SmartHRの営業になるまでのキャリア10年を振り返ってみた
SmartHRセールスの前田亮です。
今回の記事は、これまでの自身のキャリアの振り返りです。
これから先はずっと真面目な内容なので、冒頭に先日食べた富士丸ラーメンの写真を貼っておきます。脂ウメェ…
はじめに
一番の目的は自身のキャリアの棚卸しですが、私と同じように営業職でベンチャーへの転職を考えている方の参考になればという思いもあります。
また、いわゆる大手企業からベンチャーに転職してきた人間なので、同じような境遇の方。30歳を過ぎてからのベンチャーへの転職に不安を抱いている方。またSmartHRの営業職に興味がある方、選考が進んで入社を迷っている方にも読んでいただけたら嬉しいです。
とは言え、書いてみたら結構なボリュームになったので、まずは3行でまとめます。
・いわゆる大企業に新卒入社し、営業と人事を経験
・市場価値を高めるために大企業からベンチャーへ
・顧客に正しく価値を提供できる営業になるためにSmartHRへ
こんな感じのいち営業のキャリアの話です。
興味を持っていただけたら、この後も読んでいただけると幸いです。
自己紹介
東京都出身の32歳です。
2011年に大日本印刷(DNP)に新卒入社し、営業と人事として計8年半勤めました。
2019年に31歳でHR(人事)テクノロジーベンチャーに転職。SaaSのクロージングセールス経験を1年間積んだ後、2020年にSmartHRに入社しました。
特技は空手で、趣味はラーメン。二郎をこよなく愛しています。
竹原ピストルとTHA BLUE HERBのファンです。
ちなみに“ディーゼルノイ”というのは、学生時代に通っていたキックボクシングジムのタイ人トレーナーにつけてもらったニックネームです。詳しくはディーゼルノイ・チョータナスカンを参照。
いわゆる大企業を辞めた理由
自身の職歴について話すと、「何でDNP辞めたの?」とほぼ100%聞かれます。「何で辞めちゃったの?」というニュアンスで聞かれることも多いです。
実際、DNPはとてもいい会社です。就職人気企業ランキングでは毎年上位に入る会社で、採用ブランディングに微力ながら携わっていた身としてはそんな周囲の疑問が誇らしくもあります。また、私が営業として担当させていただいた取引先は日本人なら誰もが知っている有名企業で、大きな仕事に携われるのもやりがいでした。
それでも私が転職を考えたのは、
“もし仮に会社がなくなったり何かの理由で辞めることになったとき、サバイブしていけるビジネスパーソンになりたい”
という思いからでした。
20代で印刷会社の営業として専門性の高いスキルを習得してきた自負はあったものの、汎用性の高い営業スキルについては自信がありませんでした。
市場価値を高めたい。もっと言えば、今後のキャリアへの不安を払拭したかったというのが当時の正直な思いでした。
上のホワイトボードの内容を一緒に整理してくださったのは、スローガンアドバイザリーの赤井雄介さんです。別の機会に詳しく書きたいと思いますが、赤井さんはキャリアの棚卸しから職務経歴書の添削、面接対策まで、いつも的確なアドバイスで私の転職活動をサポートして下さいました。
SaaS業界のHRテクノロジーベンチャーに転職
1.市場価値の高いスキルを身に付けられる
2.成長市場
3.自分が携わる意義を見出せる事業
上記の3つを主軸に転職活動を始め、HRテクノロジーベンチャーに転職しました。
SaaSの新規営業:市場価値が今後ますます高まる職種
HRテクノロジー市場:市場成長性および自身のキャリアとの親和性
という選社軸との合致に加えて、最終的には経営陣の魅力で決めました。
在籍した期間は1年と決して長くはありませんでしたが、私にとってこの選択は無駄ではなかったと思っています。
・SaaSの新規営業
・大阪の新拠点の立ち上げ
・コロナ禍によるDX加速
これらの貴重な経験に加え、HRテクノロジーのSaaSという業界に身を置いてSmartHRの凄さを肌で感じられたことが、現在のキャリアに繋がっているためです。
業界内で感じたSmartHRの凄さ
同じ業界に身を置いたことで、SmartHRという会社の凄さを一層強く感じられました。SmartHRは、営業手法やマーケティング、採用など、あらゆるシーンで社内の話題にあがっていました。
その中で、私個人が感じたSmartHRの魅力は大きく2つありました。
1.顧客に選ばれ続けるシステム
私がSaaS業界を選んだ一番の理由は、選社軸として挙げた項目と合致していたことですが、顧客に正しく価値を提供し続けることで成立するビジネスモデルにも魅力を感じていました。
サブスクリプション型であるが故に、不要と判断されれば簡単に解約できてしまいます。その中でSmartHRの継続利用率は99.5%と驚異的でした。高い継続利用率は、まさしく顧客に選ばれ続けるシステムであることの証明です。
しかしながら、プロダクトの魅力だけではこの数字は到達しえません。
「組織としてどんな仕組みや手法でこの数字を作っているのだろう?」
そんな興味からSmartHRについて調べはじめました。
2.情報のオープンさ
調べてみると、SmartHRの情報はネット上のいたるところに転がっていました。
これは入社してから一層強く感じていることですが、SmartHRは偏執的なまでに情報がオープンな会社です。
会社紹介資料を覗けば会社の数字や組織構成、社員の等級分布や給与レンジまで載っており、営業やカスタマーサクセスの手法は現場社員からnoteなどで発信されています。ここまで情報を外部に公開している会社を私は他に知りません。入社エントリーを個人で発信している社員は私以外にも沢山いますし、会社としてもそれを奨励する文化が根付いています。
これら沢山の情報に触れていく中で、私の関心は組織戦術から組織文化へと広がり、SmartHRという会社への憧れは強くなっていきました。
SmartHRに転職
前職の経営方針の転換など様々なタイミングが重なって転職を決断し、ご縁があってSmartHRから内定をいただき、現在は営業(クロージングセールス)として働いています。
SmartHRに入ってからのことはまた別の記事で書きますが、一言でいうとめちゃくちゃ面白いです。入社前後のネガティブなギャップはなく、会社の成長スピードを肌で感じながら働けています。
私は採用に携わる立場ではありませんが、「SmartHRに興味あるんだけどどう?」と問われたら自信を持ってお薦めします。
営業職も募集中ですので、興味がある方はぜひエントリーしてみてください。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
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