
チートデーは破滅への第一歩【ダイエットで絶対やめた方がいいこと①】
私は過去2回、10kg以上のダイエットを達成したことがありますが、
2回とも同じ行動が原因でリバウンドしました。
チートデーが原因です。
▼失敗した理由
わかりやすくするためにチートデーと書きましたが、具体的には
『目標達成のご褒美に1日好きなものを好きなだけ食べていい日を設ける』
行為を指します。
1度目ののダイエットでは
①朝・昼はサラダや野菜ジュース、晩ごはんは好きなものを好きなだけ
②お菓子やジュースなど間食は控える
方法を実践していました。
さらに「痩せたら食べるぞ」と、コンビニやスーパーで買いためたお菓子
(クッキー、チョコレート、じゃがりこ、ポッキーetc…)を
箱パンパンに詰めてパントリーにしまっていました。
「チートデーで食欲を解放したら、次の日からまた食事制限すればいい」と
そのお菓子箱を心の支えに、日々頑張っていました。
いよいよ目標達成を達成した時、私はほとんど測定前のボクサーのような状態でした。
目先の数字を追いかけて水抜きをし、体も心も飢餓状態でした。
そして目標体重を達成したその日、欲求が爆発した私は
ご褒美BOXのお菓子をほとんど勢いで完食しました。
その瞬間、私が今まで積み上げたダイエットへの高い意識は崩壊しました。
そこからダイエット中の食生活に戻すことは不可能でした。
「目標体重まで痩せたし、多少食べる量を増やすだけなら大丈夫」と
サラダとゆで卵だけだった昼ごはんはスープも追加するようになり、
スープからチロルチョコ、チロルチョコからマドレーヌ、
マドレーヌからファミチキ、という具合に
再び好きなものを好きな時に食べる生活になりました。
ここでダイエットにおける割れ窓理論が発動します。
毎日欠かさずしていた運動も1日サボり2日サボり、
規則正しかった生活も不規則になり、、、
1年かけてゆっくりとリバウンドしていきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2度目のダイエットは厳密な糖質制限ダイエットでした。
フルーツや根菜など、糖質の高い食べ物も徹底的に避けていました。
1回目のダイエットの失敗に倣ってお菓子BOXは用意しませんでした。
しかし『目標達成したら新大久保に1日食べ歩きに行くぞ』と、
その日を目指して頑張っていました。
そしていざ目標達成した翌日、私は新大久保でチーズタッカンジョン、トッポギ、チュロス、チーズハットグ、パッピンスなど
ダイエット期間中SNSでチェックしてブックマークしていたお店をハシゴして食べ尽くしました。
そして例のごとくダムが決壊し、翌日からダイエット中の食生活に戻すことは不可能でした。
どれだけ強く「明日からダイエット中の食生活に戻そう」と心に誓っても、
チートデーの翌朝は魔法が消えたように、
ストイックにダイエットしていた頃の自分はいなくなります。
「朝だけは少しだけ好きなものを食べても大丈夫」
「朝食べちゃったから結局今日は昨日の延長戦だよ」
「明日からまた頑張ればいいじゃない」
と甘い考えが頭を支配し、それが1日2日と続き、、、、
たまに食欲コントロールできる日があっても
また自分の中に言い訳を見つけ出し、ズルズルと食べる日が始まります。
パーソナルトレーニングのトレーナーさんからも、
「チートデーはボディメイクに慣れたプロじゃないと難しい。
チートデーに失敗してリバウンドしている人は実際かなり多い」
という話を伺いました。
▼今すぐご褒美チートデーの予定は頭からなくす
まだ自分の中で食欲がコントロールできない自覚がある人は、
絶対にチートデーは設けない方がいいです。
チートデーをコントロールできるのは
・アスリートやダンサーなど、ボディメイクが仕事の一部の人
・YouTuberやインフルエンサーなど表に出る職業で、
周りを巻き込んで自分を制御しやすい環境下にいる人
・厳しい運動部に所属していて、食事制限に慣れている人
ぐらいだと思います。
私はチートデーと併せて、極端すぎる食事制限もやめました。
糖質制限時も最低1日おにぎり1個分の炭水化物は摂るようにしています。
過度な我慢は食への執着を煽り、何かのタイミングで爆発します。
爆食い動画でストレス発散もやめた方がいいです。
これに関しては別の記事でまとめられたらと思います。