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ストレスを消せ①

ストレスが溜まる・・・などと言うが、この「ストレス」とは一体なんなのか? 

正体をご存知だろうか? ストレスは「刺激」なのだそうだ。生きていく上での刺激。だから、ありすぎると困るし、なくても困る。「ありすぎて困っている」人が多いので、ネガな面ばかりがフィーチャーされる。そして「なくても困る」という感覚が僕らにはない。ストレスがないと、刺激が一切ないので退屈な人生になってしまう。なので「ストレスがないこともストレスになる」という一見わけがわからない話にもなる。

「ストレスと上手に付き合う」は、ネガティブなものを何とかやりすごす、というニュアンスに聞こえる。どうしても、ストレス=ネガなもの、と捉えている。それはある部分正しいのだが、上手に付き合うには正しい知識が必要だと思ったので、これを書いている。

ストレスは、必要とか不要とか、と考えるのではなく、そこらじゅうに「ある」ものだと思っておくのが適切だ。あるんだから、どうやって付き合うかは考えざるを得ない。嫌いな人だって、そこらじゅうに、は、いないかもしれないが、結構いる。それこそストレスだ。

ストレスは刺激である。刺激は適度であれば「やる気を引き出す」といった効用があるが、過度になると負担になる。料理におけるスパイス、七味唐辛子のようなものだ。ぶっかけたら食えたもんじゃないが、ちょっとかけると食も進む。だから、うまいこと使えば美味しくなる。つまり、ストレスとうまく付き合えば、人生楽しく生きられる。こんな話にしたい。

<ストレスの公式>

ストレス(S)=ストレッサー×ストレス反応

ストレッサーは、ストレスの原因/要因のこと。
ストレス反応は、ストレッサーによって引き起こされた反応。

ストレス(S)=ストレッサー×ストレス反応を以下あてはめる。

S1=上司×お腹がいたくなる
S2=取引先にプレゼン×眠れなくなる
S3=暑さ×汗が出る
S4=寒さ×ふるえる
S5=告白される×動悸が激しくなる
S6=褒められる×顔が赤くなる

S1やS2はわかりやすい。S3は「暑さ」というストレッサーに対して、体の機能が汗を出して体温を下げようとするストレス反応。S4も同様。寒いからブルブル震えて体温を上げようとする。あのブルブルは、体を動かして温めようとする筋肉の動きだったのだ!これらは無意識。自動的。つまり自律神経が稼働してストレス反応してくれているってわけだ。

自律神経がやられてしまうと、こうした反応ができなくなるので危険だ。だから、過度なストレス=過度な刺激は禁物だ。

S5やS6も、ストレスだ。こういうストレスは歓迎すべきストレスだ。

ストレスは、刺激。生きていく上で、刺激は欲しくなる。だが、刺激はスパイス程度がちょうどいい。激辛は腹を壊すのと同じ。

そんな風に覚えておこう。

今日は、ここまで。つづく・・・


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