標準ズームXF16-80mmF4を久し振りに使う
天皇誕生日だった23日の話だが、晴天に誘われて近所の公園へ彼岸桜を撮りに行った。
カメラは、X-T4。レンズは、最近だとXF90mmF2とXF35mmF1.4かXF60mmF2.4Macroの組み合わせだったが、この日はなんとなく標準ズームレンズのXF16-80mmF4だけを持って行った。
このレンズ、24~120mm相当の5倍ズームで、最短撮影距離も短く手ブレ補正も良く効く万能レンズだ。ただ、それだけに面白みを感じないのと、F1.4とかF2の開放絞りで背景をぼかして撮るのに凝っていたので、ついつい防湿室の肥やしとなっていた。もったいない。
公園は春の陽気で、ビニールシートを引いて弁当を食べる人も居た。
彼岸桜はほぼ満開。24mm相当の広角にして、青空を入れて撮ってみた。
こういう表現も、場の雰囲気を感じられていいね。
それ以外の焦点距離でもいろいろと撮ってみた。
少し移動して別の木を撮っているときに、彼岸桜の蜜を吸いに来たメジロ3羽と出会う。
枝に隠れながら120mm相当の望遠側で撮ってみた。
できれば200mm相当のレンズで撮りたかったが、持っていないのだから仕方ない。それでも、何枚かはメジロを大きく撮ることができた。
使ってみて改めて思うのは「広角域から中望遠域までレンズ交換なしで撮れる標準ズームレンズは便利だ」ってこと。
当たり前ではあるが、撮影のリズムを崩さずに画角を変えられるのは、やっぱり便利だ。
ただ、もう少し背景をぼかしたいと思うことは事実で、XF16-55mmF2.8が欲しくなってきた。危険危険。