではないのか?

例えば米国の新聞「ブルームバーグ(Bloomberg)」日本語版は2025年02月07日に 、MIT(Massachusetts Institute of Technology/マサチューセッツ工科大学)で、新しいテクノロジーがもたらす破壊的な経済効果に関する研究として、経済界では以前から知られているダロン・アセモグル教授(Prof.Daron Acemoglu)は、オープンAIの「ChatGPT(チャットGPT)」の有料版を使っている人と同様、好奇心を満たすための「おもちゃとして使っている」に過ぎないと語ったと報告した。

この分野では、古くからIBMが研究してきている。

1958年から始まったIBM 704と人間のチェス対戦「Deep Blue」から、延々と続いているが、

IBMのAI研究を抜くほどの画期的な成果はあるのだろうか?

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