CDC、コロナ感染による死は、ワクチン接種でほぼ回避可能。
Forbes JAPANは2022年01月13日に、米国では、南アフリカで発生した極めて感染力の強い新型コロナウイルスの変異株「オミクロン変異体(COVID-19のOmicron variant/B.1.1.529)」が優勢になり、新型コロナウイルスの感染者数が急激に増加している。こうした中、専門家らはブースター(追加免疫)接種の推進について、緊急性がさらに高まったと指摘している。
米国のCDC(Centers for Disease Control and Prevention/疾病対策センター)は、2回のワクチン接種を完了した人が感染によって死亡、または重症化するリスクは大幅に低下していたとする調査結果を発表した。
死亡した人の大半には、感染前から複数の基礎疾患があったという。
https://time-az.com/main/detail/76013
この調査結果は、現在使用されているワクチンが有効であることを示す証拠といえる。また、高リスクの人にはブースター接種と、感染予防策の一層の強化が必要であることを示すものでもある。
CDCがこの調査対象としたのは、2020年12月~2021年10月に米国内の465カ所の医療機関でワクチン接種を完了した成人およそ123万人。このうち2246人が接種後に感染し、189人が急性呼吸不全を起こす、ICU(Intensive Care Unit/集中治療室)に入るなど重症化していた。死亡したのは36人だった。
ワクチン接種を完了した65歳以上の人が重症化する可能性は、その他の人たちより3.22倍高かった。また、免疫不全の人、もともと基礎疾患(肺疾患や心疾患、慢性腎臓病、肝疾患、神経系疾患、糖尿病など)があった人も、重症化するリスクがより高くなっていた。
重症化した189人は全員に、少なくとも1つの危険因子(年齢、基礎疾患など)があったという。さらに、死亡した人の78%には、危険因子が4つ以上あったことが分かっている。
そのほかこの調査では、ワクチン接種を受け、感染した人が重症化する可能性は低いこと、感染後にモノクローナル抗体薬による治療を受けた人は一人も重症化しなかったことが確認されている。
南アフリカでは、「Omicron variant」の重症化は、ワクチンを接種していない人に、ほとんど限られるため、何も規制しなかったと伝えている。
また、ファイザー社のCEOであるアルバート・ブーラ(Albert Bourla)は、米国のWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)に、「急速に広がるものがあるというのは、良いニュースではないと思います。」「急速に広まるということは、何十億人もの人々に影響を与えるということであり、別の突然変異が起こるかもしれません。私たちはそれを望んでいません。」と述べた。
Omicron variantと、Beta variantやDelta variantのハイブリッド型が懸念というが、
Omicron variantに感染すれば、Delta variantへの免疫力高めるということは、ハイブリッド型が起こらないだろう。または、ハイブリッド型ができた事例はあるのだろうか??
これからできるかもしれないは、これまでには聞いたことがない。
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