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Dify×スプレッドシート連携無料ツール「スプシディファイ」リリース🎉

Difyユーザーの皆さん、スプレッドシートとDifyの連携にお悩みではありませんか?
「リスト処理したいけど、GASを書くのは面倒…」「もっと手軽にDifyが使えないかな…」
そんな声にお応えして、無料のChrome拡張ツール「スプシディファイ」をリリースしました!

インストールはこちら


スプレッドシート×Dify連携の課題 GASを書くのがノーコードじゃない…

Difyを使って業務でAI活用をする際に、スプレッドシートと連携することはよくある打ち手の一つです。特に私たちは、スプレッドシートにリストになっている情報に対してDifyのAI処理を実行するユースケースに着目しました。例えば、

  • テキストリストの翻訳や校閲

  • 特定の情報リストのモニタリング

  • アンケートや問い合わせの分類

  • LLMを活用したテキストへのスコアリング処理

などがこれにあたります。翻訳ツールについては、以前こちらの記事でもご紹介しました。

しかしこれまでは、Difyで作成した機能をスプレッドシートと連携して実行するには、GAS(Google Apps Script)を使って連携部分のコーディングをする必要がありました。
ノーコードツールとして注目のDifyなのに、結局コードを書く手間が発生するのは正直面倒ですよね。これをノーコードで連携するために作成したツールがスプシディファイです。

スプシディファイとは?

スプシディファイはスプレッドシートとDifyをノーコードでつなぐためのChrome拡張です。

特徴

  • スプレッドシートを拡張:スプレッドシートを開いたままサイドパネルにツールを表示。

  • シンプルにDifyと接続:Difyで作ったアプリのAPIキーと、入出力範囲を指定するだけで、GAS不要ですぐにDifyの処理が実行可能。

  • 高速プロトタイピング:Difyで処理を作成し、スプレッドシートで結果をすぐに共有することができるので、高速にツールのプロトタイピング・利用が可能です。翻訳やスコアリングなど様々なリスト処理を気軽に試せます。


スプシディファイで多言語翻訳をやってみる

参考に、以前紹介した上記記事の多言語翻訳ツールを、スプシディファイで実行してみます。

  1. DifyでアプリとAPIキーを用意
    こちらの記事をご参考ください

  2. スプシディファイをChromeに無料インストール

  3. スプレッドシート上でスプシディファイのサイドパネルを開き、サインアップ

4. APIキーと入力範囲(翻訳元テキスト)と出力範囲(翻訳結果格納エリア)を指定

クラウド版以外のDifyをお使いの場合は、「詳細設定」よりURLを設定してください。ローカルで実行しているDify設定可能です。

5. 「実行」ボタンをクリック
これだけでリスト上のテキストに対してDifyの処理が実行され、まとめて翻訳されます。面倒なGAS作成の手間を省けるので、AI活用のハードルがグッと下がります。

プライバシー・情報セキュリティについて

スプシディファイはユーザーのデータや情報保護に注意を払っています。安心してお使いいただけるよう、プライバシーポリシーもご用意しています。詳しくはこちらをご覧ください。

ぜひ使ってみて、ご意見をお聞かせください

スプシディファイを使えば、Difyとの連携がとてもラクになります。まずはインストールして、その使い勝手を実際にお試しください。
「ここが使いづらい」「こんな機能が欲しい」などのフィードバックも大歓迎です!ご意見・ご要望はこちらからお寄せください
また、企業様のDify活用やAI研修等に関するご相談も承っております。上記のフォームからお寄せください。

今後は実行のスケジューリング機能やさらなるアップデートを予定しています。
私たちOuterBrainは、より多くの現場でAIが活用されることを目指しています。スプシディファイがその一歩となれば幸いです。

まずはインストールして、あなたの作業環境にAIをもっと気軽に取り込んでみてくださいね!
インストールはこちら

さらに詳しい使い方はこちら

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